気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?5

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「ふはっ 魔術師が他人をかばうのか?」

「他人じゃない こいつは俺の娘だ」

 

コミカライズ5巻。原作2巻が終わって、3巻のエピソードの序章を収録。順調に続いてくれそうで嬉しいですねー。

 

ザガンの居城を抜け出したフォル。

父竜が聖剣所持者に殺され、復讐のための力を求めていた彼女は魔王殿へと足を運び……

そこに、彼女の仇であるラーファエルが現れるんだから、ついてないというか。

ザガン達と出会った後だったからこそ、真実を知ることが出来たわけでそういう意味では最高のタイミングだったとも言えますが。

 

フォルがカッとなって攻撃をしかけたものの、聖剣の前に倒れそうになり……そこにザガンが駆けつけて。「察してやると言ったろう?」と言えるんだから、格好いいわぁ。こういう時バルバロスの転移便利ですよね、本当。

そして、娘に手を挙げた相手を許す道理もなく。魔王すら倒したという伝承すらある聖剣の炎を物ともせず打ち破るんだから、魔王の風格が出て来てる。

まだ試行錯誤の途中で完成は程遠いなと言ってますが、それで勝てるんだからもう……

 

フォルがザガンとネフィのところに居場所を見つけたように。

迷っていたシャスティルも、自分の道を見つけて。剣を手に戦場へと駆けつける様は聖騎士長らしくて良かった。

事件終わった後の一幕を見るに、ポンコツなのは相変わらずでしたけどね。

オマケで記されていた「シャスティル行方不明中の蒼天の三騎士」の巡回風景が笑えて好き。この三人は察しが良いな……

でも一番笑ったのはやっぱり、ラーファエル真実が明らかになって、4人が「は……?」と言ってるコマですね。絵が付くと更に笑えるなココ。

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?9 君の世界

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「いつだってそうさ。おれが一人で何かを成し遂げたことなんてない。ただ女神、アンタに伝えなきゃいけないことがある」

『?』

「諦めてないのは、俺一人じゃないってことを」

 

シリーズ完結巻となる第9巻。

やっと一種族解放したところだったので、もう1冊くらい墓所編やるのかと思ってましたが、早かったですねぇ。テンポ良くて読みやすかったですけど。

 

人間組だけで大始祖の前に立ったジャンヌ達が、心配でならなかったんですが……

レジスタンスとして抗い続けてきた彼女達は、そう簡単に折れることなく。

大妖精シルクがくっ付いていたのも大きかったですが、見事に囚われていた聖霊族を解放して逆転勝利したのは痛快でした。いやぁ、種族の英雄って強いわー!

 

封印のまで立ちはだかった、二人のシドも撃退して、無事に四種族を解放。

一人核心に迫っていた英雄ラースイーエが、ただ封印の時を待つのではなく手を打っていた辺りには感心してしまった。一番油断ならない英雄でしたよね……。

世界種アスラソラカが立ちはだかった時に、そんなラースイーエも協力して、5種族決戦が繰り広げられたのは熱かったですねぇ。

解放後、バルムンクを取り合って六元鏡光とシルクが喧嘩していて、アルフレイヤすら丸め込まれていた場面とか笑えるところもありましたし。

 

世界輪廻の解決後、正史になるのか別史が続くのかは気になっていましたが。

上手く混ざって、世界種すらも受け入れられる未来に続いてくれたのは何よりでした。

調停の場でのそれぞれの種族の反応を見ると、良かったなぁと言う感じで、自然と笑顔になりますね。

……いやまぁ、ハインマリルに気に入られたサキとか、トンデモ体験記させられたミンとか、突然連行されることとなったバルムンクとか、大変そうな人々はいましたが。

そんな場面が見られるのも、今だからこそ。良い最終回でした。


ふたりべや8

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「私は」

「帰る家が同じなら 今はそれで充分かな」

 

大学4年生になって就活の時期。

けれど、かすみも桜子も相変わらずというか。

クリスマスを祝って、バレンタインのお菓子作って、ホワイトデーのお返しをして……

63話でかすみの想像内で「かすみちゃんの存在が私にとって毎日プレゼントだよ~」とか桜子が言ってましたが、本当そんな感じ。……どこかで言ってましたっけね、コレ。

付き合いは長いけど、毎日が楽しそうと言うか。

 

