気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

ディアスポラ1

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『どうして欲しい?』

「助けて! 奴等を倒して、俺たちを助けてっ!」

 

精霊に好かれた者のみが魔法を使える、そんな世界。

最も、何らかの事情があって精霊からの守護を失ってしまうと、魔法使えなくなってしまうようですけどねー。

例えば精霊に嫌われるような悪意に塗れた行動をするとか。

より高位の精霊だったら命じて守護を説かせたり、暴走した力の余波で精霊吹き飛ばしたりもできるようですけど。

 

魔法使いも、生まれてすぐに使いこなせるわけではなく、学校が各地にあるようで。

その中でも最高学府と呼ばれるアエミュルスの街に、とある少年クワンがやってきて。

守護精霊は望めば人型で姿を現すことも出来るようですが……彼はそれも出来ない状態で。故に、門番に止められていて。トラブルの気配を察知した、ユリウスというアエミュルスでも特殊な立ち位置に居る人気者に保護されていました。

 

ユリウスが人気者であるがゆえに、クワンを保護したことで絡まれてトラブルに発展したりしていましたが。

その中で、クワンがなぜアエミュルスに魔法学の基礎すら修めぬまま派遣されたのか。その原因が顕現したりしていました。

 

そしてクワンは魔法を制御できずに、被害も発生する事に。扱いきれぬ力を使った反動で意識を失って、本人に自覚がないのは不幸中の幸いかもしれませんが……

1巻からメインキャラに負わせるには重い物持ってきたなぁ、という様な感じ。

その結果としてユリウスとクワンはアエミュルスから追放されてますしねー。下手に絡まれても困るから、とユリウスが噂を流して追放させた、というのが正しいんですが。

 

ゼクロスというユリウスの腐れ縁のキャラも登場して同行してますが……この巻だけ見ると、ゼクロス割とロクでもないことしかしてないよな……

シリーズ後半の彼は結構好きなんですけどねー。

舞台としては地球ではあるんですが……「厄災」と呼ばれる原因不明の災害によって荒廃。

文化的に断絶しており、格言とかが間違って継承されているのが笑える。

 



魔物使いのもふもふ師弟生活2

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「新しい時代、か。それは僕も同じさ。弟子に教えられるとはね」

 

アレサを正式に弟子に迎え、ルリを加えた三人での生活。

そこにセシリアから謎の手紙が届いて。

本文に地名しか書いていないので、何の目的で送られてきた手紙かは分からない、という。

ただ、シンラは長い付き合いでもあるので、また何がしかが起きているのだろうと判断して、手紙で指定された場所を目指すことに。

 

赴いた先では魔物の境界襲撃事件なるものが起きていて。

村人たちはその対策に誰かを呼んでいたらしいですが……先に到着したらしいシンラ達がその救援と誤解されて。

事情を聴いて放っておけないと判断して、解決に動いたわけで。

教会が派遣した救援だったら、魔物は討伐されていたから、魔物使いとしては動かざるを得なかったという感じですけどね。

幸いにして、やってきたのはシンラの事を知っている相手で、下手な争いに発展しなかったのは幸いでした。

 

シンラの旧友シャルロッドは、十五年前の争いの時共に戦った仲間で。

今回は、ナギという少女の護衛として同道していたとのこと。

ある儀式をするために向かう場所があるという彼女たちと宿を同じくして……魔物嫌いだというナギと友達になろうとアイサが奮闘する一幕も。

 

翌朝、ナギ達を見送った直後、謎の手紙を送ってきたセシリアが接触してきて。

その話に寄ると何やらこの地域の魔物たちの動きが不振だ、と。中でも北にある遺跡が怪しい、とナギ達が向かった場所の名前を挙げて。

そうして向かった先でシンラ達は、十五年前の黒の災厄で見られた……瘴気に侵された獣と出くわして。

もはや殺すしかない、という彼らの前で、アイサが別の答えを見つけ出したのはちょっと都合よすぎかなぁ、と思わなくは無かったですけど。

過去の争いを止めた英雄たちの前で、そこから先に進める変化できるきっかけを彼らの弟子が見つけるという展開は、良いものだと思いました。

魔物使いのもふもふ師弟生活2 (HJ文庫)
無嶋樹了
ホビージャパン
2017-05-31


ホリミヤ11

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「いやいいけど……好きじゃないの?」

「好きだよ!!!」

「恥ずかしいセリフ言ってる自覚をしてくれ」

 

