気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

レイン3

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「各自 気を引きしめたまえ」
「我らの将と合流するまで 死なないように」

2巻までで原作1巻のエピソードが終了して、ここから、第2部の開始ですねー。
隣国シャンドリスが動き出したり、サンクワール国内でも、騎士登用試験を開始したりと色々動いています。
しかし、どんどんキャラが多くなっていくなぁ。原作はコレの比じゃないですけど。
巻頭、もう(生活状況的に)あとがない状態のセルフィーが、あれだけ大荷物抱えていた状態から、レインの気配察して抜刀しているんですよね。
実際に登用試験にも合格していますし、セルフィーって若さの割には結構スペック高めなのかなーと再認識。

レインのかつての知り合いガサラムも配下に加わり陣営が厚くなっていきますね。

「見るからに頑固そうな熊まがいの中年だなんて聞いてないぞレニィィィ!!」
「見るからに頑固そうな熊まがいの中年がお待ちだと聞いたら将軍にげるでしょう」
「おうよ!!」

っていうレニとのやりとりには笑った。

で、王女様のお披露目パレードをやって、お約束のように暗殺者の襲撃。
……コミック開始した時点から数えても、レインに関与した密偵・暗殺者で命落としているのって、もう三ケタに乗ってるんじゃないかなー。ユーリは幸運だったね。

そしてサフィール上将軍が国の乗っ取りをもくろんでうごきだしますが、すげー小物。いやー上将軍がこれだけ小物で、王様も愚王で、よくこの国今まで持っていましたね。
サフィールが小物な分だけ、ラルファスの格好よさが際立っていい感じ。
あと、地味にギュンターもいいキャラで好きなんですよねー。

カバー裏のラルファスが……哀れと言うか、本当に日ごろからレインの無茶ぶりに付き合わされているのに、お疲れ様です。

レイン(3) (BLADE COMICS)
住川惠
マッグガーデン
2010-05-10

レイン2

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「レニはあれでいざという時は強いから平気だ」
「……涙目だけど」
「「「それはヤケクソというのでは」」」

シェルファと朝の散歩に出かけた先で、刺客を倒すレイン。
しかし、この作品、暗殺者の登場率多くないですか。
しかも大概が「手は打ってあります」「連絡がつかなくなりました」とかそういうパターン。
危機感を煽ろうにも、レインが強いから、もう少し絡め手で行かないと、戦力消耗するだけだと思いますがねー。

で、ラルファスと合流して、敵の戦力を打倒しようと動き出す。
七千で四万を相手にしろっていうのは無茶ですよね。
だからこそ、いろいろ小細工とか策を練って、戦意を失わせようとするわけで。
作戦会議をしたときに、大軍を相手にする方法を全部やる、と言うレインの実行力は恐ろしいなぁ。

で、あっさりラスボスっぽかったレイグル王が出てくるんですよね。
死闘を演じて、とりあえずは痛み分け、かなぁ。
しかしこうして因縁が出来た割に、決戦が遠いんですよねー。
いや、10巻まででて、色々とイベントこなして話は進んでいるんですが。丁寧に描かれていると言えばそうなんですが。

レイン(2) (BLADE COMICS)
住川惠
マッグガーデン
2009-10-10


レイン1

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「将軍はやめに謝った方が良さそうですよっ」
「その通りだレニ! たのんだぞ!」
「外道!!」

剣と魔法が支配する世界。
北の大国が各国に侵攻を始めている、戦乱の大陸。
主人公のレインは、南西の小国、サンクワールに属する大将軍。
とはいっても、実力こそあるけど、口は悪いし、余計な事言って相手怒らせるしと、傍若無人な感じはしますが。
自分の道を曲げることはしませんし、仲間を助けようとする心はあるんですよね。
いくら愚王とはいえ、あっけらかんと謁見の間で挑発するのはどうかと思いますが。

