気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

蜘蛛ですが、なにか?1

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今は少しでも遠くに逃げる事を考える。

こうして私は、マイホームを追われることになった。

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

読み始めた時にはWEB未読だったんですが。気になったので、つい最新話まで読んじゃいました。WEBの方はクライマックス直前、と言う感じでいいタイミングだったのかな。

そもそもBOOKWALKERでコミカライズセールしててそっちから入ったんですが、コミックと小説では印象変わりますね。

 

転生するシーンとかイラスト付きだと大仰ですけど、書籍版4行ですからね。かなり圧縮されてる。

あと、書籍版だと別視点のエピソードが増えていて、世界観が補強されてる感じがしますね。コミック1巻で蜘蛛子追ってきた冒険者たちの幕間とかもありますし。

 

蜘蛛子の一人称視点のノリが微妙に合わなくて、コミカライズ先に読んでて良かったなーという感じ。アレで展開かキャラとか把握できてなかったら挫折したかも。慣れちゃえば面白いんですけどね。

 

普通に授業を受けていた学生と先生が、何がしかの異変に巻き込まれてクラス単位で転生。その中で、ダンジョン内の蜘蛛のモンスターとして目覚め、弱肉強食の世界で生き延びる事を誓った子の話ですね。

スモールレッサータラテクㇳという、ダンジョン内でも最弱に近い種族画こそ会ったものの、異世界知識入りの頭脳があれば罠を張ったり色々と工夫できるわけで。

強敵相手に勝利をおさめレベルアップしたり、勝てない相手を見極めて逃げたり。ダンジョンの過酷さに手を抜いてないのは良かったです。


蜘蛛ですが、なにか?4

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燃えるように生きて華のように散ってやろうじゃないの!!

 

虫系統のモンスターに比べると、中層のモンスターの絵面は目に優しいなぁ……。

溶岩のなか泳いで、火炎弾飛ばしてくるおっかない相手ではありますが。

おまけに、二体の地龍に続いて火竜にまで遭遇するんだから、蜘蛛子のエンカウント運バグってない?

 

蜘蛛子曰く、タツノオトシゴとナマズなモンスターは敵ではなくて、簡単に蹴散らしてますけど。

序盤の首を傾げているオトシゴとか、吸い込み攻撃失敗した後のナマズとか、つい笑っちゃう場面があって楽しい。

……まぁ、その後蜘蛛子に美味しく頂かれたんですけどね。世は非情。弱肉強食の世界なのだ……。

 

中層で戦った結果、さらなる進化の道が開けて。

小型種のままどんどんとスペック上げていきますねぇ。今回は称号を得ていた事もあって、なんか特殊ルート乗ったみたいですし。

2個目のヤバいスキル取得して、どんどん人外染みて来てるなー。いや元から蜘蛛ではあるんですけど。説明文の「神へ至らんとする」とか、判明してるだけでも厄ネタの気配しかしないんだよなぁ……。

 

とは言え、それらがあるからこそ彼女は戦って生き残り続けることが出来たわけで。

生き延びる事を考えると、選択は間違ってないんですよね。そして、「並列意思」という自分の意識を分裂させるスキルまで覚えて。

一人ノリツッコミは前々からしてましたけど、(実質)一人協力プレーまで出来るようになってどんどん隙が無くなってきますね。

 

そして、今回〈腐食攻撃〉を試していましたが……。

死に際の様子を見ると、彼女の元々の死因もこれによるものだったんじゃないか、という気がしてきますね。エフェクト同じだし。何があったんだろ。

蜘蛛ですが、なにか?3

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「やったぜ!!」

「やっちまったぜ!!」

(略)

「やってくれたぜ!!」

 

蜂の縄張りから離れたかと思えば、今度は猿の群れと戦う蜘蛛子。

中々に波乱万丈な生活してますよね……まぁ、ダンジョンの魔物に、そうそう安らぎの時間とかなさそうですけど。

強い魔物がわりといるって言うのもそうですが、弱い魔物は弱い魔物で毒持ちが多いそうですし。

 

既にある程度の数は倒しているが、敵はどんどんと増え。

しまいには上位種までやってくるんだから散々ですよね……それでも諦めずに戦い続ける蜘蛛子が強い。

というか、よくもこれだけの猿がいたなってくらいの軍勢だったんですが。食料とかどうしてたんだろ。

蜘蛛子の毒が効いたってことは、毒持ち食ってるわけじゃなさそうだし。こいつらもダンジョンの壁食えるタイプだったりするのだろうか。

集団戦できるなら、大物も狩れるだろうしそうやって群れの食料まかなってたりするのかな。

 

なんとか撃退し、中層への道も見つけていましたが……

驚くことに中層はマグマで満たされた、灼熱の地形であった。蜘蛛子の武器である糸が燃えるし、そもそも無視である蜘蛛子自身が火に弱い。

これまで彼女が戦ってこられたのは、巣を作り、自分に有利な状況を作ろうと奮闘してきたからで、そもそもが不利な環境にぶつかるとか、中々鬼仕様……。

 

対抗手段を増やすために、進化したり新しいスキルを取得してましたが。あからさまに怪しいものの、破格の性能のスキルを取得したときの一人ノリツッコミが楽しかったです。

「鑑定」スキルもレベルアップでどんどん有能になってますしねー。称号関連の情報が出てきたのは楽しい。

 

描き下ろしまんがで「もうひとりの「転生者」」というのが乗っていましたが。

蜘蛛子以外の転生者が、覚醒する話。蜘蛛子と同じく、人以外への転生でしたが……

あの卵の強度と、人がわざわざ確保して持ち帰っている辺り、ただのトカゲではなさそうなんですが。なに……?

