気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

オーバーロード13 聖王国の聖騎士・下

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「本当に滑稽なことを書いて来るものだ。お前は魔導王陛下が亡くなられたということをどう思う?」

「まず間違いなく、絶対に、それ以外ないというぐらいの確率で超大嘘ですな」

 

かなり厚くなった大作ですねぇ。楽しく読みました。

帯の「遂に、アインズ死す」って文句を見た時は「うっそだー」と笑いましたが。

ジルクニフやリユロと言った、アインズを良く知る被害者達にも全く信じられてないことにさらに笑った。

八本指の面々が、バカに振り回されて苦悩し、連帯責任を恐れるがゆえに、仕事が滞っていればフォローし、体調を、精神状態を気遣うようになっている辺りも、必死さがうかがえますな……

 

とまぁ、アインズを知る面々は死ぬなどありえない、と思っても。

聖王国の人々からすればそれは分かりえない状況なわけで。

大群に包囲された状況下、アインズはヤルダバオトに備えるという名目で様子を見ていたが、途中から参戦し、亜人を蹴散らして評判を上げてましたが。

その後現れたヤルダバオトとメイド悪魔のチームとの激戦の果てに消息不明に。

 

……裏側知ってると茶番にもほどがありますが。

他国の王を招き、共倒れを狙ったとはいえ、ヤルダバオトが生きてる状況で、アインズに脱落されて、悩みが尽きない状況。

アインズとの戦いでヤルダバオトが負傷したタイミングで、北部の都市を奪還したい、という流れになり、アインズから弓を託されていたネイアがシズと潜入作戦をしたりしてましたが。

このネイア……防衛戦の中で、アインズこそが正義だという芯を自らの中に確率してしまって。

潜入作戦によってネイア自身も英雄の如く名を上げて。

 

……感銘を受けたアインズの生き様を語り、同志を増やし、シズが非公認ファンクラブとか零してましたが、そんな感じの団体を設立してるのには、感嘆の溜息しか出ないと言いますか。

……このエピソードの間で、ここまで変わろうとは予想できなかったな……あまりにキャラが変わりすぎたからって、巻末に二回目の紹介乗ってましたからね。

聖王国はかなりヤルダバオトに蹂躙されましたが、最後はアインズによって『魔皇ヤルダバオト』役の悪魔を撃破。

聖王国はひとまず目の前の危機からは脱したものの……中枢に毒が残ってるからなぁ。この後が、また大変なことになりそうな予感しかしませんが、どうなるやら。

 



オーバーロード12 聖王国の聖騎士・上

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「私だって弱ければ奪われる立場となる。だからこそ強さを求めるという事を忘れてはいけないのだ。自分と同程度の力を持つ存在はいるに違いない、と心に留めておかなくてはな」

 

聖王国というこれまでナザリックが手を出してこなかった国家が描かれていましたが。

それがノリノリのデミウルゴス……否、魔皇ヤルダバオトによる蹂躙になろうとは……これは、なんというか、もう本当にご愁傷様というか。

蹂躙される側の日常をしっかり描いて、持ち上げてから、叩き落すんだからもうただ蹴散らすよりも凄い迫力があるというか……

 

ジェットコースター的みたいな感じで、決して聖王国の人々は無能なわけではなく、しっかり自分達にできるだけの対策を練っていた。

けれど、ナザリックの戦力を相手取るには、全く足りないもので。

まぁ、初期からナザリックが過剰戦力なのは分かっていたことですが、それにしたって。

いい武器がある、とまさかあんな攻撃をしてくるとは予想していなかった、と言いますか。

 

これで心折れずに、他国に応援を求めに行ける強さはあるんですよね。

守るべきものを守れなかった聖騎士長ははかなり心が荒んで、危うい雰囲気になっていましたけど。

個人的に今回一番面白かったのは、アンデッドを忌み嫌う聖騎士たちが、アインズの支配下にあるエ=ランテルを訪れた辺りですかね。

 

「一日この都市で生活すれば危機感も麻痺して気にならなくなるとは思うが、まぁ、最初の一日が問題じゃな」とか入国管理官に言わしめる辺りは吹いた。

というか大森林のナーガだろ、アレ。予想外のところで再登場しててました。

アインズの恐怖を知っている、茶飲み友達の未亡人殿って、この間ドワーフのところで拾ってきたドラゴンなのでは……? とか思いましたが、どーなんだろう。

ドラゴンとナーガが茶飲み友達だったら笑えるというか、魔導国カオスすぎるな……

 