しっかり節目節目のお祝いを欠かさず、これからに続けようとしている二人の在り方は微笑ましい。

就職先まで一緒にしようとするのはどーなの、と思わなくはないですが。

桜子のブースターになってるからなぁかすみ……巻を追うごとに自重が消えて行ってる。

ま、自分のやりたいことやるのが一番ではありますよね。

好きだからこそある程度無茶が出来てしまう事もありますが、まぁこの二人なら支え合って上手くやってくれそう。

 

エピソード毎に他のキャラとの絡みも織り交ぜつつ。

桜子に相談して一緒にお菓子作ってる芹ちゃんとかが可愛かった。

かすみと桜子の距離感を「あれで付き合ってないの?」と思ってるモカの驚き顔が好き。

その後「変かな?」という桜子に「変じゃないよ~」と自分の考えを添えてフォローしてくれてる辺りも良き。

精霊幻想記17 聖女の福音

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「……ええ。その人達は私の身近にいてくれて、復讐のためだけに生きようとしていた私でも一緒にいたいのだと言ってくれました。それで気づかせてもらったんです。私は失ったモノと同じくらい、大切なモノを得ていたんだと」

 

ガルアーク王国に屋敷を貰ったリオ。

功績を上げ続けている名誉騎士を良く思わない輩はどうしても出てくるので、味方を増やしておくに越したことはない。

という事で、彼の有能さを見せつけるべくガルアーク王家が手を打った結果のようですね。

実際ハルト腕前もさることながら、リーゼロッテが欲しくなるほどの様々な物品を製造できる知識だとか、コネとか色々持ってますからね……。

 

正統に評価しつつ一線を守って交流し、好感度稼いでおくのは大事です。敵に回してられませんよ、こんなハイスペック男。

ある程度思惑があるとはいえ、ルシウスと言うコマを失った事で、レイス達も「当面は」という区切り次ながら手出しを控える事にしてますしね。

 

戦闘の講師を務める事となって、初回講習で実力確認のための実践をして、全員に危なげなく勝つ当たり凄い。

王女や貴族令嬢の側近で、弱い筈ないんですけどねぇ。ルシウスを復讐の相手として、腕を磨き続けてきたから当然と言えば当然なんですが。

指導を受けた面々からは好印象を持たれて、穏やかな日常を過ごしているなぁ、という感じでしたが。

 

統治体制を討ち滅ぼし、国を興した聖女がガルアーク王国へ接近。

その前に帝国に足を運び、皇帝二ドル相手にもひかずに自分の主張をする辺り、怖いもの知らずでもあるようで。

行動力のある狂人で、さらには聖装を持つ勇者とか、この世界の人々には易々と止められない怪物になってるじゃないですか。

以前描かれた支配層を打倒した場面から厄介さは健在でしたが、他国に出てこないで引きこもっててもらえませんかね……。

 

リーゼロッテを攫い、ガルアーク王国に対して実質宣戦布告をして。

結果としてリオと敵対するルートに入ったようなものですし、次の巻では思いっきり叩きのめしてほしいなぁ、正直。

タイトルにも登場した通り、聖女のインパクトが強くて、精霊の民の里で懐かしい顔と出会ったり、故郷に復讐の達成を報告に行くという一大イベントが霞んでしまったな……。

いや、それはそれでリオの今後にも影響するだろう重大事ではあるんですが。

次回予告的にも対聖女のエピソードが先に来そうですしねー。12月予定の新刊が楽しみ。

甘く優しい世界で生きるには3

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「他の男にやりたくなかったから、迎えに来たんだ」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

ドイルがその才能を広く知らしめる回。

読み放題だと13巻が対象なんですが、正道を往くと誓った彼の行いが認められる一つの区切りが描かれるので、施策として正しいくくりですね。

……そもそも2巻までだと、合宿途中も途中ですからね! あそこで終わってたら生殺しも良い所ですよ。

 

