気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

トリニティセブン 7人の魔書使い 7

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「お茶目度が強い者ほど強い「嫉妬(インウィディア)」はそんな書庫(アーカイブ)となっております」


相変わらず、勢いで楽しむ感じ。
こう、ノリは良いんだけど、肝心の世界観とかの描写が足りない。
そろそろこの勢いについていくのも疲れてきたかなぁ・・・
あと、結構勢い任せに読んでいるので、内容が薄れるのが早い早い。

キャラクター単体で言えば、好きなんですけどね。
ただ、その見せ方が、こう、もやもやするといいますか。
小説を細切れにして、シーンごとに魅せられているような、こう、締りの悪さといいますか。
テンポが、合わない感じがしますねぇ。

1話ごとに間に解説が入って、「トリニティ」とかにもようやく説明が。
トリニティは本来一つしか会得できないはずのテーマを何らかの方法で3つ手に入れた存在。
「3つの魔導を究めし者」の意を持つそうで。
しかし、なんかアーカイブの究極魔法使える~みたいなのが、アラタの味方してる7人なんじゃなかったのか。
アレはアレで自爆技っぽいですけど。
それを考えると、7人が評価されているのはなんか逆に釈然としない。
最奥の魔術を会得した者がトリニティセブンと呼ばれている。
しかしそもそもトリニティとは、何らかの手段で3つのテーマを会得しているものの事。
セブンなのは、アーカイブの数だと思えば、納得はできますけど。
『トリニティセブン』が『トリニティ』である必要は、無いんだろうか。

『トリニティ』が認められているのなら、そっちの方が、戦力としてみるなら使い勝手良さそうですけどねぇ。
教会の解説見ると、禁忌の手段使っているかも~ってことですけど。

アラタのルーグの覚え方が酷くて笑った。
うん、こういうやつだったよね、アラタ。

さてはて、最後にはなにやら気になる情報明かされましたけど、どうなることやら。
次辺りで、購入継続云々を判断しようかと思います。


紅炎のクロスマギア~狂える竜と災厄の魔女~

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ヨアキムは選択した。選んだと自分では思っていたが、もしかたしたら答えははじめから決まっていたのかもしれない。


借金返済に追われる魔術師のヨアキムは、龍に閉ざされた牢獄都市へと向かう。
牢獄に囚われた魔女を開放するという依頼を果たすために。
杖を使った魔術が、独特のものみたいなんですが、その辺りの説明がもう少し欲しかったかなぁ。

あとは・・・ギスタークが分かりやすく屑でいっそ安心しましたけれど。
しかし、あの程度の俗物が偽王として君臨出来てる、って三眼王の血統はいったい何をしていたのか。
アレで5代目だという事ですけれど。
初代は、強力な仲間を従えた開祖みたいなもんだから、問題は・・・まぁ敵視とかはされてたろうけど、ないとして。
ギスタークがどうやって偽王となったのか。実は父親の代から入れ替わっていて、それを継いだ、とかが愚物の君臨としては穏当なコースかと思うんですけど。
その場合は、三代目か四代目あたりが怪しいのかな。流石に、初代の次、二代目から入れ替わりっていうのは無理なんじゃないかと。できたとして、真の血統が今まで残ってるっていうのも考えにくいし。

しかし先代までは質実剛健だった部屋を、趣味悪いものにしたとも書いてありましたし。
そもそも王が入れ替わるような政変があったというのに、気が付かれない者なんだろうか。
後継者の家族は、息がかかっていた相手に殺された風ですし、まるっきり知られていないってわけでもなさそうですけど。王家の親衛隊である9人の神将とかは疑問に思っていないのだろうか。
指示に従っている面々が居るっていうことは、真の王と誤解しているのか、あるいは神将自体が既に腐っているのか。
これ以上ないほどわかりやすい紋様があって、それによって得られる力があるなら、それを鑑定する道具とか当てもよさそうなものですが。

王の血筋と力が疎まれた、にしてもたがたが5代――5代目が偽物だと考えると実質4代ですか――で腐り落ちるような組織で国を運営できるのか疑問が残りますけど。
腐った官吏が利権を得るために、絶大な王を追いだした・・・いや、竜をも従えるような王をそうやすやす追い出せても国成り立たないと思いますけど。
いくら初代のなした業とはいえ、4代でそこまで血も能力も薄れないでしょう。
イスタ歴、という暦で847年なのに、5代目というあたりに答えがあるんですかね。継承できる人物が限られている、とか。
・・・あぁ、そもそも紋様が封印されていて、力を発揮出来なかったから、力が脅威とならず追放された、っていうパターンもありなのか。
イビスゲイルを狂った状態とはいえ支配できていたという事は、「偽の王紋」が存在して、それで騙されているのか。
うーん、案外考え出すと止まらないな。

