気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

平兵士は過去を夢見る8

ico_grade6_3

「もう観念するのじゃ、ジョン。ここまでお主はうまくやった。これからは、誰も歩いたことが無い道を共に行こう。その先にこそ、人類の生きる道がある。わしは、そう思うのじゃ」

 

前回、ジョンの記憶よりも早く、魔族による王都襲撃事件が発生しましたが。

これまでに彼が打っていた手のお蔭で、なんとかジョンの記憶にある時よりは被害を抑えることに成功していました。

魔族連中に反撃もできましたし、上々の成果ではあるでしょう。最も、警戒を強める結果になって今後がさらに大変になるって可能性もあるわけですが。

 

事情を知っているナコルルも、もっと積極的に動くべきだと提案。

ジョンはこれまで情報を伝える人を限定し、自分が動くのではなくナコルル達のような相手に動いてもらい、状況をコントロールしようとしていました。

下手に手を出しすぎて、ジョンの知る未来から外れてしまえば、以前と同じように誰が死ぬかもわからない闇の中を進むことになる。

それを恐れていたわけですが……まぁ、ここでナコルルが説得して、共に先に進もうと焚き付けてくれたのは良かったですねー。

 

ジョン一人で出来る事には限りがありますし、こうやってフォローしてくれる相手が居るならば、まだまだ大丈夫そうです。

ナコルルの研究に協力した、という功績をとっかかりに、ジョンはしっかりした地位を獲得し、人類の未来をより良い方向へ運ぶため、準備を進めていきます。

魔族対策のための軍団を新たに設立することとなり、ケルケイロがその大将に据えられ、ジョンは副官となることになりました。

ナコルルの研究を手伝ったという事になっているので、新しい発想を期待されての抜擢で、ちゃんと軍団を指揮できる副官もつけられてはいましたが。

 

そうやってジョンは魔族対策部隊の副官として準備を進めていましたが……

魔族側も一枚岩じゃなさそうといいますか。コールドスリープの技術を持っていたりと彼らは彼らでチートだなぁ。

目覚めたばかりで記憶が戻っていない少女が一人、フラフラと人の世に出てジョンと出会って、部下に加わったりしてますが……

メタ読みすると、あの子かなり高位の……というか下手すれば魔王そのものなのでは……

未覚醒の勇者まで拾ってきてますし、ジョンも気苦労が絶えないな……

しかし今回は伏線をまく回で、余り大きなイベントがありませんでした。

次回以降でどうジョンがどう動くかが気になるところです。爆弾抱えてますしね。

平兵士は過去を夢見る〈8〉
丘野 優
アルファポリス
2017-05-01


放課後は、異世界喫茶でコーヒーを

ico_grade6_3

「これってもう、手遅れじゃない?」

「知りません。あなた次第です。もっとも、諦めるならそれまででしょうけど」

 

魔法が実在する世界、そして魔法のアイテムなどが産出される『迷宮』を中心に発展した迷宮都市。

その外れには一軒の喫茶店があり、この世界で唯一コーヒーが飲むことの出来る店となっていた。

異世界召喚もの。剣と魔法の世界で、迷宮なんてそれっぽいものもありますが、そんなものには関わらず、ただ喫茶店を営むだけのお話。

 

訪れるお客様も、近隣にある魔術学園の少女とか、迷宮に潜る冒険者とか、変わった料理を出すという噂を聞いてやってきた美食家とか色々。

高校生で、実家の喫茶店を手伝っていた経験があるとはいえ、ただ一人で店を構えて、経営を続けるって言うのは並大抵じゃないと思いますがね……

まぁ、彼が店を営んでいるのは、彼なりの理由があるわけですが。

 

気が付いたら迷宮の中にいて、どうしてここにいるのかが分からなかった。

当然変える方法も判らず、保護してくれた人に助けてもらいながら喫茶店を営むことにして、実家の見慣れた喫茶店を可能な限り再現した。

そうして心を落ち着かせる場所を得て……今度はそこから動けなくなってしまった。

 