25歳のレインが16歳の少女について聞いた時、ラルファスが「それはちょっと幼すぎやしないか」って顔に書いてるんですが……
貴族では珍しくないんじゃないかなーとか思うんですけどね。
まぁ、レインはもとは平民で、武勲で大将軍になってるですが。

密偵のユーリが結構可愛い。
コートクレアス城に謹慎なレインと戻ってきたときの顔芸とか、あちこちいい感じの描かれ方してます。
コミカルな部分も多いんですけど、ラルファスがギレスに向かって叫ぶシーンも鬼気迫るものがあったりと、見せ方が上手い。そこそこ良質なコミカライズ、かなぁ。

原作がレインの俺TUEEEモノなので、それが嫌いな人には勧めにくい作品ですけど。原作は文庫化もしていますし、これで興味持ったら読んでほしいかなー。割と好きなんですよね。
ただまぁ、刊行ペースがあまり早くないっていうのが難点ですが。
他の作品色々刊行しているから、その作業に追われている部分もあるんじゃないかなー。とりあえずレイン完結させませんか、って一読者としては思うんですが。

レイン 1 (BLADE COMICS)
住川 惠
マッグガーデン
2009-05-09

聖王剣と喪われた龍姫 Ⅰ

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「お前が何者だろうと知るか! 目の前で殺されたりなんかしたら俺の気分が悪いんだよ。それだけだ。お前が厭だっつっても勝手に助けるからな。もう文句はきかねえ。あきらめて助けられてろ!」

あちこちで説得力が微妙に足りないかなーというような感じ。
あと、詰め込みすぎ、ってのもあるかなー。
大筋でいうと、記憶喪失の少年と、迫害された種族の少女。
二人が出会った時に、叛乱の狼煙があがった、とまぁそんな感じなんですけど。
 
一冊で因縁ができすぎてる。
記憶喪失の少年がつまり主人公なんですけど……幼馴染と決別して、なんか思考凝り固まった保安局の局員に恨まれて、で、エピローグでさらに上乗せ、と。…どれか一つでよかったんじゃないかなぁ。

龍血統が、捕まっているっていうのがよく判らんのですよね。
膨大な霊力を持っていて、それで飛べるというのなら、飛んで逃げればいいのに。
一時的でも〈魔銃〉の効果範囲外の高度にも逃げられるようですし。そもそも〈魔銃〉を持っていなかった、龍血統が繁栄していた時代においてなら、逃げるのはなおのこと容易だったんじゃないかと。
あとは煮炊きのための火を熾す道具だったり、雨を降らせる道具があるんだったら、武器が無いはずがないと思うんですけどねぇ。農作物の敵は、野性の獣だと思うんですが。それを追い払う工夫もあったはずなんじゃないかと。
ロジオンが得た剣は、汎用性もないし、象徴的な意味合いが強いんで、微妙なところでしょう。
あとは、文字を持たずに、そこまで繁栄できるんだろうか。絵画によって残された情報もあるようですけど、それが出来て、日常の用途に〈神具〉を使う頭があるなら、文字位ありそうなもんだとおもうんですけどね。

あとは、あれだけ理性なく暴れた末に、ドミートリィが生きているのが不思議でならない。
全員殺してしまって、亡骸に、いったい何がしたいんだよ、お前らは……とぼやくぐらいの方がまだよかったんじゃないかなぁ。

さて、叛乱の狼煙はあがり、少年少女は行動を開始しましたが。
道行きは……あまり気にならないかなぁ。続きが出ても、手を出さないような予感がします。

聖王剣と喪われた龍姫I (ファミ通文庫)
三門鉄狼
エンターブレイン
2013-12-26

A*D-ANGEL'S DOUBT- 天使の嘘2

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もし本物そっくりの偽物が 本物よりも美しく見えてしまったなら
それはぼくの目が正しくないという事なのだろうか