・・・ギスタークがいかにして王になったのかが、この作品の一番の謎かもしれません。
現状だとわからないので、悪魔と契約して、立場を入れ替えたとかで良いような気がしてきました。
この世界悪魔いるのか知らないですけど。ただまぁ、その手の願望をかなえた結果って悲惨な道しか残ってないですけどね。

3か所を3人で封印しているんだったら、一か所ずつ解けていくようにすればよかったのに。
額の紋章も、一人目で出てくるし。
まぁ、それを言ったら手の甲の紋章が、なぜ既に出ていたのかっていうのも謎ですけど。

こう、全体的に嫌いじゃないんですけど、テンポが遅いといいますか。
盛り上がりが足りなかったかなぁ、と思います。
最後の方に、真の王と偽の王が~云々出てきますが、なんか、インパクトが足りないというか。
一冊丸々プロローグみたいな感じで、今回は全体的に盛り上がりが足りない。
王道で、外れではないんですが、もうちょっと振り切った話を読みたかった
 

災厄の寵児

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「こんなもの、ただの児戯だろう」


小説家になろう掲載の作品。
連載中で、全36部。「序章」から「シロ」まで。
 
公爵家という栄えある家に生まれながら、一切の魔力を持たないが為に無能者の烙印を押された少年は、迫害と差別の末に存在すら抹消され追放される。その後も数々の災厄に見舞われながらも生き延びてきた少年は、死神を名乗る男に拾われ戦い方を教わりながら育てられていく。それから長い年月が経ち、青年となった彼は再び祖国の地を踏む。胸の内に復讐の炎を燃やしながら。

あらすじ引用。
結構面白くなりそうな雰囲気を感じています。
無能者であるがゆえに追われ、同じ無能者を師匠に、魔術師相手に勝てる能力を会得した傭兵の話、とでもいいますか。
無能であるからこそ、魔法に誰よりも詳しくなくてはならない、という師匠の理念は納得のいくものでしたね。
そして、その庇護が失われた時、彼は、復讐を決意し行動を起こし出す。
それが生家を潰すという事であっても、依頼を果たし、自らの目的も実行するために。

しかし、無能者とは信じられないほど、主人公とその師匠が強い。
無能者であるからこそ、なんですが。そして、この世界の住人は、無能者に対して侮蔑の感情を持っているため、漬け込みやすいってのはあるんじゃないでしょうか。

魔法が存在する世界で、特徴的なのは、希に固有能力というものを持ったものが生まれること。
魔力を消費して発動しているが、魔法では説明がつかない事象を引き起こす、個人の能力。
固有能力者を数多く輩出している5大公爵家。
主人公はそこの出身ですが、追放されます。
そして、依頼があり、本人の事情もあり、その5大公爵家を潰すという依頼の元で行動を起こしているんですなー。

追放されているとはいえ、5大公爵家の出身。
万が一程度には顔が割れるかもしれない。そもそも、権力もった家を5つも相手取ろうって時点で、なかなかの無茶ぶりですけどね。
今のところは順調に復讐の過程を進んでいますが、過去の因縁もあるようですし、このまま順調に行くとも思えません。
個人的には、主人公の過去を覚えている人物と対面したとき、あるいは、過去がばれたときにこの作品の面白さが加速することを祈っていますが。さてはて、どうなりますかね。

2013年の11月24日から連載が開始されて、一日に複数投稿されている場合もあるんですよね。
しかも今のところ、ほぼ毎日更新されているという速さ。
この調子で進んでいってほしいものです。

このライトノベルがすごい! 2014

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「書いていて自分でもウルっと来てしまう…………執筆の辛さに(笑)」


このラノもついに10周年だとか。
それを記念して10年のベストランキングとかも乗っていて中々面白いですねー。

今年の1位はSAOを抜いて、「俺の青春ラブコメは間違っている」。
1巻読んで、嫌いじゃないけど、しばらくはいいかなーと置いてそのままでしたねー。
さてはて。好評化なようですし、懐に余裕があるときにでも手を出してみようかと。
1位を記念して、渡航さんのインタビュー記事も載っています。
冒頭のセリフはそこからですなー。

