気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

ディアティア2 マイディア

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「睦子は気付かなかったかもしれないけど 俺はずっと睦子を頼りにしてたんだよ」
「え……」
「睦子がいてくれるだけで」
「いつも 元気出てたよ」
「大事なこと言わない人!」


彼女作らないと評判だった成田と恋人になった桐ケ谷。
他の人からの視線が少し変わったり、今まで告白してきた女性の数聞いてもやもやしたりと、恋してちょっと嫉妬しているところというか、感情もてあましているところか可愛いんじゃないですか。
初々しい感じがいいんじゃないかと。

デートに行ったりと順調にイベントこなしていますね。
桐ケ谷はクラスメイトの女子にからかわれたり、成田は成田でクラスの男子に「のろけうぜぇ」とか言われたりとおおよそ順調。
豪雨で濡れて、桐ケ谷家にお邪魔したりもしてますねー。
・・・男の濡れ鼠な姿って誰得なのか。

本当についさっきまで
寝暗くて 申し訳ない気持ちでいたはずなのに
途方に暮れるほど 好きだと思う人ができたんだ


ただ、幸せそうな二人を見ているとうっかり忘れそうですけど、成田家の爆弾は健在なわけで。
携帯チェック入るとか恐ろしいわ・・・持って行っても、持って行かなくても罠が待っているとか・・・
2話手伝ってくれたという友人から「秋人に赤ちゃん用の割れない食器買えって言っといて」といわれるわけです。
作者さんは「こんなに胸に迫る訴えは初めてなので読み返してあげて下さい」とかいってましたが。
・・・しかし再び割れる皿・・・大変だな・・・

成田はクラスメイト男子にも、母親保留してよく付き合えるなとか言われてましたけど。
実際そんな感じで、ちょっと気落ちしているようですねー。
それでもしっかりと向き合って支えになってくれる彼女がいるんだから、少しずつ進めてはいるんじゃないかなーと言う感じ。

ディアティア2 マイディア
かずまこを
白泉社
2013-01-31

ディアティア

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いつも いつも 真っ直ぐ目を見れずに
どれだけ とりこぼしてきただろう 
桐ケ谷は目をそらさないから まつげに跳ねる雫がよく見える
ああ 俺の指はちゃんと 女の子の涙を拭えるんだ


「女の子の涙が苦手だ」と思う男子、成田。
彼は結構モテて告白されたりしています。全て断ってますけど。
で、ある日振った女子の友人、桐ケ谷が「どうして彼女たちじゃいけなかったのか」と成田に接触してくる。

成田は家庭に問題を抱えていて、それで臆病になっている部分が多いよなー。
鬱屈せずに、世に飽きずに、学校に通ってるあたりは偉いなーと言う感じですけど。
その問題に向き合うことも恐れて、ただ現状を維持し続けているだけ。

で、成田にちょっかい駆けだした女子、桐ケ谷もなんだかんだで不器用ですよね。
お似合いなんじゃないかな。
成田が弱さを持っている分、女子の方に強さが寄っている印象ですけど。 

問題が特に解決したわけじゃないんですけど、大切なものに触れたい、と一歩踏み出せたのはよかったんじゃないですかねー。
その調子で、問題とも向き合って何とかできればいいけど、アレ根が深そうだからなぁ。
付き合いだしてからの「マイディア」っていう最後のエピソードが甘かったから、そのまま幸せになれればいいんじゃないかなー。 

ディアティア
かずまこを
白泉社
2011-05-31
 

パラサイトブラッド RPGルールブック

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世界観とか設定がやたら似ているので気になって調べてみたら、名称変わってますけど、実質的な『デモンパラサイト』の2nd Edition らしいですねー。
『デモンパラサイト』からは大体8年くらいたっている世界のようです。
ただ、通称『目覚めの日』という事件が起きて、それ以来置かれている状況とかが代わってきているようです。
そのあたりの事情を反映して、データとかも変更入ってるようですし。

後は、PCたちの所属する組織にも変更が入っているのか。
セラフィムは健在のようですけど、より規模の大きい組織としてD.U.S.Tというものが結成されたようです。
変身ヒーローものっていうコンセプトは変わらず。そして、服の損傷設定も健在で、物によっては全損するのも生きてますね。

