気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

LaLa 2014年4月号 感想

LaLaの感想。


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ソード・ワールド2.0リプレイ from USA 3 竜魔争鳴―ラヴコンフリクト―

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アンセルム この子は災いを呼ぶぞ!
ウィスト ボクの親はそういって、ボクを軟禁したよ! 君だって剣を持たないという理由で迫害されて育ったんだろう! アンセルム、キミが今やっていることは、所詮お兄さんへの憎しみをその子供に転嫁しているだけだ! 君を迫害してきたヤツらと、どう違うっていうんだ! この子は、もう一人の君かもしれないんだよ!
アンセルム むっ――

卵を前にしたときの、アンセルムとウィストのRPが上手いなーと思いましたね。
GMの想定ではあそこは逆の立場になるかなーってことでしたが。
読者としては、こっちの方が楽しめたといいますか。その辺の誤差も楽しみにできるのは、TRPGの妙ですなー。
しかし、クリフが相変わらず、姫騎士萌えの変態なのに、時々格好いいから困る。

第六話 『Quarrel of a Drake and Nightmare』
第七話 『The Incubator』
第八話 『Love, Life, and Shadows』

GMが逆襲のために用意したキーワードは「卵」と「卑劣漢」。
いや、本当に卵ぶつけてくるとは思わなかったといいますか。
森のMAPで最短ルートで突っ切ったところとか、ある意味でGMとPLの信頼関係がしっかり構築されてますね。

さて、ひょんな縁で押し付けられたドレイクの卵を巡るシナリオです。
蛮族だから、生まれる前に殺してしまうのか。しかし、アンセルムがいるように、魔剣を持たないドレイクかもしれない。だったら、彼を仲間としているのに殺すのは正しいのか。葛藤をしているPCたちがなかなかいい感じでしたねー。
しかし、ドレイクとナイトメアって子供作れるんですね。いや、作ろうと思えばって話ですが、北沢さんに確認済みってことなんで公式か。
あーでも、これってウィストが人間生まれのナイトメアだからかな。 
なんのかんので人がいいから、卵を無事に孵すべく色々と手を尽くしていますし。

そして、しれっとミケがグラランとは思えない成長を遂げているんですが、どういうことなの。ナイトメアのウィストと並んでるようですけど。
まーウィストはウィストで、魔術特化で、前衛技能ないから伸ばしていないってのも……あるのかなぁ。

ついにアンセルムが竜化つかったりもしましたが。
その上でとる行動があれか。種族の誇りまで手放して、とか言われてますけどいいんですが、アンセルム。

ソード・ワールド2.0リプレイ from USA 2 姫騎士襲撃―プリンセスナイト―

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クリフ ただ、貴方が彼女達を仲間として大切に思ているのなら、せめて出ていく前に話はしておくべきでしょうね。
アンセルム そうだな……そうかもしれない。
(略)
クリフ アンセルム。近くに居ることで守れるものも、あるのですよ。……実は僕、経歴表で血縁者と死に別れていると出ていたので、その経験からこう言います。

あれ、クリフが格好いいぞ。どういうことなの。
これで普段から姫騎士言ってなければ、完璧なのに……
普段がアレだから、たまに真面目だと光るみたいなこと言っていましたが、それにしたって普段がアレだと……

第三話 『Princess Night』
第四話 『Assasin's Shadow』
第五話 『Counterstrike!』

姫騎士とタイトルにある通り、第3話、姫騎士の話です。
ベーテGMが、「姫騎士とは何か」を考えてその答えが提示される話。
……最適解を敵でだしてどーするの、みたいな展開もありましたが、それはそれで笑えたので良し。

しかし、ウィストが居なかったらこのパーティーは空中分解しているんじゃないだろうか。ドレイクのPCを混ぜたメンバーでの冒険ということで、蛮族と人族という関係についてのやり取りとか、中々面白いですね。
ナイトメアとダークナイト。ウィストが、「ああなっちゃいけないボクだから」と振り切ったところはよかったなぁ。
後ろでクリフが姫騎士姫騎士言ってなければ……