鉱石の街が案外長引いてますね、という感じ。
気ままな諸国放浪しているフォースたちはまだしも、ロレンスはこんな長期にわたって進路変更の上、一つ所に滞在していていいのだろうか。
あまり進路変更できない行程だったんじゃないのー、みたいな感じが。

英理の兄、真理も登場してましたね。
まぁ、鉱石の街に来るわけじゃなくて、手紙を受け取る場面が描写されているだけですが。
そこで語られた「英理が友人として紹介した人物」っていうのも地味に気になりますなー。

英理がりくとにだいぶ興味深々なようですが。
確かに、のほほんとしているようで、時々なんかこわくなるような瞬間があるといいますか。
つかみどころのなさがすさまじいレベルだからなぁ。
細工の腕前の事もありますし、ある種の天才ではあるのかなー。
どんな背景があるのかは気になります。
りくととの会話をゲームに例えた英理の話は結構的を射ているものだと思いましたね。

「フォース かっこいいよね」
「今日はカワセミがヒマワリくわえたみたいなかっこうなんだよ」


・・・・・・それを格好いいといえるりくとくんが素晴らしい。
そんな独特な感性を持っているのに、目と記憶力と、そして細工が得意っていうのがなんともはや。

そしてりくと、飴細工もできるんですね。
・・・それで虫の飴つくるとか、才能の無駄遣いというか。
そもそもの出発点にフォースがGのつくアレを飴でつくったら美味そうに見えるのか、っていうのが合ったらしくて、それはちょっと無謀でしょうと思いますが。えぇ。 

 

A*D-ANGEL'S DOUBT- 天使の嘘

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「いいえ あれは桜の木です」
「他の人には贋物かも知れない でも私には本当の本物よりも こちらが」
「私の神が決めた『本物』なのです」

嘘桜という桜に似ているけれど、一年中咲いている花に関する寓話、それを元に詩人が詠んだ話の中の台詞。こういうのは結構好きです。ちなみに元になったのは、旅人を引き留めようとした女が男に「あの桜が散るまで」と嘘桜を指し、いつまでも散らずにまんまと騙されたって話です。それを、「私の神が決めた『本物』なのです」と綺麗なオチに変えてるのがいいですねー。

桜の話が最初に来ましたが、別に現代日本とかが舞台ではないです。
名門貴族の四男坊、フォース。彼はどんなド田舎でも「極楽鳥」のような華やかな装いをしている、型破りな存在だった。
その周りには、天然で細工の才があるりくと、主に暴言を振るうジズがしたがっていた。
この3人と、まっとうに社交界の人気者をやっている大富豪・ロレンス家の子息、英里とその執事の2組のお話。
主要キャラに男しか出てきていませんが、BLって感じはまったくないですなー。

「いずれも貴族ではないし 各階でも異端と呼ばれてもっぱら批判の的になっている人物だ」
「しかし 彼らの作りだすものは 確かに素晴らしい」
「彼らの 神に 価値がないと いったい誰が断言できるのだろう」

類は友を呼ぶというか、異端は異端を呼んでる感じですが、フォースの周りは、それぞれ自分の生き様とか主張を持っている人が集まっているんじゃないですかね。「極楽鳥」やっていますが、フォースってやろうと思えば結構な大物になれるんじゃ。いや、態度とかは既に大物の風格ありますけどね。ふてぶてしさとか。

諸国放浪の旅と銘打って、グルメツアーをしているお気楽なフォースと、興味を持つと行動起こさずにいられないロレンス。この二人のやりとりは見ていて楽しい。
ロレンスも、社交界でやたら人気っていう顔があるようですけど、手紙を面倒くさがるところとか、結構いい性格してるんですよね。
まぁ、どちらかというと、天然なりくとが一番好きなんですけどね。
ロレンスの興味も、一度見たものを忘れず、紙をもちいて巧みな細工を作るりくとに向いている部分もありますし。
りくとのダメ連鎖が、毎回楽しみです。ぶつかって因縁つけていた相手からも、最後には「呼び止めて悪かった」と言われるほどの不幸ぶり。
ロレンスには「わざとじゃないんですか」と執事に聞かれた時に、「これだけ捨て身のわざとなら もういいんじゃないかな わざとでも むしろ敬意を表すべきというか」と言われていましたね。
うん、濡れ慣れているとか、不幸とか、そういうレベルのあれじゃないと思いますけど。


