気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

起きてください草壁さん 1

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「さて……ネタも切れたし 今日も俺の負けですね」

 

休みの日は寝ていたい草壁さんと、お出かけしたい彼氏の学臣。

あの手この手で彼女を起こそうとする彼氏は、彼女を外へ連れて行くことが出来るのか――(出来ない)。

もう本当にそれだけのお話。ゆるーく話が進むので和む。

 

寝ていたいと言いながらも、やってきた彼氏のネタに付き合う辺りは草壁さんの中で彼氏の占める割合大きいのでは。

たまに途中で寝落ちしたりもしてますけど。

お出かけしたい彼氏を布団の魔力でとらえて一緒に寝てる辺りは、幸せそうでしたけど。

 

彼氏も彼氏で、目覚まし用のプレゼンを色々やりつつ、最終的に負けても楽しそうと言いますか。

ネタの引き出し豊富だなぁ、とは思った。



誰が為にケモノは生きたいといった3

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「死ぬな。生きろ。お前達の命は――いや、誰の命であろうとも、一時の満足の為に、簡単に投げ捨てていい程に、安くも軽くもない」

 

指輪の示す方向へ向かうイオリ達。

目的の場所に近づいたかと思いきや、またそこでも騒動が起きて。

近隣の棄界人から『聖なる島』と呼ばれる場所が示されたものの――そこは既に他の罪人たちに占拠されていて。

 

その際に生じた争いで、現世人に憎しみを持つ少女カチヤとの出会い。

なぜか生じた、カチヤとタビタの決闘。

何とか協力体制を整え、島に乗り込み罪人たちと対決する事に。

あちこち展開を巻いている感じがあったので、薄々感じてはいましたが、3巻で完結だそうで。

 

本来ならもっと広げる構想もあったそうで、それはそれで興味はあったのですが、残念。

良い所で終わって続きがない、という事が無いように畳むときは畳めるように考えているというのは、多作の作家さんならでは、かなぁ。

次回作に期待。



インフィニット・デンドログラム8 遺された希望

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「全ての〈マスター〉は自分の意思で、自分がどうあるかを、自由に選ぶ」

 

凄い、主人公がちゃんと主人公してる←

WEB本編だと過去編とか色々はさんだりして、彼の出番ちょっと控えめになってるしなぁ。

この章だとまだメインを張ってる感じがしますね。

他のキャラの個性が強くて、それぞれに活躍の場面がある本編も好きですけどね。

今回は新しい舞台に移っての準備回って側面が強いですし、本格的に騒動を抑えに行く次以降が今から楽しみですねぇ。

 

仮面をつけた剣士の少女と鉢合わせて互いに「不審者」と零してましたが。

うん、どっちもどっちかな。

後にシルバーに同乗し、不審なものを見たと噂になっている辺り、相手の事は言えないと思うぞ……

とはいえ、順調に暗黒騎士感漂わせていたレイが装備に疑問を抱いたのは成長ですよ!

性能的にそう簡単に変えられない装備があるのが難点ですけどね!

 

つい最近発掘された遺跡で見つかったジョブにつこうと足を運んだら、その遺跡を目当てに動いていた他国の思惑とぶつかる事になる、と。

引きが強いにもほどがある。初心者狩り、フランクリンのゲームと何かとドライフの工作と縁があるよなレイ……スタート初日からだから仕方ないか。



魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画

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「次は、消す」

 

公式WEBで連載中作品の書籍化だとか。

WEBの方は未読。

タイトル見た時から「達也暗殺計画? 失敗するからやめとけよ……」とは思っていましたが。

達也を相手にするには、なにもかも足りなかったな、としか。

 

暗殺者の少女が、仕事の場面を達也に目撃されて始末しようとするというエピソードでしたが。

まぁ、当然四葉の知るところになって。文弥の教材にちょうどいいか、と黒羽に仕事が振られていました。

対処に奔走している文弥と殺し屋少女のやり取りがメインなのかなぁ。

 

本編前という事もあって、まだ文弥に至らない所があるのは、彼らしいかと思いました。

アンタッチャブルと呼ばれる四葉の人間の割に、達也に憧れていて自宅に押し掛けないように自省しているとか。ミーハーというか、何というか人間味が強い。

顧みるに、この段階で変わりなく完成されている達也の容赦なさよ……出自故仕方ないですが。



カルデアスクラップ 中谷作品集

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「カルデアはいつも吹雪いてるけど」

「ごく稀に晴れてきれいな星が見えるんだ」

「いつかマシュも見れるよ」

 

