「奇跡と魔法を体感した思いはどうだ?」
「呪いの間違いでは?」
「福音と呼びたまえ」
ルールさえ守っていればレールの上に乗っていられる。
それを自らの軸としている相手が、神にあったところで早々信仰の心は芽生えないよなぁ。
流血は成熟の通過儀礼とか言ってますし。まぁ、彼女をキーとして世界が大きく変革しようとしてるのは確かですが。別の手段を講じるってのが、おっかない。
というか存在X、割と気軽にターニャに接触してきてて笑う。
無理筋の冬期攻勢。
それを止めようとルーデルドルフ少将の下に直訴しに行って。
そこで参謀本部の方針を打ち明けられる。
語りながら、自分の知識と合わせ答えを導き出す。
ここで有用性を発揮してしまうから前線から離れられないんだよなぁ。
徹底的に保身に走ろうとする態度が、他からは責任を抱え込むように見える見せ方は流石というか。
「白銀」という看板に周囲の目がくらんで誤魔化されてるんですよねぇ。
自分が吹き込んだ案によって危地へ送られるターニャに合掌。
まー本当に災難なのは、彼女の率いる大隊に蹂躙されたオースフィヨルドの人員でしょうが。