基本ルルブとして掲載されている、「悪魔共生体」のタイプも変わってますねー。
粒子を操りアイテムの作成や、心身の高速化ができるセルティス。
毒素を放つ、動物専用のジャベリン。
前はサプリで追加されてた、射撃能力特化のアルバレストが基本で掲載されます。
増えてるのはこの3つですか。
逆に『デモンパラサイト』とは違って、削られているのは、ファランクスとショーテルの2つ。まぁ、サプリとかで掲載されてるんじゃないかなーと予想。
炎のクレイモア、獣人のヴォージェ、氷のブリガンダイン、雷のカラドボルグ、回復のモリオン、記憶操作や人形を操るウォーコイトは変わらず。

基本ルルブとして、6レベルまでのデータを掲載。
で、パラサイトブラッドって変身「ヒーロー」ものなんですよね。それを表現としての「ヒーロースタンス」っていう1シナリオ1回だけ特別な効果を得られる要素が追加されてますねー。
あとは、血を交換することで血の絆を結び、「ブラッドリンク」というグループを形成できるようになっているみたいです。これは世界が少し変質した結果、のようですけど。

サンプルシナリオで掲載されているのは『銀髪の悪魔』。


デモンパラサイト 上級ルールブック

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デモンパラサイトの上級ルールブック。
射撃戦闘特化の「アルバレスト」
電撃を操り肉弾戦闘特化の動物専用タイプ「バルディッシュ」
の2種類が新しく追加されています。
また、基本ルールブックでは6レベルまでだった成長パターンが、全クラス10レベルまで成長できるように。

PCが所属する組織、セラフィムが作ったアイテムとかも追加されていますね。
変身しても数回なら耐えられる素材で作られたスーツとか、特製のマントとかが購入できるようになったのはよろしいことなんじゃないかと。

追加されているのはそれだけじゃなくて、普通は1体だけの共生生物を、2対共生させる「デュアルパラサイト」のルール。
生きている武器を扱える「アームドパラサイト」のルール。車両を乗りこなして戦闘する「車両戦闘」ルールが追加されています。

で、今回追加されたルールを少し取り入れたサンプルシナリオ『父と娘』も掲載。


デモンパラサイト

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変身ダークヒーローRPG、だそうですよ。
悪魔寄生体に寄生された"悪魔憑き"を演じて、同じ"悪魔憑き"を倒していく、という設定。
人の意志を残している"悪魔憑き"は〈マイト〉、「衝動」に従うものが〈ヴィシャス〉と呼ばれる。害をなす存在である〈ヴィシャス〉を倒していくのが基本ですねー。

"悪魔憑き"と言われているのは、わけがある。
その力を行使するとき、人は異形の悪魔のような姿へと変身する。
共生している"悪魔寄生体"のタイプによって、例えば身体能力が強化されるとか、回復能力があるとか色々パターンがあります。
そして、そのタイプごとに変身後の姿には差異があって、変身すると「着ている服は全損する」っていうタイプもあるので、中々ロールプレイが大変そうというか、ネタにはなりそう。

寄生体の力によって代謝やらも上がっていて、食事によって体力回復するルールだったり、睡眠のルールだったりもあって、中々面白い。睡眠のルールがあるのは見たことありますが、食事が特殊効果を持った料理アイテムとかそういう形以外でルール持っているのはなかなかないような。
あとは、寄生体は生物にとり憑くので、人間以外に動物にとり憑いたりもするそうです。
寄生体のタイプには、人間専用だったり動物専用のものだったり、どちらも選べるものもあったりと色々。
基本ルルブでは、人間専用が4つ、動物専用が1つ、どちらでも選べるのが3つの合計8つのタイプが掲載されています。

白兵戦に長け、炎熱を操る「クレイモア」
肉弾戦闘特化の獣人「ヴォージェ」
水や冷気を操る防御特化型「ブリガンダイン」
風を操りトリッキーかつスピードあふれる行動をとれる「ファランクス」
探索に秀で幻覚も操れる動物専用の「ショーテル」
電撃を操る遠距離型の「カラドボルグ」
光を操る能力と回復やサポート能力をもつ「モリオン」
感情や記憶操作ができたり、人形と呼ばれる特殊な個体を操作する能力、磁力を操る能力など、特殊な能力を持つ「ウォーコイト」

色々とタイプがあって、変身時の服の損傷具合とかも変わってくるので、中々面白そうかなー。
あとは、成長に関して、一風変わった「特殊能力チャート」がありますねー。
スタート地点は一緒なんですけど、偶数クラスに上がるときに、パターンが分かれる。
Lv2に上がるときには『2-1』か『2-2』から一つを選んで、そっちのチャートを進んでいく、と言う形ですね、。

