気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました2

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「うーん、そうだな。別に強いから偉くならなくちゃいけないってことは無いんじゃないかって思ってさ」

 

WEB未読。BOOKWALKER読み放題にて読了。

キャンペーン追加タイトルで、今月31日まで。

二人で薬屋を営み、仲を深めていくレッドとリット。

恋人関係に不慣れでも、相手を尊重してイチャついてるのが微笑ましくていいですねぇ。

バカップル呼びされているのも納得できる甘さ。

 

穏やかな時間ばかりではなく、彼らの住む街でトラブルが起きたりもするんですが。

麻薬として使える薬が出回ったり、加護持ちに寄る傷害事件が発生したり。

それでも、勇者パーティーの一員として活動してきたレッドと、B級冒険者としての経験も積んできたリットがいると大体のトラブルに対処できるんですよねぇ……

リット達も完璧ではなく、敵の罠によって武器を封じられたりはしてるんですが、そこを乗り越える強さがあるので、安心して読めますね。

 

しかしまぁ、辺境と呼ばれ怠惰な職員が多いと呼ばれる国でもデーモンの暗躍があるんだから、何とも危ういというか。敵の手の長さが恐ろしい。

勇者一行も一枚岩じゃないどころか、ギデオンが抜けた後更にギクシャクしてて。

新たに加わった職業暗殺者の少女・ティセが表には出にくいけど、中々ユニークな性格をしていて面白いです。「私はこれでも人間関係がギスギスしていると落ち込むタイプなんだぞ」って一文が笑えた。

好きラノ2020下期用 オススメラノベ10選

好きラノ2020下期用記事です!
積読の山に埋もれている新作の数々に後ろ髪を引かれながら、選出しました。
積まれてる本崩して、記事書いた上で投票用エントリを作ってる余裕はないと判断した。
今読めてるものだけが私の武器だ……。

ISBNで取得する関係上、電子専売の作品を選べなそう(確認はしてない)なのがちょいと残念ではありましたが(追記:別ページで「電子のみの作品には投票できない」と明記されてました)残念。
と言うことで、読了作品の中から10作品選ばせてもらいました。
詳細は下記。
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Unnamed Memoryコミカライズ2~4話感想

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つい感想を書きそびれていたので纏めて更新。

詳細は下記。








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真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

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「(前略)そうでなければ、この難局を乗り切ったとしても、『勇者』がいなくなったあと、また魔王軍が来た時戦えない」

「私達が勝利していないから」

「そうだ」

 

WEBは未読。BOOKWALKER読み放題で読了。

期間限定タイトルで、1231日まで。

 

加護やレベルと言った概念が存在すファンタジー世界。

暗黒大陸を支配する魔王によって、人々のクラスアヴァロン大陸への侵攻が開始し、勇者の加護を持つ少女が仲間たちと戦場を渡り歩いていた。

その中にあって、勇者の兄であるギデオンは『導き手』という、初期レベルが加算されるだけの加護しかなく。

激しさを増す勇者たちの旅についてこれていない、と一行の『賢者』から追い出されて。

 

本人も力不足を実感していたり、予想外の場面を見せいで、諾々と従って辺境まで流れ着いたそうですが。

そこで、それまでに得たコモンスキルや汎用的な知識を使って、薬屋でもしようとして。

実力も伏せてDランクの冒険者として振る舞いつつ、住人と良好な関係を築いているので実際スローライフは成功してる感。

 

なんの因果か、勇者一行として協力した事の在る王女様も、彼女の事情によって辺境にやってきていて。

口絵で「ツン期の終わったツンデレ」と評されている通り、ギデオンに対して甘い彼女が可愛くていいですねぇ。

お偉いさんたちからすると、高ランク冒険者だった彼女が冒険者引退するのは避けたいらしくて、色々と交渉に来たりしてましたけど。逆効果というか。

守るものと排除するものの線引きが出来てるのは好感が持てて。

 

しかしまぁ、戦闘では力不足だったとはいえ、色々とフォローは欠かさなかったというか。

各種交渉なんかも請け負って居たりしたようですし……実際、ギデオンが抜けた後の勇者パーティーのギクシャクした感じを見ると、大打撃も良い所なのでは。

加護もスキルなどのプラスの素養だけじゃなくて、それの持つ力によって、力に傾倒したりする引力があったりするようで。正直ある種の呪いのようにも思えて怖い。

 

レッドという偽名を使って、冒険者リットと薬屋をしている二人が平穏であればいいと思いますが。

勇者側も一枚岩じゃないし、絶対何か怒るんだろうなぁ……。賢者はもう少し痛い目見るといいと思う。


ロード・エルメロイⅡ世の冒険1「神を食らった男」

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「私はね、偉大な魔術師に憧れていた」

(略)

「……過去形で言っているのに、諦めていないんですね」

 