ヤルダバオトを退けたモモンの力を借りたい、と彼らはアインズの元にやって来たわけですが。

治安維持に尽力しているモモンは貸せない……だから私が行こう、とアインズが、単身乗り込むことに。アルベド達の脚本のようですが、単身他国に乗り込む王とは……

上下巻という事もあって、今回はアインズ無双は抑えめで、聖王国の描写が多めでしたね。

アインズの従者としてつけられた、ネイアが勘違いでどんどんアインズの評価を上げていく様子には笑えましたが……どこまで行くのかなぁ、彼女。



魔王の娘を嫁に田舎暮らしを始めたが、幸せになってはダメらしい。2

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「……お前は、なぜ笑っているのだ?」

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「なんででしょうね。なぜか、気分がいいようです」

 

人見知り改善の為に、田舎の村で生活を続けるアストリッド。

いくらか村人たちとも交流が出来るようになり、改善の兆しが見えたかと思いきや。

勇者アスマから、王都で厄介事に巻き込まれているので手助けしてほしいという手紙が来て。

 

女神の遺産が関わっているらしいので、無視は出来ないとカズキも考えていましたが。

お手伝いします、と燃えるアストリッドが目的地が調和勢の中でも一・二を争うくらい大きな町だと聞いた途端、心折れている場面には笑いました。

一朝一夕ではいかないでしょうが、これ、改善の余地あるのか……? 実際行ってみたら戸惑いながらも、満喫してましたけど。

いやまぁ、隣にカズキが居れば彼女どこでも幸せそうな感じはしますけどね……

 

前回登場していた、独特な商人少女レミィが意外と重要人物だったり、先代勇者の仲間から色々と気になる情報が聞けたりしてましたが。

カズキが持っている魔剣は元々先代勇者が持っていたものだとか。

魔王との戦いの中で、別の女神の遺産を見たとか言う情報も出てましたし。

戦友の忘れ形見だとか、女神の遺産を守れとカズキに命じたりだとか、魔王様かなり重要な情報抱え込んでると思うんですが、何故それを秘しているのかは気になるところです。

成長を見守っている、というのが一番近いのかなぁ、と思いますが、さてはて。



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ゆくゆくふたり

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「じゃあこれから頑張っていこっか お互い…」

「そっそうですね! お互い…一緒に」

 

もうなんというか、尊い……(語彙力)。

ピクシブ掲載時から読んでいて、書籍化するという事で迷わず購入。

いやぁ、もうこのカップルは可愛くて見ていて本当に頬が緩むというか、遠くから見守りたい感じがします。

 

はじまりとおわりに描き下ろしが加わっていて、いつでも幸せそうで良かったなぁ、という感じ。

4話のせまいまちが好きです。恋人と待ち合わせ中友人と出くわして「彼氏と待ち合わせ?」「ただの知り合い」と照れ隠しで答えて。

それを聞いた彼氏がすすけていたのが……そしてその話の最後、盛大に彼氏が居ることがバレて、もだえてるまるちゃんが可愛い。

 

大学生と高校生の彼氏彼女。

先輩が卒業する時に交際がスタートした、不慣れな二人の恋人模様が、本当もう……可愛い。

かなり癒されました。



本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部 神殿の巫女見習いⅡ

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「マイン、話せ。全てを正確に、嘘偽りなく、神に誓って述べろ」

「かしこまりました。カルステッド様。神に誓って嘘は申しません」

 

神殿に入ったことで、貴族からは逃れられなくなった。

その時に教養を身に着けているのといないのとでは大きな違いが出る、という事で。

側仕えを増員して、神官長から色々と教わったりしています。

ロジーナが久しぶりの楽器に感動して演奏し続け、周囲から不満が出たり、側仕えの仕事が出来ていないと齟齬があったりしましたが。

しっかりと言葉を交わし、ロジーナが意識を切り替えてくれて良かった。

 

少しはマインも成長しているのかなぁ、と思いきや。絵本を作ろうと、色々と動き始めて。

本に関わると暴走するのは、マインだからもうしょうがないんだろうなぁ。

まぁ、暴走するばっかりじゃなくて、ちゃんと周囲に利益も提供できているから、ついてきてくれる子も多いですけど。

孤児院の子供たちも、マインが料理の知識を提供したことで、彼女に対して好印象を持っているようですしねぇ。

 