歌姫

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「どうして神様は悪い願いばかり聞いてくれるんだろうね」
「…きっと」
「悪いことを願って幸せをつかもうとしたから 天罰が下ったんだ」

掲載誌的にはBL。Amazonの分類でも、「コミック・ラノベ・BL」に入ってますし。
ただまぁ、そういった要素っていうのはほとんどないですね。
あきさんのイラストが好みで購入。
画も話も結構好きなんですけど、結局のところどうして歌姫が歌をささげないといけないのか。そもそも国王の血筋に男児しか生まれないっていうのはどういうことなのか、とか疑問が多くて、説明が足りないかなーっていう不満は少しあります。
ただまぁ、それがあっても結構いい作品だとは思いましたよ。
1巻完結になっているんですが、もう1冊分くらい書いて世界観の補足してくれたらもっと面白くなっていたんじゃないかなぁ。

さて、本編。
女の「歌姫」が歌を歌い、彼女たちが歌い続ける限り、国は平安を保つとされている。
逆に、そうやって保たれている国の「国王」は、男のみがその役目を果たす。
だがある村には、居ないはずの男の「歌姫」が存在していて……?
第1話~第5話まで。
第1話で最新の状況を描き、そこに至るまでの描写を4~5話で描いています。
より正確に言うなら最新は5話のラストの当たりなんですけどね。

国家守護の歌をささげる歌姫は、その恩恵を守ろうとする村人たちの監視のもとに歌を歌う。関係が凍り付いているんですねー。どうにか改善しようという動きがまったくなかったとは言いませんが、徒労に終わった者が多いようで
歌姫の「能力」っていうのが結局よーわからん。

1話で、カインの放浪の原因を「村中でマリアばかり大事にするから拗ねて家で」とトーマスが語っているのがなぁ。そういう面もあるでしょうし、逃げたっていうのも嘘ではないんだと思いますけど。どうにももやもやするといいますか。

歌姫という立場に救いがないんですよね。村人もその恩恵にあずかっているというよりはまさしく寄生しているような状態で。持ち上げてやっているんだから言うこと聞け、みたいな雰囲気があるのはすごく気に食わない。
その中で、トーマスがいろいろと動いて、状況を変えようとしているのは、実って欲しいと思いますねー。

あの村で起きた悲劇は、マリアもカインもトーマスも、歌姫の母親も。誰も彼もが、一言足りなかったが故のものでもあるのかなーとか思ったりして。誰かが、もう少し声を上げていれば。なんてことをつい空想してしまう。
哀しい事があったからこそ、最後のシーンが映えるとは思いますがね。

「『今まで通り』って一番簡単そうだけど 今まで何もなくたってこれかもそのままで大丈夫とは限らないわ」
「『何もなかった』んじゃない『何も起きなかった』だけ 気付かなかっただけでどこかに破たんが必ずあったはずなのよ」

エマの言葉が、歌姫ってこともあってこの世界だと重いよなぁ。必死にやっていることにすがりついているものがいて、特別化と思ったら、それを気にしていない人もいるんだ、と。それはある種の絶望なんじゃないかと。吹っ切って行動しているあたりが強さ、なんでしょうけど。

読み切り掲載だった「ダリカ」も巻末に収録されています。
かつて存在した神を再度作ろうとし失敗。破壊を好む悪魔のよな存在が誕生してしまった。そして、今、その悪魔の子から「神の子」には必要ない存在を取り除いて作られたのが「ダリカ」。ただ、これも問題があって、取り去ったはずのものを得ようと動くことがあり、その兆候が視られたら処分しないといけない…とまぁ、そんな感じの話。
結構面白かったと思いますよー。