そうやって敵側で出てきた姫騎士を何とか捕えて情報を得ようと画策したり、それを仕留めに来た敵を倒したりしています。
で、功績あげてきているし、蛮族軍っていう問題もあるしで、ついに、三派閥ある街のトップ会議に連れて行かれることに。
トップが認めてくれるのはありがたい事だけれど、柵も増えて行動しにくくなるかもなーとか少し思いました。
最初にも一部引用しましたが、クリフとアンセルムが真面目に会話しているシーンは格好良かった。油相撲は酷かったけど。

飛べない蝶と空の鯱 ~蒼の彼方より、最果てへ~ Ⅲ

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「道標は示された。目指す先が見えているうちは、人はそれほど迷わないものだ」

シリーズで言うと6巻目。「蒼の彼方より~」の3巻目。
そして、空の門編、完結刊。
どーでもいいですけど、このタイトル表記はどうにもわかりにくいんですけどもね。
ちゃんと第三部でますよねー? 後書きで触れられていないのがなんだかなーと思いますけど。

ともあれ本編。なんか、ポールマンが凄い格好いいんですけど、どういうことなんだろうか。
変わり始めて、ようやく歩き始めたところだったろうに、あぁなってしまうのか。
それで状況が切り替わったから、安らかな顔だったんでしょうけど。
熱かった。漢だったよ、ポールマン。
一気に好感度上がった感じ。

しかし、今回は本当にポールマン回だったといいますか。
ハイリッヒから情報を得たのもそうですし、そのあと、ノイという重要人物と出会って、ザックスを辛くも撃退してますし。
「傀儡師として参る」、と啖呵切るところも格好良かったですしね。
まぁ、そのあと持ち前の力でもって少し状況かき回してましたけど、結果的にそれがいい方向に動いた部分もあるからなぁ。
ジェシカも以前の因縁は、再開した時に許していて。だけど、毎回ポールマンがふがいないから、態度があーなっていたとか言ってましたね。
これから、だっただろうに。

シュネーとヒルダが人類超越した怪獣大合戦してましたけど。
ウィルとジェシカも対人戦においては結構な実力ですし、敵陣営幹部のザックスとかビルギットも強いキャラクターです。
しかしまぁ、この二人は本気で次元が違うって言いますか。
シュネー、いくら組織の総帥だからって、レプリカ全部持っているとか、チートにもほどがある。
そのシュネーに押されながらもなんとか状況を維持できているヒルダも相当ですがね。
――次元が違い過ぎる、とウィルたちが思うのも仕方ないっていうか、事実ですしね……
おっかないにもほどがある。
ヒルダとシュネーの間に結構、気になる会話とかしていましたけどね。
七つの鍵が世界を滅ぼした話とか。
そもそも最初の方に、霧妖についての真実とかも明らかになって、世界観がどんどん明らかになってきている感じはあります。

ティエラ王によって、ウィルの父についての情報が少し出てきたりもしてましたし。
最後には、ウィルが空において、ジェシカの模倣ではなく、自分の空を飛ぼうと苦心していた姿がまたよかったですねー。
帯にもある文句が中々光っていたと思いますけど。

「飛んで、空の鯱。きっと、空の王にも届く」


やっぱり、この二人は一緒に飛ぶ姿がお似合いですよ。

それはそれとして、ウィルとジェシカのいちゃいちゃぶりが留まるところを知らないんですけど。
いいぞ、もっとやれ。
イスカとレンが別行動をするみたいですし、一歩ふい込んだ二人が、ヒルダ伴っているとはいえ、事務所に二人ってやばいんじゃないのかなー。
今回のジェシカみたいに無駄に意識して、告白する前の方が恋人のようだったという喜劇を演じそうな予感がしますけどね。 

 