神の恵みという神殿の習慣があるとはいえ、利益を出して、孤児院を救済したのは確かですし。……マイン自身は、「実のところマイン工房はかなり低賃金で子供まで労働をさせているブラック工房なのである」とか考えてましたが。

理不尽に虐げられていた彼らに救いの手を差し伸べたのはマインだけなんだから、そこはもうちょっと誇っても良いような……たとえ罪悪感にかられたくない、という始まりだとしても。

 

順調に進んでいるかと思いきや、神殿長はマインを敵視したままだし……

神殿に来た、騎士団からの協力依頼にマインが神官長と赴けば、平民の青色巫女見習いが気に食わない騎士から嫌がらせを受けてましたし。

貴族社会怖いな……青色としての扱いで、本当に良かった。ベンノに足向けて寝れないのでは。……今さらか。

 

エピローグでは、マインの魔力量に驚愕した神官長が、本来犯罪者に用いる記憶を覗く魔術具を使う場面が描かれていましたが。

現時点で、領主を上回る量の魔力とか。身食いとしてはありえない量とはこれまでも描かれてましたが、具体的に比較対象が出てきて。これは確かに貴族からは逃げられないだろうなぁ、という感じ。

 

マインの記憶に振り回された神官長が、頭痛の種を増やしながらもマインの価値を認めてくれて色々考え出したのでほっとしました。

少なくとも切り捨てられないだろうと、ここで描かれたのは大きい。貴族の横暴で振り回された後ですからね……

同調後のイラストで、神官長が固まっている感じがまたいい味出してました。



近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係2

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「ああ、煮るなり約也好きにしてくれ」

「こんがり焼いてあげる」

 

積読消化。

これを積読の山に埋めている間に新作がでて、そっちの感想は書いている辺り、読み切れる量を買え、と我ながら思いました(実行できるとはいってない)。

 

閑話休題。

幼馴染として一番近くにいた彼女からキスをされて。

戸惑いの中にある健一。同棲することとなった、里奈への感情も入り混じり、答えを返せずにズルズルと時間を過ごしていって。

 

これはまた格好悪いというか。由梨子は良く待っていてくれたよ、としか言えない。

距離を測り間違えているというか、自分の立ち位置が全く定まらずに、フラフラと八方美人な態度を取り続けている感じは、見ていて気分は良くない。

見かねた後輩の女子から指摘されるくらいには、迷いまくっていましたけど。

 

まぁ、これで里奈の方に振れたら鬼畜の所業も良い所ですが。

里奈との交流とかで、少し健一自身にも変化があって、ちゃんと答えを出せたのは、良かったんじゃないでしょうか。

由梨子は気苦労が耐えなそうとか、ちょっと思いましたが。幸いあれかし。



ナイツ&マジック7

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「小鬼族と呼ばれている者たちの、始まりを。あなたならば識っているのではありませんか? 小鬼族の王よ」

 

ボキューズ大森林へ乗り出した飛空船団は、未知の魔獣によって撤退。

皆を守るために奮戦したエルは命こそ助かったものの、取り残されてしまって。

……まぁ、ここに残ったのがエルと彼を信頼しきっているアディだったのは幸いだったことでしょう。

 

森に住まうエルたちの何倍も大きい、巨人族。

体躯が巨大なだけではなく、目がいくつもある、明らかにエルたちとは違う種族。幸いにして言葉は通じるようでしたが……

最初に見つけたのがエルたち出なかったら。もっと頭の固い誰かだったら、異形の化け物として血で血を洗う凄惨な戦いになってもおかしくなかったのでは。

 

まぁ、エルが色々と常識をぶち壊しまくったからこそ、こうして大森林へ赴くことが出来たわけですし、銀凰騎士団の面々だったら、交渉もできたのでは。

……幻晶騎士抜きで、巨人族の勇者と競り勝って交渉の卓についたエル程順調にはいかなかったでしょうけど。

 

そして巨人たちと交流を続ける中で、エルは色々とこの地の力関係やルールなどを学んでいますが……

資材が不足していようと彼のロボット狂いは止まらず。

扉得の解説で「きあわめて物資の乏しい状態で作られたために、下半身を丸ごとなくすという狂気的な設計方針が採用された」とか書かれている辺り、もうなんというか流石としか言えない。

ナイツ&マジック 7 (ヒーロー文庫)
天酒之瓢
主婦の友社
2017-03-25


プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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