アプリFate Grand Orderの短編8つを収めた作品集。

表紙にもある通りロマニとマシュの交流模様が描かれる短編が一番好きかなぁ。

マシュがどんどん成長していく姿は、見ていて微笑ましいものがありました。

それを見守りながら、かつて見てしまった光景の為に立ち止まらずに歩み続けたロマニが、悲しい。

 

士郎と凛とセイバーの三人で過ごしてるエピソードとか、夢を見て迷うぐだ子の話を聞く孔明とオカンなアーチャーとか。

互いを知らない、暗殺者と聖杯の器の話とか。

有ったかもしれない断片。シリアスな場面もあり、笑える場面もあり。

中々好みの雰囲気にまとまっておりました。


GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン11(中)

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「――未熟だった。父の後を追うだけで、抜かしてもいない。その恥をもって、武蔵勢、貴殿達に問いたい」

言う。

「失うしかないと、そう思っている私を、救ってくれるだろうか」

 

1巻で提示されてから、ここまで長い旅でした。

ヴェストファーレン会議が幕を上げる事になりましたが……

まさかその会場に全裸が3人もいるとは思いませんでしたね……

ネタ要素が盛り盛りながら、格好いいいシーンが各所に見られて、このバランスが流石。

妖精女王がノーヒントで無茶ぶりしたりとか、テンション高い部分も多々ありましたが。

 

会議に至る前の武蔵勢と羽柴勢の交流も、武蔵のノリに振り回されているところありましたが、楽しかったですし。

大久保が竹中を意識しまくってる辺りは笑った。

オランダの全裸との交渉でも、良い所見せてくれましたしね。

途中、会計補佐がいつも通りのノリで圧かけてきてるのかと思ったら、ブラフで、終わった後に安堵していたのはちょい意外。

勢いで大久保に乗っかって謀反?とかしてたのに……うどん王国でちょっと懲りたか。

 

そして会議が進んでいって。安心と信頼の武蔵生徒会副会長よ……

講和会議で戦争に発展させ、不可能を可能にして来た。

「大丈夫です。――三河からこれまで、自分たちは、多くの国に安心を与えてきました」といえる神経の太さよ。

発言直後に周囲が静まり返ったようですしね。他国の代表から、笑う所かと聞かれてる辺りもうどうしようもない。

 

かつて王と姫がやった平行線の問答を、教皇総長と武蔵副会長がやっている場面とかも良かったですねぇ。

「どちらかが退くべきだ」「いえ、平行線です。――どちらも、共に行くべきなのです」ってところが特に好きです。

交渉が終わった後に、石田三成と「ああ、気にするな。そうすれば大丈夫だ」「そりゃ気にしなけば大丈夫ですよ!!」とかやってる辺り相変わらずですけどね……

今回新たに明らかになった事実とかもあり、未来への道筋が整ってきた感じ。このまま最終決戦かと思いきや、最後にまたキャラが増えて、騒ぎになりそうです。



放課後は、異世界喫茶でコーヒーを4

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「でも、僕は部外者じゃない。ひとつだけ――もしかしたら、ひとつだけ、僕はあの人たちと繋がっている。マッチ一本分の、小さな希望だけど」

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「たった一本のマッチでも、ときには爆発を起こせるもんさ。坊主に、それを灯す意思があるならね」

 

歌姫効果で人が増え、喧噪に包まれる街。

まぁ、深夜営業を開始して、それに合わせたサイクルで過ごしているユウを見るとあまりそんな感じもしませんが。

……歌姫効果から逃れたら、歌姫と鉢合わせるとか、ユウの引きの強さは相当だな……

1巻の頃から、コルレオーネとの縁があったりしたわけですし。

 

深夜営業になったことで、これまでとは違うお客さんが来て、この店に馴染んでいるのがいいですねぇ。

そこでできた繋がりがまた、ユウを助けてくれているわけですし。

深夜組のろくでなし同盟の様子も楽しそうで、和みました。ティセとコルレオーネさんの対面のところとか笑いましたし。

 

あとは、ノルトリが久しぶりに登場した感。まぁ、人の多さには負けるし、深夜営業時間に学生は来れないという真っ当な事情があったから仕方ない。

早起きして、気合で店まで来たけど、その後寝てしまったのがかわいい。ユウの内心がテンションMAXでちょっと引いたけど。

 

ユウが持っていた、歌姫たちとのつながり。

マッチ一本分の希望は確かに効果を発揮したわけですが……

ちょっとだけ、未来が怖くなりましたね。事情も分からずこの世界に来てしまったユウは、いつまでここに居られるんだろうか、という不安が。

後書きで作者的にシーズン2と言ってましたが。2に入ったからには、まだまだ続いてほしいものです。




衛宮さんちの今日のごはん3

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「私だけ仲間はずれなんて許さないんだから!」

「ん!? 助かります!!」

 

相変わらずの優しい世界……!                 