黒鋼の魔紋修復士8

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「男も女も命の重さには変わりないんじゃないかな?」
「……そういうセリフは、ふつうはもっと人道的な話題の時に使うものじゃありませんかね?」


あれー、なんかラブコメの香りがしますよ……?
1巻読んだときは、そっち方向には発展しないだろうなぁ、と思っていたのに。
ヴァレリアとディーが互いに距離を取ってぎくしゃくしている、という描かれ方は結構よかったんじゃないでしょうか。
ただ、この作品で言い続けてますが、ディーは好きなんですが、ヴァレリア苦手で……
恋愛色がそっちに向かうと、ちょっとなぁ……

だって、ヴァレリアあちこち酷いじゃないですか。ぐぬぬがコンセプトとはいえ。
今回もまた凄い失態しますしね。
最近まともになって来たかなぁ、と思ってきたところだったのに。
状況が状況で、ちょっと不安定になっていたとはいえ、下手打ったなぁ、という感じで。
本当にどうしてカリンが首席じゃなかったのかと。
アーマッドは神巫を働かせるなら、その辺の事情についても呑み込ませる教育した方がいいと思います! 
安定・安心のカリンの活躍を待ちたい。
ヴァレリアの言動は読んでいてひやひやするので。

しかし、1巻ごとのクオリティは高いと思うんですけど、どんどん風呂敷広がっている感じはしますよね。
あちこちで断片だけ描かれている、ネレイダの行動原理とかが結局よく判らないというか。
なんか秘密持っているみたいですし、ダンテとかと接触するとか色々動いてはいるみたいですがねー。
ディー達と間接的にしか関与していないから、そろそろ対面してもいいんじゃないかなーとか。

他にも気になっているのは、いくつかありますけどね。
前回逃げた、変態の姉の思惑もそうですけど。神話に関する考察もまた気がかりではありますか。
少し前にダメダメだったのに最後逆転とまでは言わないでも、なんか剣とか回収していた王子もいましたし。
そこの国に関して言えば偽りの神巫もいましたよね。逃げ延びてるだろうけど、再登場はいつだろうか。

アーマッドだけじゃなくて、それぞれの国の考えが入り乱れているのは結構凄いと思いますけどね。
イサークはイサークで食えない皇太子で、味方にしてると心強い面はありますが、今回ディーにやらせた任務とかも合わせると、しっかり黒いしなぁ。

しかし、振り返ると割とあちこちで撃ち漏らしているといいますか。
ディーと戦った相手は結構死んだりしてますけど、立場ある手前、監禁とかで済んでるんですよね…
ダンテとかもそうですけど。それがのちのちの禍の芽になってるみたいですけど、どーなることやら。

黒鋼の魔紋修復士8 (ファミ通文庫)
嬉野秋彦
エンターブレイン
2013-12-26

つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

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「悪くはない。でも、損なわれるものはある」
「何が、損なわれるんです?」
「私の我儘が。きっと、もっとも鋭利な一欠片が、僅かに削れて丸くなる」
「天才が――」
小林の表情は乏しい。
だが声が震えていた。感情的に。
「天才が、凡人に歩み寄らないでください」


作家と編集者の会話によって、幽霊にまつわる謎を解く物語、第2弾。
前回、2人に助けられた、小暮井ユキは大学に進学。
そこで聞いた幽霊の噂を、徒然喫茶に持ち込む。
作家と編集者の重い過去が少しずつ見えてきましたね。

演劇サークル「ラバーグラス」。
ある劇の練習を始めてから、幽霊の目撃情報が多発しているとのこと。
それは、このサークルに在籍していた先人が残した、シーンごとにバラバラになった、特殊な台本だった。
一人の才能ある人間に率いられて結成されたサークルは、その人物が亡くなることによって衰退した。
その人物が残した台本。
幽霊の謎と、台本の謎。二つが同時進行というよりは、色々と絡まっている感じですね。