終焉世界の天災姫2

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「あと、この際だから、言っておく。別に誰かを守ろうとすることは構わない。それで誰かを殺すことになっても別にどうでもいい。それは不動の責任になるから。……でも」
彼女は不動を睨み見据える。
「誰かを守って死のうなんて考えないで。……死んだら、もう誰も守れない。それを理解して。不動が死んだら、誰がヒナや明花を守る?」


1巻は割と楽しく読んでいたんですが、失速したかなーという印象。
不動がつまらなくなっていたなぁ、という感じで。
前回は研究所に入り込んだときハッタリつかったりとか、いろいろやっていたのに、今回は結構視野狭くなっているじゃないですか。
後書きにあったけどもう満月が主人公でいいんじゃないだろうか。 

人とか禍獣とかを操ることのできる武装が盗まれてパニック・・・
以前事件起こしているんだから、とっとと処分してしまえばよかったのに。
10年前と今回とで毎回盗まれて、事件起こされているんだから、もうちょっと学習しろといいたい。
何やっているんだか。
それだけ強力な機能付けるんだったら、認証をもっとハードなものにして、誰かの一族じゃないと使えないとかそういう制限つけるとかやりようはなかったんだろうか。
研究用といっても、実際悪用できるんだったらプロテクトは必要だろうに。
世界が終りかけている状態なのに、自爆で滅亡するとか笑い話にもならんと思うけどなぁ。
自爆というか自業自得?

今回は敵が誰かすごくわかりやすかったから、どーにも冗長に感じて。
目的というか正体はちょっと驚き合ったけど、それだけじゃちょっと足りないよなぁ、という感じ。
不動がうだうだ悩んでいるし。戦闘はパッとしないし、で敵の正体しか驚きとかそういうのがないのはパンチが足りないというか。

宇美の武器の能力が明らかになったり、なんかラスボスっぽいキャラが出てきたりと、そろそろ終わるかなというような展開。
1巻の勢い続いてくれてたら惜しいかなーと思うんですが、興味が、どこに着地させるのかなーという方向に移りだしたな。次の巻出たら買いますけど、それ以降続くようだったら…考えるかなぁ。


召喚主は家出猫 1 喚ばれてみれば最前線

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あいつは、この世界が『居場所』だと言っていた。
『居場所』ってのは、どんな意味だろう?
自分がいる場所、自分が否定されない場所……いや、それだけじゃない。
自分を認めてくれて、必要とされて、頼りにされる場所。
そこは、きっと最高に楽しい場所に違いない……誰もが、そんな場所を望んでいる……そう……俺だって……。


何があっても大丈夫なように、サバイバル用の道具を持ち歩き、知識の収集にも余念がない主人公。
彼には、2年前に行方不明になった幼馴染みの少女がいた。
ある日、彼は、彼女の手によって異世界に召喚されるが、そこは魔法が存在する世界で、行方不明になっていた少女がなにやら高位の魔法使いになっていて。

科学の代わりに、魔法によって生活を支えている世界。
電卓の代わりに、暗算が得意になる計算魔法があったり。
醸造技術の代わりに醸造魔法があってそれでワイン作ってるとか。
生活に根差した実務魔法っていうのが結構存在しているようですねー。
代わりに、とでもいいますか、戦闘に使えるような高火力の魔法は無いようで。
火球をぶつけることはできても、城塞は破壊できない程度だとかなんとか。
だからこそ、そういった魔法を使える少女の待遇は良いみたいですけどねー。

オカルトに傾倒して、自分で異世界に飛んじゃったっていうのがまたとんでもないというか。
現代世界で魔法が使えるって言ってもそりゃあ確かにちょっと頭の心配されたりはするでしょうなぁ。
その経験は大変なものだったんだろうけど、召喚した果てに戦争に巻き込むとか。
いや、少女のせいではなくて、国の置かれている状況的に戦端が切られる間近ではあったからしょうがないと言えばしょうがないけど。

キャラクターも、ストーリーも、おおよそ想像がついてその範囲に収まっているというか。
主人公が、いくら備えていたからといって、異常事態に対峙した時に落ち着きすぎているのが腑に落ちないのも多少はありますが・・・
全体的には、いつもの鷹見さんな感じ。
不利な陣営が、持っている手札を工夫して強力な相手と戦って行くところとか。
戦争やら戦闘やらやっているはずなのに、どこか緊張感が足りないのは1巻だからなのかどうか。
魔法要素がいつもと違うところですが、おおよその方向は変わらず。
嫌いじゃないですけど、もうひと押し何か欲しい。