第五次聖杯戦争前の一時期を切り取った「事件簿」から時は流れ……。

三年後の世界。凛がエルメロイ教室の生徒になって居たり、彼女が連れてきた従者も時計塔に居たりと色々と変化が生じている模様。

あとがきによれば、ルート分岐の在るステイナイト本編の未来を書くと言うことは、ルートを決定してしまうことになり、いずれ来る「聖杯解体」にも影響を与えてしまう。

……そのため、奈須きのこ氏と相談の結果、『独自のルート』を想定した書き方になっているそうです。

 

時計塔のロードとして、当人の実力はともかく生徒たちへの貢献……「講師」としての腕前は相変わらず冴えわたっているようで。

「略奪公」なんて、彼の実情を知っていると何とも似合ってるような、そぐわないような異名で外部の魔術師から呼ばれることもあるようで。

いやまぁ、相手の魔術の解体をしてしまう眼力の精度が上がってるようにも感じますし。

暗殺にきた魔術師への対抗策として、その術式を改善した上で特許登録してるとか、そりゃ悪名広がっても仕方ないでしょ……

 

グレイは相変わらず内弟子として、彼の傍にあるようですが。

事件簿の最後において、彼女に残された影響が続いているとか不穏にも程がある。

自身の非才を自覚しながらも、それをどうにかしたいと足掻き続けるⅡ世の泥臭さ、好きだなぁ。

それをグレイが察しているのも成長を感じられて良い。

 

仕事でシンガポールに立ち寄った後、Ⅱ世とグレイが出会った少年エルゴ。

彼は、特殊な体質……というか能力を持っていて。それを狙った魔術戦まで起きる始末。

アトラスの六源なんてキーワードも出て来たり、時計塔が西洋に強く影響力を持つように東洋にも組織だって動くものがあるとか。世界が広がっていく感じがして楽しいですね。

……それだけに、終盤に描かれたキャラが意外だったと言いますか。私、型月世界そこまで詳しくないんですけど、そう言えば同時期!?!? え、2巻読みたい……

 

時計塔に入った凛が、いろんな意味で「強く」なっていて吹いた。

随分とたくましくなったというか、根っこの部分が変わっていないけど手を伸ばせる範囲が伸びている感じがする。

……才能を秘めた原石と、それを磨く力をもったⅡ世とか、実際のところトップクラスに「組ませちゃいけない」コンビだと思うんですが。

うっかり宝石剣とか組み上げたりしないだろうな、この師弟。

竜は神代の導標となるか2

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「なにを教えて、なにを残してやるのか。……これはどんな戦よりも難しいぞ、ヒューゴ」

 

綺晶機関の秘めた力と、それが新たな災害をもたらす可能性に気が付いたカイ。

問題は騎士竜とその機関の扱いに関してだけではなく。

領主であるシギル家の戦力が落ちた事によって、ヴェーチェル領そのものを狙う外部勢力の存在まで考えられることに。

 

このタイミングで、エレナの義兄であるリチャードが帰還して、戦略的なアドバイスをくれるようになったのは助かりますね。

カイとエレナの婚約に関して思う所があるようで、ちょっと面倒な兄としてちょっかい出してくる場面もありましたけど。

どちらかと言うと、現場で活躍したり機関の研究をしている現場の人間であるカイ。彼を補佐できる立場の人間が増えるのに越したことは無いでしょう。

 

……しかし、厄介なのはクーデターを実行したウェイン一派がそれを把握してることですよ。

エレナには王の器があること。カイは将の器ではない凡人だが……エレナと共にあるのならば、英雄になる可能性すら考えている。

力だけではなく、策謀も備えた敵と言うことで。カイとエレナ達に立ちはだかる敵は強大で、けれどカイ達はまだ青い。さて、乗り越えるまでの時間が足りるかどうか。

 

今回は、そんなカイが成長するエピソードでもありましたね。

エレナを渡すわけにはいかず、それ故に戦いは続けますが、彼自身の核が定まらずぶれていて。「誇り」を掲げて交戦する騎士相手に、迷う場面なんかもありました。

けれど、父親から当主の位を譲られ。領主として立つことを決めて。「騎士」の姿に感じていたもどかしさも超えて、彼なりの軸を確立したように思える。

ただ、それだけに。敵にこちらの手札を一つ奪われたのは痛いなぁ。猶予の時間が削られていく。

天下繚乱ギャラクシー2 ~卍丸VS宇宙海賊クリスタル妖異~ Replay:天下繚乱RPG

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卍丸 (何気ない口調で)終わる必要なんか、ねぇだろ。

いなさ えっ?