仙石宅に泊まっている男子たち。

本当仲いいな君ら……そして、交流が続く中で仙石は宮村に興味を持つように……

頑なに服を脱がない宮村の服の下に何があるのか、を気にしているみたいで。

眠ってる宮村の服をめくろうとしてる場面を井浦に見られて誤解されたりしてました。から廻っている感じが見ていて楽しい。

 

というか宮村は、隠しておきたい割にガードが緩すぎるからな……

石川に打ち明けてなかったら途中でバレてたろうなー。まぁ、なんだかんだで付き合い続いてきますし、バレたとしてもそれで離れてくって事は無いと思いますが。

 

そして表紙に居る石川と吉川のエピソードも。

石川が仙石と井浦に、吉川の事どう思っているのか話すシーンは微笑ましかった。

その後で吉川が石川の家にゲームやりにいって、お手伝いの矢代さんに遭遇。

「透くん変な事してたら奥様にいいますよ」「矢代さん帰ってきたからもーしねーよ」とかやり取りしてましたが。

それを聞いた吉川が動揺しまくって……もう早く付き合ってしまえよ、って感じですけども。

ホリミヤ(11) (Gファンタジーコミックス)
HERO
スクウェア・エニックス
2017-08-26


ノウ無し転生王の双界制覇

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「この世界でも、魔力が活性化した以上は、これからはどんどん魔法を使える人間が増えていく。文明的に魔法が必要だとか不必要だとかはかんけいなく、これからこの時代は、魔法というものを理解し、正しく使えるよう教育するのは重要だと思うんだが」

 

異界と接続する事で、魔法を使える人間が生まれるようになった世界。

魔法後進国である日本に生まれた黒陽練は、超一流の魔法使いになれると期待された神童…だった。

魔法の本場ブリタニアの姫を救った代償に、その才能をほとんど失い、魔法学院に通う事も出来なくなった。

 

それでも練は独学で勉強を続け、少ない魔力でも戦える技術を編み出していて。

才能を失ってから時が流れ……魔法技術学園高等部への入学が許可されることに。

そこで出来損ないが今更何をしに来た、と絡まれたりしてましたが。

練が編み出した技術が、才能に溺れた自称エリートな生徒くらいは蹴散らせるくらいのモノで。

 

絡んできた方にも問題があったとは思いますが。練の方も割と口が悪いからなぁ。

自分の知識欲が満たせればいい、みたいな部分があるから、トラブルの元になるのはある意味必然で。

才能を失ったはずの元神童が入学するってだけでもニュースなのに、練が過去に助けたお姫様が、あの時の恩を返さんと「娶られに来た」とか言い始めて傍に寄るものだから、注目の的ですよね……

 

練自身にも魔術の才能はあるみたいですが、さらに彼の中にはなぜか優れた魔法技術を持った初代ブリタニアの王の魂が同居していて。

彼に色々と教えてもらったりしては居たようですけれど。

……なんというか、盛りすぎな感じは否めない。



夜にとろける2

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「……うん わかった」

「そばにいるね」

 

WEB楽園で公開していた三組のカップル中心のストーリー。

「制服の恋人」47話。

『あまあま』でも登場していた愛ちゃんと、家庭教師だった先生のお話。

夏のある日、長袖長ズボンに日傘。日焼けしたくないといいつつ「先生のお誘いだから」と外に来ている愛ちゃん健気―。

途中の喫茶店に立ち寄ってますが、他のシリーズで出てた店ですねー。こういう遊び心は大好きです。

高校生になって、先生との距離感の変化に戸惑っているようですが……なんだかんだ幸せそうで何より、って感じですなー。年齢差はありますが、作中では一番健全なカップルなのでは。

 