グランクレストRPG ルールブック2

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グランクレストRPGのルールブック第2版。
魔法と特技のレベル的には10レベルまで、ですかね。
つまりこれがあってなお、この間の高レベルリプレイのデータ再現することはかなわないわけで。
新しいシステムですよーと力を入れているのは分かるけど、だからこそ、低レベルリプレイも出してくれないかなぁ、とか思うんですがね。
未熟なロードが成長していく物語とか、王道ですよね。その辺はもう小説版で賄うつもりなのかなーって思ってたんですが…
今回追加されたシステムで明らかになりましたけど、 フラッグ出せたってことは、戦記の主人公とか少なくとも5レベル以上じゃないですかー。

さて、今回も色々と追加されています。
とりあえず、10のスタイルが追加。ロードとメイジに3つ、 アーティストだけ4つ。
ロードの新スタイルは、弓矢を用いた遠距離攻撃ができる「アーチャー」、乗騎に聖印の力を与える「キュヴァリアー」、癒しと強化の力を持つ「メサイア」。
メイジの新スタイルは、錬成魔法を使いアイテムの扱いに長ける「アルケミスト」、静動魔法という力学を操るという「サイキック」、召喚魔法を得意とする「サモナー」。
アルケミストの新スタイルは、自らの肉体を調律し武器に合わせた達人の身体とする「アームズ」、自らの身体を炎などに変化させ四代元素のいずれかを以て戦う「エーテル」、強力な投影体に成り切ることで力を得る「レイヤー」。
レイヤーは、英雄になり切る「レイヤー:ヒロイック」と龍になり切る「レイヤー:ドラゴン」の2種が掲載されてますなー。

ロードにも遠距離攻撃とか、回復系のスタイルが来たりして、戦略の幅というか、選択の幅が広がったのは良い事かなーと思いますけど。
キュヴァリアーの偉業特技の「王騎奮迅の印」とか使ってみたいなー。
 後は、「ルルブ1」掲載のスタイルについても2~3の特技が追加されてましたねー。使用に5レベル以上とか、10レベル以上とか制限付いているのもありましたけど。その分強力ですよね。

小説版でも登場していた「フラッグ」についてもルールが掲載されました。
ロードが自らの信念を確固たるものとした時に出現する、聖印の力を発現し味方に与えるという強力なもの。
キャラクターレベルが5レベル以上とか色々条件ありますが、 実際使うと爽快なんじゃないだろうか。

あとは特徴としては、グランクレストの舞台、アトラタン大陸にある災厄の一つ、「魔境」について色々と要素が出てきたのもありますかね。
これであなたも「魔境」が作れる、遊べる! という感じでデータ追加されていましたし。
他のゲームでいうダンジョンみたいな要素が強いかなー、と思いましたが。

グランクレストRPGルールブック 2 (富士見ドラゴンブック)
矢野俊策/チーム・バレルロール
KADOKAWA/富士見書房
2014-01-18

アリアンロッド2E・リプレイ・オーバーキル ピアニィの不思議なオルゴール

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緑谷:デスダンジョンの名手、関根さんが協力しているですと!?(笑)
きくたけ:下手したら……いや、下手しなくても死人が出る可能性がありますな。
GM:でもでも、関根さんのダンジョンが本当に怖いのって、本人がGMするときでしょ。今回のGMは私だから大丈夫!
きくたけ:よけいに恐ろしいわ!(一同爆笑)
鈴吹:デスダンジョンと殺意が合わさり、最凶になりそうだ(笑)。


大竹さんが関根ダンジョン用いたシナリオのGMするとか、冗談じゃなく、「お礼参り」なにおいがしますよ!。
関根ダンジョンは殺意と混ぜちゃいけません! みたいな。
まぁ、GMもPLも楽しんでたので、いい意味でのお礼にはなったようですけど。

さておき本編。
サガ・シリーズは終わったけど、アルディオン大陸はまだあるし、という事で、アルディオンが舞台のリプレイ。
とはいうものの、時間的にはピアニィがアヴァロンにいってるころになるんですがねー。
大竹さんが演じたPCと縁があるキャラクターたちが、それぞれの盗まれた「大切なもの」を探しに行くリプレイ。