歌姫 (ゼロコミックス)
あき
リブレ出版
2006-12-09

アリアンロッド・リプレイ・アンサンブル

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稲葉:また、ずいぶんあやしげな技の名前が(笑)
GM:まあ剣豪モノですから。
かわたな:剣豪モノなめんな!(笑)

ゲームフィールド掲載の単発のシナリオを2本まとめた文庫。
「ルネス殺人事件」と「アリアンロッド剣豪伝 明星連也降魔剣」の2本が収録。
おまけとして「ベネットのうろ覚えエリンディル東方ガイド」も掲載されています。サプリの「東方ガイド」を読んでからだと、なるほどこれは確かに「うろ覚え」とつくわけですね、という感じ。
まぁ、ベネットだからなぁ……

「ルネス殺人事件」
GMは久保田悠羅。舞台は温泉の町ルネス。そこにあるムーンスター芸団員育成のための学園、ムーンスター・エンターテインメント・アカデミー。ひょんなことから、そこで行われる劇に参加することになったPCたちは、その劇の裏側で進む陰謀を防ぐことができるのか、というリプレイ。
演目が『クラン=ベルの四英雄』、という事で、「ベネット役のベネット」がみられることに。本人が舞台とかで本人役を演じるっていう展開は、それなりにありますが、それがベネットだとどうしても笑い話に感じてしまう。
実際お調子者なんで「本物のベネット」といっても、「はいはい」みたいに流されているお約束のテンプレが出来てましたけど。

PLはベネット役の大畑顕。
安達洋介とツジヤスノリ。どちらも『アリアンロッド』のエネミーイラストをやられたりしているそうです。安達さんは『ダブルクロス・リプレイ・オリジン』の辰巳狛江のPLだそうで、そっちの印象が強いなぁ。
ビアンカというアコライト/バードの少女。
チャンピオン・レックスというグラディエーター経由のウォーリア/モンクのドゥアンの男性。
この二人は、レックスがグラディエーター経由ってこともあって、選手とそのマネージャーという設定に。チャンピオンなレックスがいるから、最後の戦闘とか、そういう格闘技な色が強くなって笑った。P125のイラストとか、演出としては完璧なんじゃなかろうか。

「アリアンロッド剣豪伝 明星連也降魔剣
GMは丹藤武敏。タイトルから連想できるように、剣豪モノですね。こういった遊びもできるとは、アリアンロッドの懐結構広いですね。当然のようにPC1はサムライなんですが。師匠との関係とか、兄弟子との因縁とか、お約束ではあるんだけど、王道だからこそ面白いですよね。
秘剣の存在とか、結構面白くなるエッセンス込ですし。

豪快なサムライ、アケボシ・レンヤ。
呪いをかけられ隔離され、金銭に価値を見出したアルケミストのお嬢様、リオナ。
フィルボルの賞金首なギャンブラー、シャーマンのナジャール・コジャール。
復讐を目的としているはずがどこか間の抜けたニンジャの少女、シノブ。
PLはそれぞれ、稲葉義明、田中信二、大畑顕、鈴吹太郎。

この4人の掛け合いがいい感じでしたねー。リオナの呪いとか、最初は敵対しているシノブとかの構成とかも中々。出てくると面白くなってしまうザンマが個人的には好きですよ。えぇ。面白いから。

空挺懐古都市2

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「俺はこんなにも残酷な喜びを ほかに知らない」。

Episode5~7とSide Story1と2が収録。
愛した人を忘れてしまう病が広まるまち、空挺都市。
全体的に切ないっていうのは1巻から共通ですねー。

空挺都市にとっての重要人物、ユナ。
その幼馴染、空挺都市で再開したトキ。
2人は、距離を縮めていくが、トキが『古妖精病』を発症。
記憶を失っていく。
そして、ユナとは最終的に離れてしまうけど、ユナが諦めていないのがいいですねー。
片方だけの記憶が、想いが消えてしまうっていうのは、酷く悔しく、切ないものです。
どうにか、良いおわりに辿り着いてほしいものですけど。