「こいはやみ」69話。

2作が幸せそうなカップルですが、こちらは一転、まだまだ迷いの中にある少年少女の様子が描かれてますなー。

仲良し6人組の中からカップルが1組出来て。それで関係は変わってしまった。

早々にくっついた二人ではなく、残りの4人のお話がメインなんですよねー。

恋人になった小岩井と速水は、未だに一線を越えてないそうですが……初心だなぁ……別に他と競ってるわけじゃないんだから、ゆっくり行けばいいと思いますけどねー。

 

恋人同士になったことは祝福するけれど……思いが敗れた男女もまた確かにいて。

更には、その思い敗れた方の二人に気持ちを寄せてる、同性が好きな男女もいて。

想いの矢印が一方通行ばかりで、中々に危うい状況だったのでは、って感じですが。

思い敗れた二人も、いつまでも失恋を引きずらずに別の相手を探しに行ったりしてますが……それでさらっと相手を見つけてくるあたり大塚も要領良いな……

旭は中々ダメージを受けて、同性好きという事情を知ってるから、と鳥居の隣にいることを選んでました。

どんどん関係が変化していく中で、どこに着地するのかは読めないなぁ。

「夜にとろける」47話。Specialと、同じキャラが出てる「春の引力」も掲載。

同じバイト先の歳の差カップル。

一番進むところまで進んでる感じがします。

ひたすらに糖度高くていちゃついてばっかりなので、砂糖吐けそう。

いやまぁ、悩みが無いわけではないみたいですが……何とかなりそうな判り合いっぷりですからねー。幸せなのは良いことです。

夜にとろける 2
志摩時緒
白泉社
2017-08-31


セーブ&ロードのできる宿屋さん~カンスト転生者が宿屋で新人育成を始めたようです~4

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「……不思議じゃのう。貴様がまともなことを言えば言うほど、狂って見える」

 

完結巻らしいですよー。

WEBではここからも何章かエピソード重ねていますが……

元々担当さんとも「十一章までで終わらせよう」と、結びが綺麗な所で切ることで何となく合意してたとかなんとか。

アレクが目標にしていた「輝き」を捕まえ、彼女の事情を聴き、彼女が抱えていた問題を解決して、宿に戻ってきた。

確かにここで終わっていてもおかしくないくらい、まとまってるんですよねー。

WEB版のアレは後日談みたいなものだと思っております。

 

九章「アレクサンダーのいない日常」、十章「カグヤの語る英雄譚」、十一章「『月光』の英雄殺し」を収録。

アレクサンダーのいない日常は、タイトル通りアレクがいない「銀の狐亭」のエピソード。

アレクに勝てないと言わしめる実力者でもあるヨミが病気で倒れるというハプニングに、全員がまず「嘘だ」と思うあたり、訓練が行き届いてますな……

「嘘はつかないやつだ。(略)疑ったりしねーからな」「ヨミさんが風邪で倒れている」「は? 嘘だあ」という会話の流れは、お互い真面目だと分かって入るけれど、コントのようで笑えました。

 

その後、それぞれの事情があって、去って行った人々も「銀の狐亭」にやってきて。賑やかな一日を過ごしておりました。

いやぁ、楽しそうで何より。……途中、アレクの訓練で鍛えられすぎて、常識が揺らいでる人々が居ましたが。まぁ、うん、頑張れ……

 

そして、アレクは捕えた「輝き」から話を聞いて。

過去に会った事。そしてカグヤが、輝きが目的としていた事。

「あんたの目標を、俺は解決しない。あんたの目標なら、あんたが解決するべきだ」と輝きを焚き付けて、修行を開始する事に。

……輝きが修行内容の説明を聞き、他者の意見が足りないと改善策というか改悪策を授け……

ヨミが頭を抱え、ロレッタが顔を青ざめさせる恐怖の修行が完成しておりました。

 

確かに効率的では、あるでしょうね。受ける側の精神へのダメージは更に過酷なものへ進化しておりましたが。

一番最初にその過酷になった修行を受けることになったのが、提案した本人ですから、多分罰は下ったと思われます。えぇ。この後修行を受ける方々については……合掌。

最後の英雄の終着点も中々いい味出してて、楽しく読めました。



いわゆる天使の文化祭

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「……きみの考えてることくらい、分かるんだよ」

(略)