このラノは基本的に、見て楽しむ方なんで特に投票とかはしてないですねー。
ブログ開設したことだし、来年もあるだろうからその時はHPにでも言って投票しますかねー。
来年の話すると鬼が笑いますが。
どーなることやら。案外さっぱり忘れているかもしれません。

今回一番笑ったのは、しれっと11位に野崎まどさんの「独創短編シリーズ」が入ってるところですよね。
なにやってるんですか。
いや、アレ、ありなのかよって意味で笑えますけど。笑えますけど。
まさか11位にまでなるとは思わないじゃないですか。

あと一押しなのは13位の「クロックワーク・プラネット」ですかねー。
2巻も今月発売で、またいい感じなので、是非とも呼んでもらいたい。
ただ、2巻は続く、な終わりをしているのでこれから読む人は3巻を待ってもいいかもしれない。

10年間のランキングを見ると、完結した作品がやっぱりあるわけですよね。
文学少女シリーズとか。BBBとか。そういうのを見ると人気だったんだよなぁ、とかしみじみと思ってなんか読み返したくなってきますねー。

10年前というと、まだ自分はラノベ読み始めてなかったですねー。
小学6年かな。図書館でタンタンとか読んでいたように思います。あと南総里見八犬伝。
なんか4巻構成のが置いてあって、やたらと気に入って当時何度も読み返していたのを思い出しました。
自分のラノベデビューは翌年、中学1年の時に、部活仲間に借りた「キノの旅」が最初でした。
その次に読んだのが「撲殺天使」でしたけど。こっちは先輩に借りました。
「撲殺天使」は文章合わなくて1巻で挫折しましたね。
キノではまって、ラノベを買うようになったんですよねぇ。懐かしいです。
色々思い出すこともあったので、今度、読み返して、感想を上げていこうかと思います。
新刊優先させるつもりなので、ちょっと先になるとは思いますけれど。
 

resire[リザイア]~繰り返される願い~①

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そして俺は土下座した。
引き分け最高。


絶海の孤島に、異能を持った学生を集めて授業を受けさせている。
隔離空間、能力バトルとテンプレではあるんですが、それを結構うまく料理していると思いましたよ。

主人公が、最弱クラスの異能でありながら、ジョーカーみたいな能力を持っているわけなんですが。
それをことさらに隠すのではなく、開始30P位で見せて、本編のクライマックスではその先を見せてくれるっていうんだから、見せ方をよく判っていらっしゃる。
〈水晶片〉に選ばれ、願いを奇跡に変える。
主人公は、26キログラムのものを26メートルの範囲なら引き寄せられる、という程度の能力。
願いが奇跡に代わるのならば。その願いがないのが願いだとしたらどうなんだ、という発想がいい感じ。
「願いがほしい」という「願い」によって、「他人の願い」すら引き寄せる。
チート臭いんだけど、そんな俺TUEEE臭はしなかったかな。
むしろ結構泥臭い感じがして、その辺がまた好感が持てます。

島は、千年教会という組織が管理している。
教会というからには祀る対象がいて、願いというからには奉る対象がいて、奇跡というからには起こす人間以外の存在があって、祈りというからには捧げる対象がある」
その対象こそが神である、と本文では説明されていますね。
能力が神に授かった賜物、というようにしっかり定義されているのは、安心できますね。

主人公は多くの人間から、ひねくれている、という評価を受けているわけですが。
ただ、優しさを持っていないわけじゃないんですよね。
なんとなくと言いつつ綾辻を助けようとしますし、七瀬の事に関しても色々考えていますし。
「願いが無いのが願い」という状態にある彼ですが、かつては、しっかりと願いを持っていたんじゃないかと。
神に捧げた、と言っていますが、既にかなえられてゆるぎないものになっているようにも見えるけど。
さてはて。
神と対比させる存在として悪魔を持ってきているのもわかりやすくて良し。
能力の大小で見せるんじゃなくて、こういう外部の要素があるのも結構いいですねー。

割とどのキャラも好きですけど、一番は綾辻でしょうか。
七瀬の問題が起きたときの言葉。

「投げ捨てることの何がいけないのですか?」
「おっしゃる通りなのです。投げ捨てているのですよ。でも全部を取りこぼさないようにするなんて人間には無理なのです。誰かの願いをかなえるっていうのは、誰かの願いを顧みないってことだと思うのですよ。だから私はわがままを貫き通すのです。これで七瀬先輩に怒られたり嫌われたりしたら――それはそれで、私の行動に伴う責任なのです」 