蜘蛛ですが、なにか?2

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どうすれば生き残れるのか?

死にたくない

だから――――考える。

 

蛇と人間から逃げた先で、深い縦穴に落ちた蜘蛛子。

糸で壁に張り付いて、何事もなければ戻ることも出来たでしょうけど。

……そこは蜂型の魔物の巣窟になっていて。

攻撃から逃れるべく穴の底まで下りてみれば、さらに厄介な存在まで現れて。

 

龍までいるのか、このダンジョン。よくもまぁ、無事だな。色々と。

初回遭遇時には爪を振るって、目についた蛇を蹴散らしただけでしたけど。

ブレスまで出せるような存在がいて、ダンジョン良く原型保ってるなとは正直思います。

 

蜘蛛子も、スキルをいくつも覚えて、組み合わせて。

蜂相手ならそこそこ戦えていたんですが、龍の前には無力で。

上に素直に戻るルートは使えないことが判明し、素直に別ルートを探索し始めてましたが。

穴が予想より深かったのか、上層から下層まで落ちてしまっていて。

強力な魔物が多い層だと言いますが、この下に最下層まであるとかどうなってるんだこのダンジョン……。

 

新しくスキルを覚えて試そうとしてましたが。ささやき~が通じるって君は何歳だ……。

試行錯誤しつつ、妙に広いエリアに到達。

蜘蛛なんかになって、ただ一人ダンジョンをさすらって。ともすれば、どんどん暗くなっていきそうですけど、主人公が時々厨二感だしたり、コミカルな演出が入るのでスルスル読めますね。これは良いコミカライズ。

 

蜘蛛ですが、なにか?

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生きる 生きる為に食べる

この世界で蜘蛛として生きてやる

生き抜いてやる!!

 

なろう書籍化作品のコミカライズ。原作は未読。

BOOKWALKERでセールやってたので手を出してみたんですが、面白いですね、コレ。追々原作の方も読んでいきたいな……

 

教室で授業を受けていたはずが、異常事態に遭遇して死亡。

そして、いざ覚醒してみたら……なんとダンジョン内に生息する蜘蛛型のモンスターになっていて。

同族喰らいは当たり前だし、人間に見つかったら確実に殺される。

それでも生き抜いて見せると気合を見せる蜘蛛子が強くて、実に主人公しています。

 

まぁ、強いのメンタル部分だけで戦闘力的にはあくまで蜘蛛。

ダンジョン内には毒を吐く蛙とか、石化させてくるバジリスクなんかもいて。

正面からぶつかると厳しいので、罠を張ったり対策をとっているのは偉い。

一番強い武器が「拾った卵」だったのも中々笑える。

巣をつくり比較的安全な狩りをしていたものの、人間に焼き払われて逃げる羽目に。一回は沈むけど、そのあと切り替えられるのはいいですねー。

主人公からして蜘蛛だし。ダンジョン内に虫型モンスターいるして、虫大量出現のコマはうわって声でましたね。虫、得意なわけでも無いので……。画がつくとインパクト凄いな……。

川上稔短編集 パワーワードの尊い話がハッピーエンドで五本入り2

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電子専売の尊い話、第2弾!

個人的には1巻の方に好きな話が集まってたんですが、こちらもまた尊くて良かったです。


各話ごとの感想は下記。

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川上稔短編集 パワーワードの尊い話がハッピーエンドで五本入り1

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川上稔先生の短編ですよー!!

今回も電撃文庫BornDigitalとして、電子版のみ。

カクヨム連載『川上稔がフリースタイルで何かやってます。』で一時掲載していた作品をまとめたものです(ただし『最後に見るもの』は2020111日時点で掲載中)。

短編集1~2巻は「ハッピーエンドのラブコメ」でしたが、今回は「ハッピーエンドな尊い話」。尊ければいいので、現代だろうとファンタジー世界だろうと何でもアリアリなのは強い。

 

個人的なイチオシは『ひめたるもの』。フリスタは不定期に掲載作品が出し入れされてるんですが、消えるタイミングを失念してて再読しそこねたんですよね……。いつでも読めるようになって嬉しい。

尊い話12だと1の方が好きな話多かったですけど、2も面白かったので是非読んでください!