魔獣の数が多いなど、異変を感じ取っていたドイル達。

深部に近づいているからかと思っていた所、他の魔獣を従える魔王と称される存在を察知して。

非戦闘員を連れて逃げ切れる状況ではなく、敵に近づくとしても、森に散らばってる教師の下へ向かう事を選んで。

結果としては最良の判断になったように思います。先生方でも協力すれば、倒すことも可能みたいですが。ドイルほど鮮やかに、手早く始末する事は出来なかったでしょうから。

 

その功績故に、新しい縁なんかにも恵まれてましたしね。

ドイルの祖父と同じく四英傑に数えられる魔術師、セルリー。曲者っぽいというか、彼に気に入られるとは、可哀想な……みたいな雰囲気がありますが。

正道を往くと誓ったからには、認められるに越したことはありませんからねぇ。頑張れドイル。

 

隣国からの干渉で、婚約者が攫われるなんて事態も起きていましたが。

即座に行動を起こして取り返しているんだから、もう……

スペック高すぎて、大抵の判定には成功するTRPGPCを見ている気分だな……

婚約者との久しぶりの再会が、とんだ修羅場になってましたが。二人が幸せそうだったからいいんじゃないかな……


甘く優しい世界で生きるには2

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「王の隣に立つのに大事なものはですね……」

「はい!」

「決して王に頼らないことです」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

 

ドイル賛歌は相変わらず。

馬術訓練を行う段になって、動物からも慕われる寵愛っぷりを披露していて、ここまで来ると清々しいですねー。

とは言え、彼のかつての行いがなかったことになるわけでもなく。

 

入学の宣誓の役回りを奪われた平民、リュート・シュタープには酷く恨まれていて絡まれることに。

まぁ彼がドイルに対する当たりが強いのは、それ以外にも理由があると後々明かされるんですが。恋は盲目とはよく言ったものですねー。

状況が切羽詰まってるとはいえ、手段は良くなかったので、ドイルに目論見を潰される羽目に。

 

そこで完全に切り捨てられず、想い人との関係が丸く収まる方法はないか悩むあたりドイルも人が好い……

まぁ、お相手が自分の婚約者付きのメイドで乳母姉妹でもあるから、失恋したら婚約者が悲しむよなぁとか。上手くすれば恩を売れるよな、とか。打算含みではありましたけど。

 

悩みながら合宿開始。

森に入って魔獣を狩りつつ野営をする、というもので。

下級魔獣の間引きをして、強い個体が生まれないようにするという役割もあるとかなんとか。

ドイルがこれまで打ち明けていなかった過去を、王子様をはじめとする親しい相手に伝えられたのは良かったですね。少しずつ、前進している感じがする。


甘く優しい世界で生きるには1

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「それは無論。この試合中に、この刀をもって、全力で証明させていただく!」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

WEBは半分くらい読んだことあるかなー、って感じです。

 

英雄と聖女。そう呼び慕われる両親から生まれた息子、ドイル。

公爵家の嫡男であることを笠に着て、傍若無人な振る舞いをしていた。

そんな彼が、薬も回復魔法も効かない原因不明の高熱に倒れ……意識を取り戻した時には、地球で21歳まで生きた記憶を取り戻して。

それまでの自分の行いを反省し、今度こそ間違えず正道を進もうと誓うファンタジーです。

 

異世界転生。高貴な血統。異界の知識の活用

剣と魔法・スキルなどがある世界で、世界そのものから寵愛された高いスペック。

これぞなろう小説って感じの、ある意味王道の作品ですね。

 

タイトルにある通り、舞台は「甘く優しい世界」です。

勝手気ままにふるまったドイルの事を両親は溺愛していて見捨てなかった。

ギリギリのところで踏みとどまって、やり直しの機会を得た。

再起を誓った時に、それを果たせるだけの能力を兼ね備えていた。彼を慕い、力を貸してくれる人も居た。

なので、かなりポンポン進むと言いましょうか。側近のバラドが、ドイル至上主義で彼の行いの全てを肯定し賛歌するタイプなんですが。

作品全体に、その雰囲気は浸透している感じですねー。賛歌を疎ましく思う人も出そうな感じ。

                                                                                     