前回は、何人かの幽霊と、それぞれの事件を扱いつつ、最終的に小暮井ユキの物語としてまとまったわけですが。
今回は、新しく出てきた幽霊、レイニーとラバーグラスの話に終始したかなー。
前みたいに別の幽霊がいて、その謎を解いているうちに最後の謎まで推理するという感じではない。
なぜか実際舞台に立ってますしね。
作家と編集者の過去について描かれていたりもしましたけど。

あとはレイニーが一体何を考えているのか、が気になる処。
十一年も前から後継者を探しているレイニー。
今回は、ラバーグラスの創始者、宵野ランの話であり、レイニーの話もありました。
心酔したファンっていうのは、時に恐ろしいものですね。
そして、今なお残りレイニー。紫の指先ともなんか関わってそうですが。
続きは3月予定だとか。楽しみですねー。

 

つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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「バッドエンドなんてありふれているさ。現実にも、物語にもな」
「だとしても、ですよ。もし仮にこの世界が、当然のようにバッドエンドで満ちているのだとしても、です」
雨坂は目を細めた。
「そんな結末、認められるはずがない。小説家というのはね、この世にささやかな希望をみつけるため、物語を創るのです」


気に入っている「サクラダリセット」の筆者の新作と言うだけで買う価値はある。
中々面白かったですよ。

「徒然珈琲」には二人の探偵がいる。
元編集者で、お菓子作りが趣味の佐々波。
天才的な作家だが、いつも眠たげな雨坂。
2人とも青年~中年あたりの男性ですが、腐れ縁で分かり合っている感じが、結構楽しい。

ある謎があるとき、彼らは、互いの本文を全うする。
つまり、編集者と作家というそれを。

「坂道を上る、同じワンピースを着た二人の女性について」
と、グリーンジャケットが言った。
「貴方なら、どんな物語を想像しますか?」
(略)
「じゃあ始めよう、ストーリーテラー。お前はどんな物語を創った?」


と、プロローグから少し引用しましたが。
こんな感じで会話が始まって、作家が話の筋を語る。
編集者は、展開に違和感があるとか、いろいろ突っ込んで質問し、それに作家が応えていくという流れ。
本当に、一つの話を作っていくかのように、謎を解いていくっていうのは中々面白いと思いましたよ。

ただまぁ、あらすじで誤解されそうというか、びっくりネタで、幽霊が出てくるのは注意、かなぁ。
日常系ミステリなのかと思っていたら、幽霊の話になっていて少し驚いた。
作者の持ち味の、優しい結末、透き通った世界、そういったものは健在なようで、個人的には楽しく読みましたけどね。

元編集者と、作家の話がするすると流れるように進んでいくので、読みやすかったかなー。
途中で別行動したりしていますが、結局最後には合流するっていうのもいい感じ。
続刊も決まっているようで、二人が追い求めるものがどんな結末へとつながるのかが楽しみ。

 

RPF レッドドラゴン 第六夜(上) 夢幻回廊

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エイハ ありがとうございます。……情報がちゃんと、わたしに都合のいいように伝わるようにしないと(一同爆笑)。
婁 俺でもここまでは言わねえ!
FM プレイヤーが今必要なことを完璧に把握しているがゆえに、発言がかえってひどくなるという例ですね(笑)。
スアロー もはや、ひどいとかひどくないとかじゃない!