ご飯も美味しそうで、和みます。

衛宮宅が集会所みたいになっていて笑う。お料理マスターめ……

 

いやぁ、ここまで拘ってパパッと色々作れるのは凄い。

美味しく食べてくれる人が居るって言うのもあるでしょうし、性分に合ってるんでしょうねぇ。

自炊してますが、本当、自分しか食わないしいつもテキトーに調理してるからなぁ。

 

衛宮宅の大掃除に女性陣が協力して。

凛がことあるごとにアーチャーから色々言われていた注意事項を思い出して叫んでる場面に笑った。

凛と桜とセイバーが新都に買い物行く話とか、穏やかな日々に癒される……



はたらく魔王さま! 19

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「毎日、おにぎりを二百個食べてるよ」

千穂は、ごく自然に尋ね返していた。

「聞き間違いだよね」

「聞き間違いじゃないよ。二百個だよ」

 

こ、このヘタレ魔王……!

ちーちゃんへの返答を保留にしているばかりか、新しい爆弾を抱え込みやがって。

ついに想いを自覚した鈴乃は可愛かったです。

それはそれとして、魔王は本当にもう……最近ちーちゃんの方が活躍してるじゃないか!

ここまで引っ張っている以上、魔王が恋とかの答えを出すのは、決戦後とかもありうるのでは……

流石に答えを出さない程ヘタレではないと信じています。                     

 

後、鈴乃は……何というか、運が悪かったというか。

八方手を尽くして、仕事を遅らせていたのに昇進するとはこれいかに。

「仕事の進みが遅いのは、お前の位階が低いのも一因だろう。出世させるから励めよ」的な事を言われて昇進。

しかも、本来なら時間をかけて行う儀式なども緊急時だからと、かなり簡略化されて。

鈴乃の昇格によって、他の面々の工作も裏目に出たりとエンテイスラは大騒ぎ。

 

日本側もかなりの騒動になっていましたが……それが、アシエスが大飯ぐらいになったって言うものだから、言葉にすると、なんか気が抜けるな。

腹が満たされていないと、光を放ち周囲に被害が出るというあたり、こちらはこちらで危機的状況ではありました。

荒療治ながら、それを落ち着ける手を打ったのもちーちゃんで。この作品の主人公はちーちゃんだったんだな……みたいな気分。


はたらく魔王さま!19 (電撃文庫)
和ヶ原 聡司
KADOKAWA
2018-09-07


七つの魔剣が支配する

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「……貴殿の行く道に光あれ。その意思が斬り開く運命を、あまねく神仏よ寿ぎたもう。

そして願わくば――戦友の未来が、一振りの剣のように誇り高くあらんことを」

 

「天鏡のアルデラミン」の作者が送り新シリーズ。

キンバリー魔法学園。その名の通り、魔道を極めんとする若人が集う学園で、在学期間7年を無事に終えることが出来るのは8割との事。

2割が何がしかのトラブルに巻き込まれ発狂したり、消息不明になったりするそうですが……

先輩方のぶっ壊れ具合を見るに、絶対2割で済まないだろ、って気しかしない。

 

忘れ物を取りに夜の学校に入った時とか、運悪くトップクラスの危険人物と鉢合わせたりしてましたし。

いやこれ、オリバーとシェラが的確に時間を稼いだから生き延びただけで、ピート一人だったら、或いは他の生徒だったら目も当てられない事態になってたろ。

その二人にしたって新入生にしては頑張った、ってだけで他の先輩のフォローがなければ詰んでたしな……

かなり派手にやりあっても、魔法がある故か、内臓引きずり出されるような怪我をしても死者出なかったりするって言うのもあるんでしょうが。

 

物語の主軸となるだろう、6人の新入生。

それらを取り巻く学園や先輩たちの状況などが、いい感じに描かれていましたねぇ。

今回の事件でキーパーソンとなったカティ、彼女も騒動を通して成長してました。オリバーの危惧していたように、優しすぎる彼女はどこかで折れてしまうのでは、と思いましたが。

初っ端から、価値観を揺さぶる事件に出くわして、それでも奮起できるなら大丈夫だ、と思えました。

 

こんな感じで、他のキャラの掘り下げをしていく展開かと思いきや、最後に爆弾放り込んでくるんだもんなぁ。

新入生であっても、彼は既に魔術師だった。技量の問題ではなく、精神の在り方が。

6人の関係が、いつか壊れてしまうんだろうなぁ、と予兆が感じられて震えた。



プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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