居場所を得て、そこから外に踏み出すことをしてこなかったので、この世界の常識を把握しきれておらず失敗もしてましたが。

彼が、これまで積み重ねてきた時間のすべてが無駄だったわけではない、と。

お客様の伝手を使ったりして、何とか最後は丸く収まったようで何よりでした。

ノルトリがダラーっとしてる場面が一番和んだので、あんな感じで穏やかな時間が過ごせるといいのですが。



カゲロウデイズ9

ico_grade6_2h

「…行くの?」

「――妹を心配すんのが兄貴の仕事だろ」

 

カゲロウデイズ、コミック版。

小説版とはまたかなり異なるルートを突っ走ってますねぇ。

アヤノがヒビヤ達に色々と事情を話して、過去の出来事が明らかになりましたが。

彼女は、アザミと接触し弟妹を守るために、マリーを消そうと試みて。

キド達はマリーを守ろうとしたために、道が分かれてしまったとか。

 

アヤノの父母が生きていた時。

キド達が迎え入れられて仲良くなっていく、過去の団欒のひと時が本当に楽しそうだから、それが失われてしまっているのは残念。

……そして、キドの死によって取り返すことすらできなくなった、というのがまた残酷な話で。

 

ヒビヤとヒヨリの事で、驚きの事実が明らかになったりしましたが。

BADENDルートまっしぐらって感じで、どんどん欠けていきますねぇ。

今の状況だと、次に危ないのはシンタローですかねぇ。

事情を知ってしまったし、犯人の近くに居るわけですし。



世界の終わりの世界録10 再来の英勇

ico_grade6_4

「これでようやくだ。ようやくお前に挑むところまでたどり着いた」

(略)

「お前がどれだけ世界を閉ざそうと、俺は、その未来を超えていく!」

 

シリーズ完結巻。

神聖都市に乗り込んだレンたちを迎えたのは、最悪の力を持った「三起源」。

誰も彼も厄介な能力持ちで、それが二体も残ってて、ラスボスも待っているのに、本当に10巻で終わるのか、とちょっと心配だったんですが。

よくこのページでアレだけの戦闘盛り込んだな、と大満足。

 

未だ行動を続ける始祖獣ネビュラ。

黄金の夜明けやエリエスに夏蕾、レスフレーゼまでも巻き込んで協力プレーで撃退。

……一度撃退したかと思ったら復活するんだから、しぶといにもほどがありましたけど。

特務騎士団の連中は、虚構精霊の暴走と三起源最後の一体と遭遇して壊滅状態に。

レンたち主人公チームに倒されることもなく、道中のハードルで脱落とは……何とも情けない。

一人放浪していた騎士王ゼルブライトが現れなかったら、壊滅どころではなく全滅になっていたでしょうけど。

……他のところがチームプレーで倒しているのに一人で勝利を掴み取ってる辺りあのオッサンの戦闘能力は桁外れですね。

 

黄金の夜明けとの交流を経て、ミスティは他の沈黙機関とは違う答えを出し。

そのミスティの姿を見て、フィオラもまた以前とは違う答えを出した。

レンの旅路も、黄金の夜明けの旅路も決して無駄じゃなかった、って言うのがいいですねー。

最後、新しい旅へ繰り出したレン達が楽しそうで、いいエンディングだったと思います。



自殺するには向かない季節

ico_grade6_3

「自殺するのに向いてる日ってあるのかよ」

「ある。自殺をするなら晴天のほうがいい。澄み切った青空の下でなくては、死ぬ甲斐がないだろう」

 

イラスト買いー。椎名さんの絵好きなんですよね。

高校生の永瀬は、ある朝同じクラスの生徒が列車に飛び込むところに遭遇してします。

なぜ列車に飛び込み自殺したのか。学校でいじめがあったとかなんとか色々噂は聞こえますが。

事件を目撃しただけではなく、その直前に自分がこぼした心無い一言が最後の日通しだったのではないか、と後悔していましたが。

 

それを聞いた友人の深井から「タイムスリップできる薬」なる怪しい物を渡されて。

本当に効果があるか分からない。あるいは毒かもしれない。そう思いながらもそれを実際に飲むんだから永瀬は永瀬でかなり歪んでますよね……

実際彼の家庭環境も中々に大変そうなものではありましたし。

 

