気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

異世界迷宮の最深部を目指そう13

ico_grade6_3

「よし! これから臨死体験を繰り返してもらうよ! たぶん、これが一番早いと思う!」

「ちょっと聞いただけで帰りたくなってきたんだが……」

 

ジークと別れた後のライナーの物語。

フーズヤースに残った彼は、ラスティアラの密命を受けて、『ティアラ様の血』を集めることに。もっとも、エピソード開始時点でほぼ終了していて、最後の一人を確保しに行く所まで到達していたんですが。

 

フェーデルトは相変わらず暗躍しているし、ラスティアラも目的を定めて暴走しているようなものだし、おっかないにも程がある。

さらには、ライナーの前にティアラを名乗る少女が現れ、彼を揺さぶる。復活を望んでいない事、力をラスティアラではなくライナーに継承してほしい等々。

活動時間に制限がある中でライナーに特訓を付けてくれたりして、実際にそれは成果を挙げていましたが。

 

読みながらずっと「ライナー、よく胃に穴開かないな……」と思っていました。うん、強くなってそれでも上が居て。振り回されまくっている彼には、もっと幸せになってほしいと思いました。

P112ページの「どうして、あんなになるまで放っておいたんだ」と言う台詞は、うん本当にね……としか言えない。

ラスティアラ主導の再誕の儀式。想定通り横やりが入り、トラブルが大きくなり、想定外の介入も生じて。よくまぁ、渡り切ったものです。

想いは通じて、そして継がれた。なんかすごく最終回、みたいな感じですが。ノスフィーを筆頭にまだ障害は多く、むしろこれからこそが、残った謎を解き明かす核心に迫るエピソードだそうで。どうしてでしょうね、今から怖い。


処刑少女の生きる道3 鉄砂の檻

ico_grade6_3h

「私は、誰かに私みたいになって欲しいだなんて思わないわ。それは導師だってそうだった。だって、そうでしょう。人を殺すのが、処刑人の存在意義だもの」

(略)

「誰かに人を殺して欲しいなんて、思わないわ」

 

塩の剣を目指して旅を続けるメノウとアカリ。

しかし、砂漠には大規模な盗賊団が巣食っていて、お約束のようにアカリが攫われる。

メノウが救助していましたが、そこで面識のある修道女サハラを発見、回収する。

片腕を義手に置換した彼女は、メノウに自らの殺害を依頼してきて。

 

東部開拓領域では四大人災の【器】に動きがあったり、【魔】とマノンも嬉々として先行して混沌を生み出してますし。

そもそも、砂漠で攫われた事をアカリが知らなかったというのが、ヤバい。

2巻でも差異は生じていましたが、どんどんとズレて来ていると言うか。本当に限界まで来ている感じがしますねぇ。

今回メノウの教典に異変が生じてましたが……仮にこの状況で書き換えると、持ち越しなのかな、アレ。ここから更に【時】で巻き戻したら、世界崩壊しかねない気がしますが。

 

例によって、メノウが行動を起こしアカリはお留守番。モモが、バックアップという体制を取っていましたが。モモが独断でアカリに接触。

かつて導師の修道院に居たというサハラの登場によって、モモの過去もいくらか明らかになりましたが。サハラがちょっかい出してるとはいえ、破壊特化モンスター呼ばわりされてるのも納得というか。

センパイ第一主義を極めているからなぁ、モモ。彼女とアカリの接触が、果たしてどう作用するでしょうか。続きが気になるところ。

 

とはいえ今回は、アカリの事情よりはメノウの背景の方が主軸だった感じ。

彼女の過去の事ですとか、内包している【白】。漂白されたという事実と、導師の教導によって生まれた処刑人としての彼女。

メノウと対峙したサハラの在り方。帯の文句『貴女に、なりたい。貴女に、なれない』が的確ですが。

憧れて、なりたいものがあって。でもなれなくて。足掻き続けた一人の、たどり着いた果てが悲しい。

いよいよ導師もやってきそうですし、続きが気になるけれど、怖い……



探偵はもう、死んでいる。2

ico_grade6_3
『大丈夫。一応策は施してあるから、万に一つ助かるよ』

「万に一つしか助からないのか、俺は」

『ジョークだってば』

 

全てを見通す探偵が残した、過去からのメッセージ。

1巻ではカットされた三年間の一部。探偵と助手が一緒に行動していた時の思い出。

シェスタ、ヒロイン力高いですね……これは強い。まぁ、それ以上に主人公力の方が強くて、だからこそ誰よりも早く駆け抜けて去っていってしまったんでしょうけど。

 

助手だった君彦が忘れてしまっていた事。

かつての事件で紡がれた、未来の話。SPESは本当に手を変え品を変え事件を起こしていたんだな、と言いますか。

思った以上に厄ネタの宝庫だった感じが凄い。よくもまぁ、これと頻繁に遭遇して生き延びてたな。シェスタに振り回されながらも、彼自身も強かに育って、いいコンビだったんだなと言うのが伝わってくる過去編でありました。