「私が半分、背負ってあげる。もし駄目だったら、一緒に落ち込もう」

 

文化祭目前のある日、生徒たちが登校するとそこには変なイラストが描かれた張り紙があちこちに張られていて。

目つきが悪いピンクの、ペンギンとも天使ともつかないそれ。

美術部には絵を描く天使、奇術同好会にはシルクハットから鳩を出す天使、とデザイン違いのものを何枚も。

その目的は不明なまま……天使はどんどん増殖していって。

そんな中で葉山君がまた厄介ごとに出くわしたりしていますけど……彼はなんだ、そういう星の元に生まれたのか。

 

変な張り紙を張るだけならいたずらとして笑ってみていられたけれど、HPの改ざんをしたり、科学準備室に侵入したりと、冗談で済まない様子になってきて。

食中毒騒ぎを起こす気かもしれない。犯人を文化祭までに捕まえるのは、簡単ではない。

葉山君はまた一人でグルグルと悩み……先生に相談して、飲食系の出し物を中止にするという方向に。

 

……クラスメイト達の努力を水泡に帰す報告をしたことに、かなり気落ちしていましたが……そこに柳瀬さんが来て彼に手を差し伸べて。

いや、格好いいなぁ、本当。そして、感極まった葉山君に抱き付かれて照れてる場面は可愛かった。いいキャラしてますね、本当。

 

各章AパートBパートがあって、視点が切り替わりますが……そこにも仕込みがして会って。すっかり騙されました。

「天使」事件の本当の目的は、実行者たちにとっては大切な……とても些細な願いで。こういう遊び心ある事件は、好きですねー。



精霊幻想記8 追憶の彼方

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「距離が離れていても、春人がどこに向かおうとしても、私は一緒にいる。だから、迷わないで、怖がらないで、自分で決めた道を進んで」

 

アマンドで発生した大量の魔物による襲撃。

リオが、戦力が不足するところへ的確に動いたので、規模の割に被害は最小限になったのではないかと。

リーゼロッテの屋敷に踏み込む想定ではなかったので、フローラの拉致現場に居合わせて救助に赴けたのは運が良かった。

最も拉致の実行犯がリオの追いかけていた宿敵で……相変わらずのゲス野郎だったのは運がいいのか悪いのか。逃げられてしまったのは中々の痛手ではありますよねー。

 

フローラがリオとルシウスの会話から、ハルトと名を偽っていた彼の正体に感づいたようですけれど。

指名手配を受けている、という事もありリオははぐらかす方向に。フローラが、自分達の行いを改めて突きつけらてへこんでいました。

更には、活躍したリオの噂を聞きつけてしまった勇者サカタヒロアキも嫉妬してくるという厄介な状況。

ヒロアキの噛ませ感は嫌いじゃないです。同時に早くそのプライドへし折られないかなーとも思ってはいますが。

 

前回戦闘シーンが多かったからか、今回は全体的に静かな印象ですね。

事後処理と、あちこちでの会話イベントばかりでしたし。

とはいえ、話が進んでいないかって言うとそうでもなく。

WEBとは違う形で情報が開示されたり、それぞれの把握している情報に変化が出てきてるがいいですねぇ。

 

前世持ちだという話も、各地で行われて。例えば、ラティーファが美春に、リーゼロッテがリオに打ち明ける、というのはかなり大きな違いですよねぇ。

勇者お披露目の夜会前に、これだけの変化が出てるとなれば、夜会本番そしてそこからの流れも当然変わるでしょう。

コレがどういう影響を与えるのか。復讐の道を選び、孤独になろうとするハルトを、どうか引き留めてあげて欲しいものです。

精霊幻想記 8.追憶の彼方 (HJ文庫)
北山結莉
ホビージャパン
2017-08-31


サイバーアーツ1 真紅の虚獣

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「あれ、そう? 違和感も消しておく?」

「だからなんでもかんでも感情をいじる方向にいくのやめてよ! 兄さんには倫理観ってものがないの!」

 