各話ごとの感想は下記。


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魔物を従える“帝印”を持つ転生賢者~かつての魔法と従魔でひっそり最強の冒険者になる~1

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「……殿下、どうか私のような、弱い民をお救い下さい」

 

WEB未読。

帝国の皇子として生まれたルディス。

血統に連なる者として“帝印”と呼ばれる人や竜などを従える印を持っていたが……ルディスのものは魔物しか従えられなかった。

人類と相容れない忌むべき存在と考えられている魔物を従える、とあって魔王の落胤と恐れられ封じられた。

 

後に魔法の知識を認められ、学院で賢者の位を認められるくらいにまでなったとか。

しかし、皇帝である父と後を継いだ兄が、領土欲しさに戦争を続け重税を課した事で国土は荒廃。

彼らが倒れた後、民の恨みを買いたくないという理由で他の候補が責任を逃れようとして、ルディスは帝位を継ぐことに。

彼は善政を敷いたようですが、それまでの傷跡は深く最後には民に弑される結果に。抵抗しようと思えばできたものを、民の決断を受け入れたんですから最後まで「王」であったようには思います。

 

……というのが序章の話。

殺された筈のルディスは、なぜか遠い未来で記憶を所持したまま転生。

一介の農民の子供であったが、外の世界を知るために冒険者となるべく村を出て。

皇帝時代に従えていて、最期に付き合わせるわけにはいかないと解散させたかつての従魔と再会する事に。

 

従魔も、現世の知識には疎いながらも、能力的には協力で二人で協力して学びながら冒険者らしく戦う日々。

あまりにも長い時間が流れたため、かつての従魔たちも全てが生きているわけはなく。別離の涙と、再会の喜びがある作品。

改行の癖とか文章の長さとか、WEB発作品っぽいなーとは思いました。


ロクでなし魔術講師と禁忌教典18

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「ふふっ、先生、そうでしょう? だったら……先生が憧れて目指した道は……決して無意味じゃなかったんですよ。素晴らしく価値があった道なんです」

 

イグナイト卿の反乱を辛くも撃退したものの、敵の攻め手は止まず。

王都を落とされただけならまだしも、手口がエグい。蘇った英雄、剣姫エリエーテが守護する戦力や城壁を斬り捨てて、死者の兵団に襲わせて戦力補充とか鬼かよ。

“正義”のジャティスが暗躍して、敵の拠点や下位の構成員をつぶしていたそうなので、今回の騒動を超えさえすれば、長き戦いに終止符が打てそうですけど。

 

敵の次の標的はフェジテ。

残存兵力を集めて、力を合わせて対抗策を練っているパートは面白かったです。

一方で、敵の計画が最終段階に進んだことでセリカが記憶を取り戻して行動を開始。

手紙を残し、グレンたちに別れを告げる事に。

大切な家族と守るべき生徒たち。その狭間で揺れ動いていたグレンが、想像以上に教師になっていたな……と言う感じで胸が熱くなりましたね。

 

最後には、成長した生徒たちに背中を押されてセリカの下へ向かって。

しかしそこに《大導師》フェロード=ぺリフが現れて。彼の仕込みが明らかになっていましたが……。

アリシア3世が気付いた、かの王家に仕込まれていた呪いの話とか。彼の行動のアレコレだとかが明かされましたが。随分と、おぞましい敵だな……。

禁忌教典の事なんかも情報が出てきましたが、規模が大きすぎて呑み込めてない。

打つ手がなく一旦は逃げる事となっていましたが。ついにそこの情報が出てくるのか、と言う感じで次が楽しみになる感じでしたね。本当にクライマックスって感じだ……。

暇人、魔王の姿で異世界へ 時々チートなぶらり旅3

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「……手紙が届くのが、随分と遅かったみたいだ。文句は配達人に言ってくれ」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。WEB未読。

王国での問題を(力技で)解決し、次の大陸に向かう事となったカイヴォンとリュエ。

リュエが船酔いするというハプニングがあったものの、道中では釣りや料理をして他の乗客と交流したり、楽しそうで何よりです。

こういうのを見ていると、リュエがあの山から離れられて良かったなぁ、と思うんですよね。

 

SSランクとしての権限もあり、たまたまギルドを訪問していた領主と顔を合わせたり。

意外と話が通じる人で、彼の良く通う店へと連れて行ってもらったり。

中々いいスタートを切れたかなぁ、と思ったところでカイヴォンとリュエは何か引っ掛かりを覚える美女と出会う。

気がかりだったために、情報収集も兼ねてしばらくその街に滞在していましたが。

 

この二人はスペックが常軌を逸しているから、大概のトラブルサクッと解決できるのでテンポ良くて読みやすいですね本当。

でも、お互いを大事にしすぎていて「相手に何かあったら街ごと滅ぼす」と口にするし、実際可能なのが恐ろしいですけど。

 

この街に縛り付けられていたグランドマザーと、カイヴォンがしっかり向き合って開放の手助けをしていたのは良かったです。

その後、彼女を慕う人々とカイヴォンが決闘騒ぎをしていたのも、笑えて好き。

今回、特に笑ったのはアイド嬢の護衛にたいして強権発動したシーンでしたが。「ほら、ばっちこい!」じゃないんだよなぁ。


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ちゃか

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