このメッセージを受けて4人がこの後どう動くのか。3巻で描かれるだろう決断が、少し楽しみ。


青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない

ico_grade6_3h
「他人の気持ちを知れば、自分の気持ちだって変わるんだよ」

 

大学生編、開幕。

飲み会で交流してるのが、うんうん大学生だねと言うか。

相変わらずスマホ持ってないんですね……同じくスマホ持ってない女子大生とか、新キャラもちらほら。美東さんのキャラわりと好きですね。

今回は顔見世というか新しい環境を見せてくる感じで、全体的に大人しかった印象。

同じ大学に進んでいて、麻衣の恋人と周知されて。実際要所でいちゃついてるのが良かったですね。P121で「距離感が自然」と称されてましたが。二人ともほどよくリラックスしてる感じがして、和むんですよね。

 

いやまぁ、例によって思春期症候群には遭遇するし、今回の症状も中々に闇って感じではありましたけど。

迷えるシンガーこと、天然系アイドルの卯月。咲太と同じ学科に通う大学生になっていて。いつも通りの彼女を貫いてはいましたが。ある日から、空気を読んだ行動をするようになって。

 

グループから卒業者も出て、残りのメンバーでの活動を続けていく中で齟齬も生じたりして。自分が笑われていた事や、夢の遠さを突き付けられて。

どれもあり得るというか、分かるから痛いんだよなぁ……卯月は、今まで見えていなかったそれらを痛感させられたんだから、尚更辛かった事でしょう。

 

咲太が彼女の近くに居て、異常に気付いて。話を聞いてくれたり励ましたりしているのには、ほっとしましたね。

自分の居場所を見つめ直し、改めて走り出した彼女の未来に幸あれ。

そして最後、咲太の前にまーた新キャラが出て来たというか。名前だけは触れられてましたが。厄介そうな気配がするぞ……


時の夢Ⅱ no-seen flower短編総集編 感想5

ico_grade6_4

2020年2月コミティアで頒布された『時の夢Ⅱ』感想、第5弾。完結ですよ!
今回は現代パロディ「学園Babel」時空の『月の白さを知りてまどろむ』。
そして『監獄学校にて門番を』と『Unnamed Memory』のおまけと書き下ろしについてですー。
長い戦いもついに終わる……私は何と戦っていたんでしょうね……自分か。
感想は下記。続きを読む

時の夢Ⅱ no-seen flower短編総集編 感想4

ico_grade6_4

 

分割第四弾でーす。今回は現代パロディの『学園Babel』時空の『Unnamed Memory』、『Babel』、『Rotted-S』の感想。

そして、なんとなんと四分割してなお収まらなかったので、第五弾がありますー。なにをしているんだ。楽しかったです。

ネタバレ注意―。まぁ、パロディ時空なんでそこまで気にしなくてもって範囲ではありますが。

続きを読む

時の夢Ⅱ no-seen flower短編総集編 感想3

ico_grade6_4


分割感想、今回は『Rotted-S』と『月の白さを知りてまどろむ』まで。
なんと今回2項目だけ! ……いや、どっちも好きすぎで文字数がですね? 
2項目しかないのにどうしてか、2000字を突破していてですね。
通常の記事が5001000程度で書いているので分割です……分割4個で終わるかな!?
ネタバレ注意。続きを読む

時の夢Ⅱ no-seen flower短編総集編 感想2

ico_grade6_4


長文になったので分割。
今回は『Unnamed Memory』(消滅史)から、『Fal-reisia』、『Babel』まで。いや、感想書いてるのが楽しくなってきましてね。これ四分割くらい行きそうな勢いですね? 例によってネタバレ注意ですー。

続きを読む

最近読んで面白かったなろう小説

タイトル通り、最近読んだなろう小説のオススメ。
とりあえず5作品ほど。


近未来のVRMMOモノ。
クソゲー中心にプレイしていた主人公が、ちょっと燃え尽きて、神ゲーに手を出す話。
プレイヤースキルも活用して、ユニークシナリオ攻略したりもしていますが。
リアル技能でチートとかではなく、しっかり作り込まれた世界で、ちゃんとゲームをしてると言いますか。
主人公はそこそこスペック高いけど、彼以上のプロゲーマーもいるし、彼以上の廃人プレイヤーもいる。その辺りのさじ加減が上手だと思います。
神ゲー「シャングリラ・フロンティア」の他に、リアルでのイベントがあったり、定期的にクソゲーネタが浮上して来たりして、緩急もあって楽しいです。
というか、作中のクソゲーがネタ度高くてちょっと楽しそうなんですよね……