炎槍の勇者と呼ばれた祖父と、雷槍の勇者である父。

三代目槍の勇者になることを期待されていたドイルは、しかし槍の才能も、炎と雷魔法の適正も無かった。

期待に応えられない、と歪んで道を誤ってしまったわけですが。

他の適正は軒並み水準が高いので、その気になれば正道を進めるドイルの成長譚という感じ。

登場するキャラのほとんどが貴族ではありますが、親近感の湧くキャラばかりなので、読みやすい作品ではありますね。


月刊少女野崎くん12

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「私のことだけ特別扱いってことだよな」

「お前の観察眼はクソだよ」

 

相変わらず、毎日が楽しそうなキャラばっかりだなぁ。

メインキャラばっかりじゃなくて、佐倉のクラスメイト達も個性的ですからね。

なんか変わった遊びしてましたし。めっちゃ熱入れてましたし。

行動力が凄まじい人しかいないのかこの学校。

 

野崎くんと堀先輩の知り合った経緯。12巻まで明かされなかったその真実は――交換日記、あるいはリレー小説。

演劇の脚本に加筆合戦をしている中で、交流して背景やってもらったり、脚本書くに至ったりしているようですが。学内のノートを通じていたとはいえ、もうちょっとこう警戒しましょう……? 佐倉のツッコミが正論だよ。

 

ローレライだと打ち明けても信じてもらえない、結月と若松の攻防も変わることなく続いていました。

少女漫画を読んで心理を勉強しようとしても、結月には向かず。ヒーローに舌打ちする始末。佐倉に解説を頼んでも完結過ぎたり、読みこみが細かすぎたりで向かず。

ツンデレ解説させられてる御子柴には笑うしかなかった。自分のフィールドなら強いな……縛られた状態でも語るのか。

 

というか佐倉、迷わず縛るなよ。その縄どっから持ってきたんだ。トークが長引きそうだから逃げようとした結月まで縛られてましたが。

……いやだから、縄2人分もどこから調達してきたんだ。2時間の語りにつき合わされた結月はお疲れさまです。

ほとんど頭に残らなかったと当人は言ってますが、思考回路が順調にツンデレに汚染されてましたね。

それで振り回されるのは若松何だからもう……合掌。

月刊少女野崎くん(12) (ガンガンコミックスONLINE)
椿いづみ
スクウェア・エニックス
2020-08-11

新約とある魔術の禁書目録17

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「悪いな。僧正からは逃げ続けて後悔した。上里の時も黙って見送った結果、重たいものを背負って抜け出せない。もうああいうのは真っ平なんだ!!」

 

上里勢力に追い込まれた唯一は、諸共自爆しようとして……上里自身に阻まれた。

しかし、復讐という軸がぶれ始めていた彼は、取り戻した『理想送り』によって異界へ飛ばされてしまい……

残った右手を回収して、上里勢力に「この右手は上里を取り戻す手がかりになるかもしれないんだよねぇ」と希望をちらつかせて、自分の手駒にするのは悪魔の様だった。

 

そして、追い込まれた状況で上里を見送ってしまった上条は着火。

「らしくないのはここまでだ!!」と。「上条当麻をみせてやる!!!!!!」と吠える姿は格好良かった。

まぁ、目標自体はハッキリしてますからね。上里が人質に取られているようなものだから、どうにかして彼を取り戻す。

それによって、上里勢力から敵対している理由を取り除く。言うは易し、の典型ではありますけど。まず第一に打った手は敵からの逃走でしたけど。

 

上里勢力の中でも唯一の悪意から逃れたUFO少女・府蘭の協力を取り付けて、どうにか道筋を立てようと奮闘するも……学園都市は未だ混乱の最中にあって。

エレメントと大熱波はさったものの、たちどころに全てが元どおりになるわけでもありませんしね。

避難所から離れられない人も多いし、ここに至るまでに悪意に触れて、リミッターが振りきれている子まで居る。

 

