「…稲葉さんのことが好きだよ」
「稲葉さんさえ良ければ オレと付き合ってくれませんか」
完結巻!
友人たちと遊びに出かけて、そこで色々と言われたり画策されたりで、それぞれに想うとこともあったようです。
土屋くんの駆け引きとか、佐久間くんの「人の好みって変わるもんじゃないですか」とかナイスフォロー。
というか、出会った当時には瀬戸くんに彼女が居て、稲葉さんを恋愛対象外と言っていたので、どっちもそれを言い訳にして踏み込まなかったんだよなぁ、と言うか。
じれったい展開も好みではありますが、この状況生んだのは瀬戸くん自身なんだよなぁ……もうちょっと焦れてくれても良かったのよ。
2人とも佐久間くんのバイトしているお店で行われる、結婚式のヘルプに参加したりもしてました。
瀬戸くんの腕が買われた形ですが、飛び入りが増えて中々の盛況っぷり。
酔客に稲葉さんが絡まれる場面もありましたが、しっかりガードに来た瀬戸くんは偉い。
就活が始まってスーツ姿の瀬戸くんに、よこしまな気持ち抱いてる稲葉さんが可愛い。
実家が農家だとかもあって、男性のパリッとした姿にぐっとくるとかなんとか。
そして、ついに稲葉さんが告白。ここしばらく距離を取られていたので、前振りがあったのに、料理教室必要ない宣言かと思った瀬戸くんよ……
まぁ、その後勘違いに気付きうなだれてましたけど。ちゃんと瀬戸くんも気持ちを告げて。晴れて両想い。その後のりっちゃんの「今頃気付いたのか」が笑えて良い。
就活も稲葉さんの方は手こずったものの、なんとか内定を貰えて。卒業が迫るということは、元々大学に近いから借りていた部屋をどうするのかって話も出て。
……同棲じゃなくて、隣人希望する辺りちょっとずれてるけど、ほんと微笑ましくて見ていて和む二人でした。お幸せに。