同じく、近未来VRMMOモノ。
現実で実践的な武術を修めた師範が、弟子に勧められてゲームを開始するという感じ。
こちらはキーワードにリアルチートが入っている通り、主人公がリアル技術で無双する感じ。
最前線プレイヤーとの決闘に勝ち、ボスエネミーを蹴散らして。
自ら道を切り開き、死闘を求めてガンガン進んでいく。
あそこまで振り切っていると、清々しいですね。敵に回したくないわぁ。
でも、戦いを求めながら力に溺れず、自らを律している

3、『ガチャを回すだけの簡単なお仕事』著:二ツ樹五輪(*´∀`*)
事故に巻き込まれ死に瀕したところを、神様に助けられて。
その神様の使徒として、働かされることになったサラリーマンの話。
成果を上げれば神様の権能によって帰還の術が見つかるかも、という事で行動を開始するわけなんですが。
救ったのは、ガチャの神様。つまりその権能は、ガチャ。
タイトルにある通り、ガチャを回し続ける話ですね! 最もそのガチャを回すためのチケットは、ダンジョンを探索しないとゲットできないんですが。
食事がほしければ、より良い住環境が欲しければ。ガチャの為にダンジョンアタックせよ、と。
そして裸一貫が、そのままの意味だからな……脳内でイメージしてはならない。
思ったよりも神様界隈がぐちゃぐちゃしてそうと言うか、厄ネタが秘められてそうで、今後の展開が楽しみな作品。

著:新嶋紀陽
電撃大王でコミカライズを見て、気になったので原作を読みに行った作品。
何百年も、他人の身体を乗っ取る事で生きながらえて来た魔術師が、瀕死の剣士を見つけて新しい身体とした。
身体をもらい受ける代わりに、旅の仲間である少女を守るという条件付き。
そしていざ少女に会ってみれば、彼女は早々に別人であることを見抜き、青年を取り戻すべく魔術師と交渉をして。
魔術師は、口も悪いし態度も悪い。けれど抜けている部分も多く人間味があるし、ある意味で純粋極まりない。彼らの旅路

著:今際之キワミ
鋏や糸みたいな、裁縫道具に魔力を遠し扱う、裁縫術を父から継いだカルロ。
ある日、冤罪を着せられ殺されそうになった所に魔物の少女ルヴィオが現れて。
彼女の抱えていた問題をカルロが解決し、快復した彼女に危機を救われた。
カルロに懐いたルヴィオは、定期的に彼の下を訪れて。
そこから彼女の同僚を始め、魔物の国との縁ができて、仕事を依頼される事に。
カルロはあくまで善良な職人で、非戦闘員ですが。自分に出来る事を完遂しようとする姿は、好ましいです。

天才王子の赤字国家再生術~そうだ、売国しよう~6

ico_grade6_3h

「さあどうだ、ウェイン・サレマ・アルバレスト! 船、人、技術、そして歴史! これらを前にして、貴殿は私に賭けるだけの価値を見いだすか!?」

 

ソルジェスト王国との一戦に勝利し、港の一部使用権を得たウェインたち。

しかし、選聖侯と戦ったという事実や、ウェインの名が良くも悪くも響くようになったために警戒され、交易を断られて。

せっかく得た港を活用できずにいるところに、トルチェイラ王女が大陸南方にある海洋国家への紹介、という話を持ってきて。

 

いやぁ、ソルジェスト王家強かですねホント。グリュエール王が良い性格していて結構好きです。

ウェインも傑物ですけど、青い部分もあるんだなと言うのを実感する。……アレでまだ成長の余地残してるとか怖いわぁ。そりゃ他国も警戒するわ。

 

そしていざパトゥーラに辿り着いてみたら、トラブルに巻き込まれてウェインは投獄される羽目に。

獄中にあっても動じずに自分を貫いて、良い待遇を勝ち取っている辺りには笑いました。

しっかりと手を打って早々に脱出している辺りも流石。その過程で、重要人物を保護して。

優秀な兄が居たために凡庸とみなされていた弟王子。いやはや、未熟ではあれど交渉してウェインを引きずりこんだ辺りとかは、中々の手腕だと思いましたよ。

追い込まれている状況ゆえに、政治家としてよりはギャンブラーみたいなイメージがありますが。見事乗り切ってましたし、今後に期待ができそうです。

 

日常回を書こうとしたものの、筆が乗らず本編を進行させたそうですが。

ニニムの水着挿絵を織り込んできたのはグッジョブ。

しかし、相変わらず西方諸国からの横やりがあったり、今度は帝国の方で動きがありそうだったりと、穏やかな時間は遠そうですねぇ。


プロフィール

ちゃか

 新刊・既刊問わず、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。コメント歓迎。ただし、悪質と判断したものは削除する場合があります。当サイトはリンクフリーです。ご連絡等はコメントかメッセージよりお願いします。

メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