単なる開き直り、っていうのは簡単ですけど。
最後の、それはそれで私の責任と、しっかり自分の行動を認識して、その上で開き直ってるから怖いものなしですよね。
感情だけで反発してるわけじゃなくて、考えたうえでこれだっていうんだから。
理屈もなしに、感情で反発して、いばらの道を行くっていうのもアリではあるんでしょうけど、こういう振り切り方の方が好印象かなぁ。
自分の責任をしっかり果たそうとしているのはいい。

後は、キャラも結構好きなんですが、そのメンバーが会話している様子も結構愉快。
主人公が綾辻を全力で褒める時とか、ああいうやりとりできるのは良いですよねー。

とまぁ、物語としては結構気に入ったんですが。
難点はやっぱりアレですよね。イラスト。
P147の犬、不気味さの演出という意味では、良いと思うんですが、黒すぎてちょっと何がいるのか一瞬わからなかった。あの白い部分は目なんでしょうなぁ。

そして、一番の問題。イラストのいれ間違い。
純粋にこれは酷い。
P61とP85、P229とP275。
多分ここは、イラストがそれぞれ逆でしょう。
ラノベっていうのはイラストも重要な役割を果たすもので、それのいれ間違いなんてのは、あってはならないレベルのミスでしょう。
下手すりゃ盛大なネタバレですよ?
そうじゃなくても、ラノベの1巻はイラストで買い、2巻以降はストーリーで買うみたいなことをどこかで聞きましたが、それぐらいイラストっていうものの比重は大きいでしょう。
そこでミスっていうのは、ちょっとどうなんでしょうかねぇ。

挿絵で大きくブレーキかけられた印象があるので、続きが出るのなら、その時はもうちょっと頑張ってほしいと思いますね。 

矛盾都市TOKYO

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「じゃあ、僕が総長連合入れたら、僕を一度でいいから応援してくれ、それも心から」
「じゃあ、私が総長連合入れたら、私を一度でいいから助けて頂戴ね、それも心から」


星が地上に降りて踊り、風は電柱の上で歌を歌う。
何もかもが完全であるがゆえに、不完全ある都市。矛盾を内包するその場所が「矛盾都市TOKYO」。
そこで副長を務めていた「僕」はある事情から記憶を封印しようとする。
記憶を封印する過程で、「僕」はそれまでの記憶を振り返ることとなる。
それは走馬灯のように過ぎ去るもので、時系列もバラバラな記憶の断片たち。
「先輩」や「君」を含む仲間たちと共に過ごした記憶が、「僕」の中を通り過ぎていく。

とまぁ、今書いたように、「僕」の記憶の断片が連なった作品。
時系列もバラバラで、あっちにいったりこっちにいったり。
その中に出てくるキャラは、相変わらずの川上節というか、奇人変人のオンパレードで。
そんな連中の過ごす街も、奇行が目立ったりするわけですよね。
都市の性質として、明確な名前が出てこないでどのキャラも「僕」とか「令嬢」とかって記号で呼ばれているので、ちょっと取っつきにくいかも。
まぁ、慣れてしまえばそれまでなんですがね。

起動力という力も存在し、「僕」のそれは「思い信じて打撃したら全てが打撃力を持つ」というもの。
概念ですら殴れるので、まずいラーメンを殴って「不味さ」を抽出することだってできてしまう。
いやまぁ、それやった後、ラーメン屋の店主に叩き出されてましたけど。
副長に任じられた能力をそんなことに使うなよ・・・って言いたいけど、川上作品だと割とデフォルトですよね。
むしろ上層部こそ頭おかしくて普通、みたいな。

前述のとおり、頭おかしいやりとりが多いんですけど、川上作品に慣れ親しんだ身としてはそれが楽しいんですよね。
電車が学生で混雑しているから、八倍圧縮かけてみたり。
体育祭の障害物競走では地雷が使われたり、メイン競技は42.195㎞高飛びだったり。
奇怪な実験を行って騒ぎを起こすキャラクターが居たりとはちゃめちゃ。
しかし、その奇人変人のごった煮がどういうわけか面白いんですよね。
どのキャラも結構好きなんですが「先輩」が一番好きですかねー。