だというのに、大熱波の最中ほとんど動きがなかった学園都市の機材を駆使する『営巣部隊』が治安回復に向けて活動を開始。

上条たちが事件の一員であると指名手配したり、暴動鎮圧のために水浴びせたり、武器を回収するために荒業使ったり、と中々のヘイトを稼いでいましたが。

その志だけは、間違ってなかったんだよなぁ。終盤は手を貸してくれましたし。嫌いじゃないけど、好きでもない微妙な感じ。

 

学園都市をあちこち動き回って、手がかりを探して。何度も追い込まれながらも、目的を果たした上条たちに拍手を。良い恋の終わりでありました。

表は表でなかなか派手に暴れ回ってましたけど。『理想送り』で吹き飛ばされた上里は上里で、魔神たちのドタバタに巻き込まれてたのは正直笑った。

自分の意思で魔神に『理想送り』を使ったんだから、反撃されるのも止む無し……ではあるけど、怪獣大決戦に放り込まれたのはちょっと哀れではあった。

 

そして、最後。アレイスターが自ら動き、「彼」が対峙してましたが。

潮時と見切って即座に、容赦なく行動する辺りがらしいなぁ。そのあとおちゃらけて「クラスメイトに相談」とか言ってる辺りも含めて。

 

唯一の生死に関しては、どうなんでしょうね。上里が居ない間の振る舞いを想えば、容赦しなかった可能性も捨てきれないし。上里妹にしていたように、意識を封じ込める方法があったらそれを選んだかもしれないし。

敵として厄介なので、トドメを刺しておいて欲しくはあるけど、自称とはいえ「普通の高校生」な上里の関係者なら、その一線は超えて欲しくはないような。色々と想像できるので、こういう要素も楽しいですね。たまにある分には歓迎。



新約とある魔術の禁書目録16

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「確かに物事には適性ってものがある。でも、適性を持たない事が挑戦してはいけない理由にはならない。あなたはそれをようく知っているでしょう?」

 

積読消化。1冊読み飛ばしたかな??? くらいの気持ちになった。

冒頭からなんか上条たちが、知らない戦いに身を投じているんですもの……

12月だというのに、気温が50度を超えた学園都市。しっかり着込んでいた生徒たちが倒れるほどで、今活動している生徒たちはやむなく水着姿になっていた。

 

問題が熱さだけで済んでいたならば、服装を調整するだけで終わっていたのですが。

それ以外にも多くの問題が発生していて。大熱波と同時に電気・水道などのインフラが停止。水分を確保するだけでも一苦労することに。

オマケにエレメントと呼称される、擬態を駆使する厄介なエネミーが地上を闊歩するようになって。

『水』が紙幣代わりになったような、荒廃した環境。エレメントから身を守る為にバリケードを創ったりしてましたし、世紀末というかなんというか。

 

当麻たちも学生なりに出来る範囲で奮闘していましたが、根本的な解決方法は見えず。

そんな折に、御坂美琴と遭遇し彼は常盤台中学のある『学舎の園』へと足を踏み入れる事に。

能力を駆使して、可能な範囲で娯楽を残しているお嬢様達は強いなーというか。電子機器壊滅してても水を確保できるのは強い。

 

彼女達は彼女達で戦っていて、『水晶の塔』というエレメントたちのマーカーのような拠点すら見つけていた。

当麻も協力して塔を攻略しに行っていましたが……窮地で希望を見せた後、絶望に落すんだから鎌池先生は小説がお上手だ……容赦ねー。

 

美琴たちとの遭遇の後は、姿を消していた上里勢力に拾われて。

裏側の事情を聴いたりしてましたが。熱波とエレメントは同時期に発生した以上だけど、発生源は異なるだとか。片方上里勢力の仕業だとか、なにしてくれてるんだ感はありますが。

木原唯一が好き勝手してるのがスタート地点だからなぁ……仕方ないとはいえ電子機器壊されたら泣く自信ありますけどね。最近は電子書籍に移行したりしてますし、正直今までの騒動の中では、想像しやすいだけに一番怖かったかもしれない。

情報を集めて、準備を整えて。しっかり反撃をしてましたが最後の最後で逆転されて……嫌がらせもプロ級ですね唯一さん!?

新約 とある魔術の禁書目録 (16) (電撃文庫)
鎌池和馬
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-08-10

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ちゃか

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