で、その怪しい薬は本当にタイムスリップを引き起こして。

永瀬は余計な後悔を背負い込まないために、飛び込んだ女生徒……雨宮翼と関わり合いにならないように行動しようとしますが……失敗。

逆に目をつけられて、一緒に行動する時間が増えていくことに。

交流を続け、雨宮について知っていき、永瀬は雨宮と二人である行動を実行し……タイムスリップ以前とは異なる未来へ、たどり着いた、と。

自殺という負の要素を上手くラノベ的にまとめてる感じはしますねー。




絶対ナル孤独者 Sect.004 刺撃者

 ico_grade6_3h

「……だから、僕は、貴方の言葉を信じます。誰かの希望になれるように努力します。そうするためにはスウさん、あなたの力が……存在が必要なんです」

 

ルビーアイの組織への強行偵察、そこからの戦闘。

ミノルたちは何とか生き残ったものの、屈折者小村スウが意識不明の重体になってしまう。

かなりのダメージを負っていましたが……それで敵が手を休めてくれるはずもなく。

また新たなサードアイ寄生者が登場。

陸自の別隊がとある場所の調査に乗り出し……全滅。

 

一方でミノル達と交戦し言葉を交わした、リキタイザーにも何やら変化が生じていましたが。

……陸自の別隊を壊滅させたサードアイ寄生者は、ルビー側の人間でもないという不穏な情報が出てきて。

あちらも一枚岩ではない感じがしますが……厄介な能力持ちがそろってるんですよねぇ。

 

正直予想外だったのは、小村スウの意識回復が今回盛り込まれていた所ですねー。

1巻分くらいは眠り続けてるかと思いました。まぁ、意識が回復しただけで、まだ復帰は出来なそうな感じですけど。

それに伴ってミノルの防御殻の謎がまた増えていましたが……アレは結局どういう理屈で効果を発揮しているのやら。

 

別隊を襲ったサードアイ寄生者が、ミノルも襲撃し……一先ず敵が逃走してましたが、また複雑な効果を持った能力者と言いますか。

これまでの常識が通じない部分があるのは厄介ですね。コードネーム「刺撃者」と呼称されていましたが、ルビーもジェットも見境なしってあたりは恐ろしい。

正体も判らぬまま逃げられて、その上で目をつけられた感じがありますから、また引っ掻き回しに来そうだなぁ。

ルビーの組織だけでも難敵なのに、第三勢力まで出てくるとか状況が落ち着きそうにありませんねー。




食戟のソーマ25

ico_grade6_3

「お客相手は毎日が真剣勝負でしょ」

「こんなことできて当然っすよ」

 

ついに連隊食戟開幕。

幸平、一色、女木島が反逆者陣営の代表として戦っています。

一色先輩はこんな状況でもかなりマイペースに調理していましたが……相手が極星寮の面々を侮辱する言葉を吐き、キレてましたねぇ。

「本気で叩き潰そう」とか言い出してましたし。しかしまぁ、あの人予想以上に寮とそのメンバーに対して愛着持ってたんですねぇ。

 

紀ノ国と一色が幼なじみで、紀ノ国がかなり一色を意識している様子が見られましたね。

自分が練習して出来るようになった領域まであっという間に追いついてきた、とか。

席次は紀ノ国の方が上ではありましたが、それは一色が本気を出していなかったからだ、と。だから、次の試合も出てきて私と戦えとか言っていましたが。

一色先輩は、幸平に負けるから無理だねとばっさり。……これで幸平が負けていたら一色先輩立つ瀬なかったよな……

無事に勝ってたからこそ、格好つけた甲斐がある感じになってましたけど。

 

幸平に敗れた、紀ノ国。

彼女は、実直に教えられたことを吸収していく子ではあったけれど、そこ止まりであった、と。

一方でついに一色の本気の料理が披露されましたが、かなり独自性の強いというか、和食を軸ににんにくやらチーズやら、「新しいものが出来るならなんでもする」がモットーだそうで。

料理の方もかなり自由度高い人だったのか……とある意味で納得。

今回は無事に反逆者連合が全勝するという快挙を達成していましたが……この後が大変そうでもありますなー。



異世界食堂4

ico_grade6_3h

「……じいさんが言ってたんだ。『もし俺になんかあったら、お前に全部任せる。続けてもいいし、畳んでもいい。売っぱらってもいいが、できれば続けてくれや』ってさ」

 