川上作品が好きだったら是非読んでほしい作品ですなー。
都市シリーズとか前過ぎて、新刊書店ではもうほとんどおいていない気がしますが。

コマ切れの話なんで、章の終わりらへんにコマ切れの記憶ごとに解説が入っているんですが。
「麻酔効いてなくて、手術中に医師のダジャレに突っ込んだら、無言で麻酔を追加された友人」がいるそうで。
ホライゾンとかの後書きでも思うんですけど、結構、周囲にいろんな人がいますよね。
波乱万丈とまではいかなくても、愉快なイベント巻き起こす友人がいるのは類友ってやつでしょうかね・・・


武に身を捧げて百と余年。エルフでやり直す武者修行

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・・・・・・願わくば、来世では悔いの残らぬ人生を過ごしたいものだ。


・・・・・・などと思ったのは、一体どれだけ前のことだったろうか


とりあえず読んだので感想を上げます。
小説家になろう連載の作品で、全24部。

ただ、最初に書いておきますが、この作品は3か月ほど更新されていない作品です。
最終更新日は2013年の9月3日。
10月3日の活動報告によれば、なにやらこの作品に関する「諸事情」によって更新が遅れているとか。
それ以来更新も、活動報告も止まっているので、更新はしばらくされない可能性があります。

異国から来た師匠により学んだ武術に生涯をささげた男がいた。
当代に敵なしと言われた武術家も、病と老いには勝てずに、百余年の生涯を終える。
武の極みに到達できなかったことを悔やみつつも、弟子に看取られての大往生だった。
そのまま命は散っていくはず――だったのに、なぜか気が付けば、エルフの子どもに転生していて?
男が生きた世界において、エルフは長命な種族。
これ幸いと修行に挑むが、前世の縁がいろいろとかかわってきて。

と、そういうお話。結構楽しかったですね。
妻も持たず、武のみに生きた武骨な男の人生、そして偶然得た第二の生。
なぜ、このようなことが起こったのかは、本人にもわからない。
しかし、かつて果たせなかった目的を果たせるかもしれない、とまたしても武に生きようとする。

死んでからそこまでの時間は断っていなかったらしく、以前のライバルも健在だった。
同じように武に生きた相手かと思っていたら、彼は結婚して、子どもがおり、しかも今では孫までいるという。
その孫との縁もできたりするなど、単純に修行ものではないのはいいかな。
前世と違う結末にたどり着くんじゃないかと期待が持てる。

百余年生きた人が仲にいるから、幼いながらに老成しているってレベルじゃないほど落ち着いていますが、学園ものとかではなく、本当に修行して諸国放浪するとかそういう流れになっていくんじゃないかと。
ただ、気になるのは男の師匠が異国の、医療技術が発達した、世界の果てよりも遠い地である「ニホン」が故郷だとかなんとか書かれているところ。
・・・異世界ネタがいつか絡んでくるんでしょうか。

中々面白いんですが、更新が停滞しているのはなんとも残念。
そういう思いも重なって、ちょっと星は少な目。
更新再会を心待ちにしております。

ウィザーズブレイン新刊、発売日発表!

今日は電撃文庫の発売日、という事で、出かけて買ってきました。

偶数月なんで、電撃文庫MAGAZINEも買ってきたんですが。
来年2月の新刊予定に「ウィザーズ・ブレイン」が乗っているじゃないですか!
上中下の3部構成の下巻。一つ前の中巻がでたのは、なんと3年前。
・・・これだけ待たせるとかかなり鬼畜の所業ですな。
ただまぁ、それまでも、1年2年開くのはざらだったので、この作品のファンをしていくなら、刊行の間が空くことは納得しておかないといけないんですが。
もう、どれだけ時間かかってもいいので、最後のエピソードまで書き上げてほしいですね。
此処まで来て、「これで打ち切り」とかは本当に辞めてほしい。
その上で、できるなら早く刊行してくれればいう事ないんですが。

ラノベ読み始めたのが中学入ってからで、この作品を知ったのはその更に後だったので、ある程度刊行している状態で追いかけ始めたんですが。
この世界がすごく気に入って、一気に買い集めた記憶があります。
今では間が空きすぎて、新刊書店とかでも既刊おいていないところがあるんじゃないかと思うんですけど。
魅力的なキャラが多いので、できれば多くの人に読んでほしいように思います。
刊行が疎らだからあまり勧めにくいんですけどね!
とりあえず刊行が延期されないように、今から祈っておきます。 