で、PLが大竹みゆさんと縁のあるGM。
無印の菊池たけしのハンドアウトのコネクションはピアニィ。
エチュードの緑谷明澄のコネクションはユファ。
ゲッタウェイの藤井忍にはリージュ。
イェーガーの鈴吹太朗にはチャイ。
それぞれがGMしたシリーズで、大竹さんが演じていたキャラクターの関係があるキャラにしよう、という意図があったようですねー。

第一話「ただ、貴方に逢いたくて」。第二話「人魚のオルゴール」が掲載。
一話で、コネクションある人の大切なものを探しに行って、2話は、その探しに行った先で見つけたアイテムに関わる話。
ピアニィの盗まれた大切なものが、あー、はいはい。と生暖かい目になりそうな感じでした。

デスダンジョンの名手が作り上げたダンジョンをGMがどう作中に登場させたかと言うと・・・

「愛する娘へ贈る 第一〇三試作ダンジョン」。


ちょっと待て! 何やってるの、ティナ様。
まず、ナンバリングからして少なくてもあと102個は試作ダンジョンがあるってことですよね。
で、試作っていうことは、これを下敷きにした正規品があるんじゃないかと思うんですが。
あと、仮にも王家の人間がそんなにダンジョン作ってどうしようっていうんだ。推定100以上のダンジョンを大陸中に設置するとか、これは何年計画ですか?
アルディオン大陸が戦乱の大陸としてではなく、すごく、恐ろしい場所のように思えてきました・・・
ツッコミどころが多すぎる。

PCたちは3レベルなので、結構ギリギリのところを潜り抜けていますね。
というか低レベルパーティーに容赦なくMPダメージ与えてくるとか、さすがだ。
サガ・シリーズ読んでコネクションのキャラクターを把握していると、大切なものとかその辺の設定が笑える。
逆にその辺知っていないとちょっとわかりにくいんじゃないかなー。
そこそこ楽しみました。


読書について

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 どんなにたくさんあっても整理されていない蔵書より、ほどよい冊数で、きちんと整理されている蔵書の方が、ずっと役に立つ。同じことが知識についてもいえる。いかに大量にかき集めても、自分の頭で考えずに鵜呑みにした知識より、量はずっと少なくとも、じっくり考え抜いた知識の方が、はるかに価値がある。


 哲学者ショーペンハウアーの帯の文句を借りるなら、「痛烈かつ辛辣なアフォリズム」が盛り込まれた本。
『余録と補遺』から訳出された「自分のあたまで考える」、「著述と文体について」、「読書について」の3篇が収録されています。
後書きによれば『余録と補遺』には、六年間にわたって書き続けられた大小さまざまなエッセイ及び断片の集大成だそうで。「知性について」、「自殺について」 、「女について」、「幸福について」などもここから訳出されているそうです。
まぁ、ショーペンハウアー関連本読んだのこれが初めてなので、「昔からなじみの深い」と言われてもさっぱりだったんですけど。
 
「読書とは自分の頭ではなく、他人の頭で考えること」


まぁ、実際その通りですよね。レポートとか書くときに、一から調べるのではなく、書籍やら参考にするのはまさしく先人の知恵を借りている、とそういえるわけで。
全体的には納得半分、不満半分、ってところですかねー。

変化が速くて、「流出する文学」と消えずに残る真の文学である「不動の文学」とがあると書いていますが……その上で、一般受け狙った大衆小説は手を出さない方がいい、と言っています。良書を読むコツは悪書を読まないことだ、という事らしいですが。
下手な鉄砲数うちゃ当たる、っていうのはちょっとたとえとしてはアレな気もしますが。
一般受けを狙う書物=悪書っていう論調はどーかなー。
案外掘り出し物とかも出てくるかもしれないのに。評価によって、意外なものが残ったりするかもしれないのに。
この辺は時代差なのか、思想の差なのか。

あとは文体についてのところで、明らかに一か所だけ長文書いてて、あぁ、此処が書きたかったんだろうなぁ、っていうのが。
言葉ってのは変化するもんじゃないのかなーみたいに。まぁ、それで誤用とか誤訳されてたらアレですが。しかし、今の日本でも誤用だったのが広まりすぎて一般的になっている言葉みたいなのもあるんですし。あそこまで熱を上げるのか・・・
どこまで許容するかって話ですけど。

まぁ、読書論としてはそれなりだったんじゃないかなー。

読書について (光文社古典新訳文庫)
アルトゥール ショーペンハウアー
光文社
2013-05-14

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