ちょうど今アニメも放送している、人気作品。

個人的にも結構好みな作品ではありますが。

アニメがちょっと説明足りないのでは……? と思えてしまうのが辛い。

一話からアレッタを出したかった、というのは分かりますが、異世界食堂という場所についてよくわかっていない状況で、アレッタのエピソード展開してもなぁ……

後、書籍化・アニメ化とかでなろうの方の掲載ペース落ちてしまったのも残念に思ってはいます。好みは変わってないので、こうして新刊出たら買うんですけどねー。

 

閑話休題。

異世界食堂でのエピソードが重なるにつれて、どんどん客同士のつながりも広がってきた感じはありますねー。

1巻から登場していたメンチカツ2世こと、サラの亡くなっていたと思われていた従兄とサラが異世界食堂で再開したり。

そこに通い詰めている知人の行動を怪しんで後をつけて、顧客が増えた「チーズケーキ再び」なんて話もあります。

 

料理の研究を続けているエルフ、ファルダニアは取り替え子として生まれたために捨てられたエルフの子供を拾って、旅路を共にしたりしていますし。

客同士の交流の様子とかが結構好きです。『黒いの』がウェイトレスになってますが……余り登場する場面が無いので、改稿の意味とは……みたいな気分にはなりました。

異世界食堂 4 (ヒーロー文庫)
犬塚 惇平
主婦の友社
2017-06-30


ヴァニタスの手記3

 ico_grade6_3

「でもオレは あんたという人間には興味があります」

「あんたがやろうとしてること…その結末を見届けたい!」

 

仮面舞踏会での騒ぎも何とか幕。

ヴァニタスが消されそうになっていましたが……元老院の一員であるというルスヴン卿が登場して、仲裁。

ヴァニタスとノエを客人として迎える、と宣言し取り合えずひと段落していましたが……

 

その保護された先で、相手に喧嘩を売るんだからヴァニタスは本当に自分の欲求に素直というか手段を選ばないというか。

ノエの先生というのも未だに謎が多いですよね……かなり高位の相手らしいルスヴン卿も知っているほどの相手ではあるようです。

……ノエの先生はルスヴン卿をひどく嫌っているそうですが、それをルスヴン卿当人が笑って口にするもんだから、どういう関係なのか本当謎ですな……

 

舞踏会でのヴァニタスの主張を受けて、ノエは彼と付き合う上での立ち位置を決めたようですけれど。

当初から語られて居たように、これは終わりが約束されている話なわけで。

このデコボココンビが結構見ていて楽しいんですけれど、「手のひらからこぼれおちていったもの 護ることが出来なかった人達」がこれから描かれると思うと、ちょっと怖い。

 

吸血鬼の重鎮にヴァニタスが喧嘩を売って険悪になったと思ったら。  

また別の事件が起きていて、その調査に赴いた先で更に教会の対吸血鬼部隊なんてものとまで遭遇して。

彼らの人生は波乱に満ち溢れてますな、ホント……


ヴァニタスの手記(3) (ガンガンコミックスJOKER)
望月 淳
スクウェア・エニックス
2017-04-22


ワールド・イズ・コンティニュー2

ico_grade6_3

「だからね、三矢塚くん。あなたは希望になりなさい。わたしたち皆が『自壊死』しないために。皆が前に進むために」

 

1巻でレベル100という頂点に達して、その後どう続けるのやらと思っていたのですが。

レベル100になったことで閲覧できる情報が増える仕組みになっていたそうで。

いずこかへ消えた、と思われていた闘神の使徒たち。彼らは、レベル100になった後に新たな戦いの場へと赴いたそうで。

 

浩史たちが、その新たな地に踏み込むためには戦力が足りない。

という事で、仲間探しを行う事になったわけですが。

闘神マクナの領域には、浩史とハイシェンの二人発見できず、他の領域に探しに行ったりすることになるわけですが。

レベル100に到達してなお、浩史たちが探せるエリアに居る相手というのはそれぞれに訳ありだったりするんですよね。

そりゃあ、既に到達している人は先に進んでますよね……

 

新キャラが登場したりして、また騒がしく盛り上がっていましたが。

……俺達の旅はこれからだ、エンド。まぁ、一気にレベル100になったりと駆け足な感じはありましたが。残念。



livedoor プロフィール
アーカイブ
カテゴリー
最新コメント
記事検索