異世界人と銀の魔女

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「信じられるか、お前なんか」
「…………」
「……でも、騙されてやる」


小説家になろう掲載の作品。
全270部で完結済み。

狂った世界に生きる魔女と終わりつづける世界から召喚された一人の青年。
すべては二人の出会いから始まった。剣と魔法とモンスターが登場する異世界ファンタジー小説。

と、あらすじにはあります。

あらすじにある通り、魔女の住む世界は狂っている部分があり、青年の世界には終わりしかない。
重圧に耐えかねた魔女が縋る縁として、召喚の儀を行った。
本来なら、幻獣や精霊が召喚されるはずが、なぜか召喚されたのは青年だった、と。
召喚の儀では一度分解され、再構成されるというプロセスが挟まる。
そのため、召喚ではなく、転生に近い現象が発生している。
青年は名前を無くし、元の世界には戻れなくなった。
責任を感じた魔女は、青年と共に行動をすることになる。
と、最初の流れはこんな感じですなー。

スキルとか冒険者ギルドといった設定は出てきますが、MMO-RPGモノではなく、普通のファンタジー世界。
世界観が色々と創りこまれているのが感じられて、結構好きです。

構成は「第1話 見知らぬ世界で/異世界の人」、というようなタイトルが付けられていて、話の中で、視点が切り替わります。
今の例で行くと、「見知らぬ世界で」は召喚された青年の、「異世界の人」は召喚した魔女の視点ですね。
話を追うごとにキャラクターが増えていくので、それぞれの内面が分かる構成であったのは、中々面白かったです。
ただ、誰の視点かは特に記されていないので、キャラが増えてくると、一瞬これ誰のシーンだ? ってなることがあるんですよね。
なので、どうせなら、だれの視点かまで書いてあると嬉しかった。

あとは、恋愛至上主義、ってわけでもないでしょうけど、作中で結構な数のカップルが誕生するので、その辺好かない人はご注意。
まぁ、メインから離れてそういうことをするシーンはないですが、後半になるとデートとかはたまにあります。
結構追い込まれているというか、仲間が少ない状態ではあるので、そういう日常的なイベントがあって、俺は楽しんでましたけど。 
素直になったシリルが可愛い事。
振り切っていた針が戻って、冷静になった途端恥ずかしがるとか、作者さんもよく判っている。
後は、ヴァリスが、術式使う条件をアリシアに少し隠していたときとか、さらっと甘いです。

異世界召喚要素が入るとチートとか混ざりがちですが、そこまででもなかったかなー。
いや、確かに味方陣営が禁呪ぶっ放す魔女だったり、概念すらも切る剣を取得したりと、結構ぶっ飛んだ戦力ではあるんですが。
俺TUEEEで力押し、っていう展開じゃなかったのは結構好ましいです。
割とあちこちで苦戦したり、負けたりしてますし。
相手側もさる者、というか敵側もそれを何とかできる程度には強かったりするからなぁ。
インフレが進んでいる。
困難を力を合わせて超えていくとか、そういう感じの流れは楽しんだんですが。
ラスボスがインフレの極みだったからなぁ。強いのはいいけど、どうにもそこで失速した感じはあります。

まぁ、キャラが多いですが、どのキャラも魅力あるんで、結構楽しかったですね。 

バカとテストと召喚獣 フィナーレ記念お蔵出しミニブック

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「ば、馬鹿な! なぜ生きている!」


タイトル通り、最終巻を記念に配布された、非売品の特典。
配布方法は店ごとに違うと思いますが、俺は最終巻買ったら普通にもらえました。

収録されているのは、7.5巻収録の闇鍋エピソードの没ネタ版。
あとは 2巻発売時にFBOnlineで組まれた特集の「キャラクター紹介記事」。

7.5巻の闇鍋エピソードと違う部分は、キャラが少ないのと、諸々考えている部分が削られているというところでしょうか。
福引で良い商品当てて、結果として闇鍋になるのは変わらないんですけど。l
これが第一校で、完成すると7.5巻のエピソードになるのか、と納得できる感じではありました。

しかし、鉄人とFクラスメンバーが二者面談をする形式のキャラ紹介記事の方が面白かった。
あの短いスペースでよくいつものテンションでバカをやれるもんですね。
バカの一年ってことで、後半は高い点数取るようになってしまったので、初期のバカらしいバカな感じは面白いですねー。
近いうちに読み返そうかなー。
 
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