都市側の人間にも、色々主張はあるんでしょうけど、なーんかあまり好きになれないなぁ。
灯篭屋さんもなんかいろいろ知っていそうですけど、今後もっと絡んでくるんですかねー。
天草は結構いいキャラだと思うんですけど、どうにもこの人も記憶を失っているんじゃないかと思うんですよねー。星を見たくないっていうくだりとか。
ただ、やっぱりいいキャラというか、あちこちで良いシーンがあるんですよね。

「…………優しい子に育ったね」
「そういう君は きっとここに来るべきではなかった」

とか、次のやり取りとか。

「人は面倒くさいのね」
「面倒くさいかね?」
「それすら面倒くさいと思う世の中が来るなら わたしはそんな世の中は見たくないと思うよ」
「人を想う気持ちはこんがらがってしまうこともあるけれど そうやって紡いで絡みあっていくのだと思いたいからね」

そして空挺都市が何を持って浮いているのか。1巻でおおよそ予想していましたが、はっきり言われるとなぁ。だいぶこの世界も病んでいるようですけど、救いは残るんですかねー。

えーっと、なんか後書きが不穏なんですけど、続き、でます、よね……?


ソード・ワールド2.0リプレイ たのだん3

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「世の中、人族と蛮族なんて、大した違いはないとガートルード様はおっしゃっていた。どちらかが正しいなら世の中には一方しか残っていない。それがまだ両者ともに健在なのだから、どちらが正しいとかそういうものではないのだと」

まぁ、身もふたもない言い方すると、ゲーム的に敵が滅びては世界が成り立たないって話ですが。実際に生きる人族からすれば、たまった話ではないんだろうなぁ。

第7話 とんでもないおおしごと
第8話 わるものたちのしま
第9話 じんせいはぼうけんだ!

なんとたのだんは「キネティックノベル」にもなっているそうで。
それのセッションを挟んでいるので、前回のおわりよりも成長しています。
冒険者レベルも6~7に。能力値も上昇して、なんかシャーリィがフェンサーとは思えないボーナスの世界に入ってるそうですよ。追加ダメージ+10だとか……あれ?
で、今回は、リプレイ完結刊の上、全編書きおろしってことで、全体通して一つのシナリオ、みたいな感じですね。
7話で敵地に潜入して、8話で一つの依頼を果たし、さらなる陰謀を知り、9話で、その陰謀の阻止に動く、とまぁ、そんな感じ。

蛮族と通じているという噂のある、クーデリア侯爵領、その調査に赴き連絡の取れなくなった密偵を確保しに行く、というミッション。
以前、自分たちを助けてくれたカサンドラさんを、逆に助けに行くっていうシチュエーションは美味しい。
ただ「たのだん」……つまり「たんしいだんじょん」ということで、ダンジョン探索ばかりしていたPCたちは、その勢いのまま突っ走って。
街での探索とか向いてません、という猪突猛進ぶりで。
いやぁ、あそこまで一直線だといっそ気持ちがいいですけど。
情報収集とかせず、手がかり得たら、そこに突撃かますという、後先考えていないような戦法で臨むメンバー。ちゃんと途中であれ、色々手落ちじゃ、と気付きますが時すでに遅し。
うっかりまた捕まるとかにならないでよかったですね。

で、なんとか依頼を果たしてみると、どうやら、依頼主というか、現地協力者にシャーリィは見覚えがあるようで……まぁ、ここで設定拾って元婚約者だしてくるのも、お約束展開と言えばそうか。
どうにも好きになれないキャラクターでしたけど。
散々冷やかされていたレクサスとの関係が落ち着いたのは、よかったかなぁ。
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