もうこれぞクライマックスという感じで、ゾクゾクしますね。
追加のスタッフも含め、野球ができるほどの人数で行っているとか。
極めつけは、あの細工ですけども。

今回は最終幕ですが、決戦前という事で、劇的な変化っていうのはないですかね。
契りの城が出てきた時点で、戦争じみた大規模戦闘がおこるのは分かっていましたし。
それぞれの道が別れた以上、実際に敵対するのも予想の範疇ではあります。
「わくわく天稜ランド」のスタッフと婁さんが息ぴったりで笑えましたけど。
だから、今回の展開は予想外というよりは予想以上、というのが正しいですかね。

大規模戦闘を乗り切ってそれぞれの決意がより強いものとなる。
分かたれたはずなのに、それでもお互いを理解してる部分があるのは皮肉というかなんというか。
まー恋する魔神さんはいっそ読みやすかったりしますけども。
それでも、あのFMにした「質問」についての反応は恐ろしいものがありました。
本当に、恋する魔神というか、一直線というか。
赤の竜の残留思念もこの人にだけは与えちゃいけない能力が与えられるという事を明らかにしますし、どー寸のこれ。下手すると本気で婁さん一人勝ちだぜ……?

一方で、エイハと忌ブキの方でもドラマがありましたね。
竜殺しを殺したいエイハ。それを知らされていない忌ブキ。
「背中を押すわ」と語り、「愛している」と云う。
エイハ、迷いがないんですよね。寿命が短いという事も関係しているようには思いますが。
度々言っている、「順番」。それが根幹にあり、優先するものが決まっているから、ぶれないんですよね。
しかしそんなエイハに迷いを差し込んでくるあたりFMも手が込んでいるといいますか。
スアローに「下衆め!」とか言われてましたけど。

そのスアローも、子供好き? というか「育っちゃう系」とか色々おかしな言動振りまいていましたけど。
根幹が語られるに至って、なかなかすさまじい価値観というか、重たいものを抱えているんだなぁ、という感じで。
呪いについて明かされた場面でも想った事ですけども、スアローはスアローで怖いし、でも格好いいですよね。

そして禍グラバ。
エイハから、人の命のかかわる取引、彼女の「順番」について明かされる。
赤の竜に、唯一取引を持ちかけられず、友として見守ってほしいと言われた人物。
正直、禍グラバの戦闘能力がどれほどあるのかさっぱりわからないんですよね。
いやドリルとガトリングガン抱えているのは知っていますけど、具体的なデータとしてどこまで戦えるのか。
それぞれ一騎当千というべき、驚異の中、一体どういう行動をとっていくのか、一番読めないのってこの人なんじゃないだろうか。

それぞれに譲れないものがあるから、ここに至るのは変わらなかった事でしょう。
何処に着地するのか、楽しみでもあり、怖くもあります。


影執事マルクの手違い

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「大丈夫です。人間は、諦めなければなんとかできるものです」
「そうは見えな……いや、そうだ。諦めるな。な? 生きてりゃいいこともあるさ」


マルクのキャラが結構好きですねー。
最初の郵便屋さんとのやり取りとか結構好きですよ? 
しかし、今見るとイラストでナイフ2つと拳銃1つ持っているように見えるんですが……
郵便屋、拳銃2つとナイフ1つ使ってたんじゃないですっけ。
マルクは、何のかんの言いつつ執事がお似合いだと思いますよ、マルク。

契約者、という異能持つ存在がいる大陸。
彼らは精霊と契約し、異能を使う。ただし、それには対価が必要となる。
能力をもって視界にあるものを灰と化す魔眼を得た少女は、同時に全てのものが灰色に見えるようになった。
影を操り、触れたものを停止させる異能を得た青年は、日の光に拒まれるようになった。
対価を払っている分、色々と奇抜で目立つ行動を取ったりすることになりますが、荒事とかもめ事とかそういう方面では、契約者の能力は活用されてます。

マルクも契約者として、ある屋敷に住まう契約者を殺すように依頼される。
しかし、帰り内に会い、なぜか、その屋敷で執事として雇われることに。
過去、波乱万丈の生活を過ごしてきたこともあり、色々と小技を身に着けているというか、執事結構転職なんじゃないか、みたいな感じでしっかり働いていますね。
苦労しているんだよな、マルク……と傍から読んでいると、報われなさに涙でそう。
契約者として苦労して稼いだ財産を失ったりしてますし、不幸の星の元に生まれているような感じもしますが。