V2ウェアが普及し、どこでもVR空間にダイブできる世界。

主人公の樫尾ナジムはリアルでもヴァーチャルでも存在しないように扱われる極端に影が薄い存在で。

そんな彼を認識できるハッカーの少女が登場したことで、物語が加速していくという流れ。

 

ナジムの影が薄いのは、三年前に失踪した兄の仕業で。

かなり愉快な性格してるというか、傍から見ている分には凄いし楽しそうかもしれませんが……振り回される方はたまったものじゃないってヤツですな。

 

ヴァーチャル世界は便利なだけではなく、隠された脅威も存在して。

ペネトレーション・ビーイングと呼称されるウイルスが、あちこちのエリアを破壊したりV2ウェアまで浸食する事例もあるとかなんとか。

そして、V2ウェアを浸食された人々は眠ったまま起きなくなってしまう状況になっていて。

対策組織も設立されて動いてはいるようですが……ウイルスの発生要因も分からず対策も確立できていない状況。

 

ナジムは兄の工作によって、戦うためのデータを扱う事が出来たとかで、勧誘されてもいましたねー。

それに関して話を進めていた最中に敵の襲撃があって、大騒ぎになっておりましたが。

協力し合って何とか撃退。

 

世界観の説明をして、敵の存在を示して、戦闘して。次回以降に続く謎を残す。

作品の構成としては割と王道だと思うんですが、、何か乗り切れなかったと言いますか。作品の世界に入り込めなかった。残念。



インフィニット・デンドログラム2 不死の獣たち

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「お前が、あの光景を作ったというのなら」

(略)

「お前が、これからもそれを繰り返すというのなら……」

(略)

「俺はお前を――殺せるぞ」

 

闘技場がある街ギデオンに辿り着いたレイ。

ガルドランダ討伐報酬のアレコレでルーク、マリーと譲り合いの不毛な争いをしていましたが。

三人が三人とも自分の取り分の主張をしてるって、また特殊な状況ですが。まぁ、楽しそうで何よりです。

結局マリーが仕切って分配し、一部をパーティー共有で使おうという話に。デンドロ内の時間で三日後に改めて、と言って一時解散。

 

その後レイは、入手した装備の点検をしたり、ギデオンの散策をしたりしていますが。

ギデオンは闘技場がある以外にも、立地的に特徴があるとか。

東にある山岳地帯は隣国カルディナとの国境線で、そこを根城にする山賊が後を絶たなかった。

交易路として活用されているので、美味しい獲物が多い事。

そして国境近くであるため隣国を刺激することを恐れ、大規模な山狩りが行われない。

そうした環境の為、山賊が徒党を組むこともあり、冒険者が定期的に撃退していたようですが。

ある時から、腕利き二人が率いる山賊団が名を知られるように。その手口の残虐さは、筋金入りで。並大抵の冒険者が赴いても、殺され死体が送られてくるような状況。

 

レイがたまたまその事情を聞いてしまい、ゴゥズメイズ山賊団の元へ赴くことに。

ギデオンで知り合ったプレイヤー、ユーゴ達と共に。

しかしまぁ、ここでユーゴと出会ったのも運命的ではありますね。レイとユーゴ、どちらか片方だけだったらゴゥズメイズ山賊団に立ち向かう事は出来なかったでしょうし。

……最もその前に変なフラミンゴと遭遇したことは、あっち側の作意的なものですがねー。怪しい人からのもらい物を口にしちゃいけません。

 

山賊団の頭目二人はかなりの実力者だったようですが、レイとユーゴそれぞれのジョブ・エンブリオとの相性が悪かったために敗れ。

……死してなお、蠢いて襲ってくるとか往生際が悪すぎるというか。恐ろしいものを感じますがね。

それでも立ち向かっていくレイとネメシスのコンビは、主人公に相応しい格好いい姿でした。

裏側で、以前戦争をした敵国、ドライフ皇国が動いていて嫌な予感しかしませんけどね!



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