まーそんなマルクが、執事として頑張っている様子はなかなか見ものですかね。
契約者として戦う場面も中々。
結構好きなシリーズなんで、また読み返して感想を適宜あげてこうかなーと思います。


ダブルクロスThe 3rd Edition リプレイ・メビウス③ 1秒でも長くキミといよう

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GM:「本当は、死んだ人は生き返らないし、瞬間移動も、鉄骨を銃弾で弾き飛ばすこともできない……そのせいで、救えないことがあっても、仕方がないんだ。世界って、本当はそういうものなんだと思う」
紅:……うん。
GM:「でも、今のあたしにはその力があるし、力があるのに使わないっていうのも、無理だからさ。間違った世界で、間違ったまま……それでも、少しでも、正しいと思えることをしていくしかない、って思ってる。」


リプレイ完結刊。
いやぁ、相変わらず面白かった。
秋雨さんが前回の最後、凄い行動に出て、実はラスボスになるんじゃね? みたいな展開でしたけど。
なんとかPCとして参加できてよかったです。
GMと事前に相談して、色々と手を打っていたみたいですしね。

秋雨が助けようとした妹、時雨。
戦闘能力という意味ではなく、心が強い少女だったんだなぁ、と。
秋雨が「裏切り」を働きましたけど、その気持ちが分かる感じで。
兄妹の関係が良かった。
紅が愛も変わらず、突飛な言動を繰り返していましたが、しっかり悩んでいるようだったのはいい感じ。
助けられる可能性に賭けることは悪い事なのか。
そのために全力を注ぐことを、悪と断じていいのか。
ループを繰り返した中では、完全に否定もし切れないといいますか。悩ましいところですね。
 
そして、正直フレーバーな情報出すキャラなのかと思っていた眠木先生についにスポットが当たります。
まさかあぁいう展開に持ってこようとは。
いや、羊坂さんは、なんかしてきそうだなぁ、とは正直思っていましたけど。
紅と一緒で、ループ関連で命を拾った存在、という事になりますしね。
その関与の仕方がちょっと予想ななめ上に言っていたのが驚きではありました。

三馬鹿と称されていたらしい、珠樹、伊武、宇津木。
いや、裏切りの連続で、まとめ役になった珠樹のだめさとかは輝いていたと思いますよ。
あれが本物の前衛バカってやつなんだろうか。
伊武と宇津木も中々いい性格をしていたので、その辺が清涼剤になっていて、シリアスになりがちな雰囲気を緩和してくれていましたね。
しかし、宇津木は、魔眼をデコるとか新しい価値観を持ちこんでくれましたね・・・
キャラクターとしては正しい・・・・・・のだろうか。どうしても面白くなってしまう。
締めるところは締めてくれるいいNPCでしたけどね。

紅が、最後までなんちゃってスパイでしたけど、主人公であったなぁ、と。
懐に入り込んで、なんとなく力を貸してしまうっていうのは転生の素質なんでしょうかね。
そういう紅と親しくなった、アンゼリカのロールも今回は光っていた。
秋雨に協力して、有ることをしようとしますが、最後には覚悟を決めて、行動に移すっていうのは、良いシーンだった。

後は、墓守も今回は素直に格好良かった。
前回の混乱しまくって、パニックになっている状態もまた面白いと言えば面白かったんですけど。
今回は素直にマスターエージェントの風格があると思いましたよ。
ループに入った時に、秋雨と会話しているシーンとか、あれは、秋雨と墓守だからこそのシーンだったよなぁ、という感じで。
もしあそこに出てきたのが紅だったら、全く別の描かれ方になっていたはずですしね。
そして、墓守のプレイヤー田中天氏は、リプレイ終わった後に文庫にして50P相当の墓守とネズミを描いた夢小説を描いたようで・・・・・・なにやってるんですか。
とりあえず公開は予定されているそうなので、それを楽しみに待ちます。


プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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