卍丸 歩いて歩いて、どこまでもすすみゃいいだろ。先を見てぇから進むんだ。

 

好評だったらしく、続きが出たリプレイギャラクシー2巻。

前回と同じ構成で、リプレイ1本と巻末にデータが収録されています。

PLは同じだけれど、卍丸とムラマサがPCを継続して、他の2人は新キャラを持ってくることに。

蓮姫のPLが、現地妻(こら)ヒロインを持ってきて、自分のPCと対抗しようとしてたのは面白かった。

 

しかし、今回一番の目玉は小太刀右京さんでしょう。前回は柳生をやっていましたが……新規データを使いたいという目的もあって、まさかの横綱。

おまけに、かつて他のリプレイでGMがやろうとした、自作ハンドアウトを提示してくるというネタまであり。

 

オープニングのプロットや解説まで準備している新設設計で、それにGMが乗っかるもんだから、凄い愉快なリプレイになってましたね。そんなのありなんだ(普通は無しです)。

GMに「日本語を書けーっ!」って言われてるの、笑った。「あんたに言われたくないわぁぁっ!」って返してましたけど。

打てば響くこの信頼関係があればこそのネタだな……。しかも、新規データの「力人」使うのかと思われていましたが。それは1レベルで、玄武っていうクラス1を18まで上げててチーム全体フォローする強力な支援キャラになってて更に笑えた。



天下繚乱ギャラクシー ~見参、銀河卍丸~ Replay:天下繚乱RPG

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卍丸 ありゃあ、おもしれぇ芸だった。だから……今度は俺が見せてやンよ。恒星斬りを!

 

再読。江戸時代末期の化政時代を舞台とする、天下繚乱RPG

元のシステムの方は、ルルブも持ってないんですが。リプレイだけいくつか読んだことはありますが。

これは、その中でも変わり種というか。タイトルにギャラクシーと付いている通り、銀河ステージですね。

 

アフターイエヤス40000年、幕府の威光は宇宙にまで届き、士農工商のシステムによって銀河ごとに設置された藩が運営されています。

……何を言ってるか分からないと思いますが、こういう世界なんですって。

スペースオペラと時代劇をミックスして、舞台を宇宙にした勧善懲悪したり出来るので、意外と相性は良かった……のか?

 

ハンドアウト読み上げの時にもPLから「単語の端々は狂ってるけど、内容は真面目だ!(笑)」とか言われてましたが。

リプレイの最中でも「なにを言ってるんだお前は」という場面が多くて、腹筋に来る。

田中天GMのリプレイは相変わらずでいいですね……。実際に参加したら、机に突っ伏す自信がある。

 

PC1は、宇宙を放浪する無頼の剣士・銀河卍丸。

彼には、かつて友が居た。シリウス藩の当主となった、自分とは違う道を行く男。

2人の間には確かな友情があり……友が狂気に落ちたなんて噂もあって。

友の住む星に向かえば、そこは民草が虐げられる地獄が広がっていた、と。

 

迫害された娘。卍丸の相棒である、宇宙船の頭脳。アフターイエヤスに置いても続く、柳生の家系に連なる剣士。

そうしたPC達が集い、シリウス藩に迫る危機に対処するリプレイです。

敵役の八狼士とか、ギミック重視のキャラクターも居て、その辺りはちょっと他システムでシナリオ作る時に作ってみたいなぁとか思いながら読んでました。

巻末には、ギャラクシーステージ用のデータも収録されていて、どれだけネタに走れるかが詰まってて、面白かった。



猫とシュガーポット

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「これだけでも十分満たされるんです」
「ゆっくりやっていきましょう お互い無理が無いのが1番ですから」


雪子先生の百合短編集第二弾。
Twitterなどで拝見した事のあるエピソードもありますが、こうして纏めてもらえると読みやすくて嬉しい。

巻頭の「猫に隣人」の早苗とれなの二人の距離がなんか好き。
夜の仕事をしていたら、同性愛だと職場で公言した女性を引き連れた常連が来て。
有象無象が顔の部分に野菜があるのでインパクト凄いけど、だからこそ、早苗が人の姿で描かれるとすっと引き込まれるというか。

その後、じわじわと近づいていく二人の関係が、日向ぼっこしてるみたいな気分になって良い。
書き下ろしの「猫に電話」も良かった。
電子特典として、巻末にこの二人のカラーイラストも収録されてました。
伸びてる猫に和む。猫いいなぁ、実家の猫に癒されたい……。このご時世だからしばらく帰れてないし、顔併せてないから忘れられるんですよねぇ……難しい。

他に気にってるのだと、とあるお屋敷のお嬢様とメイドを描いた「町長の暇つぶし」も中々。
実家が没落しメイドになったけど、容姿には自信があって、言葉を飾らずにお嬢様にぶつけていくあけすけさが好き。


ダブルクロス・リプレイ・ジパング2 日ノ本ビッグバン

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才蔵:何が〝バビロニアンキャッスルだ“。忍者なめるな!(笑)

GM:何を今さら。ここはジパングだ。

 

ダブルクロス2版リプレイ。再読。

冒頭であった「いずれにせと、今回も標的にされた武将と地方は、既存のイメージを好き放題に蹂躙されてしまうわけだ」というのが、このシリーズを端的に表しているというか。

ヴィーナス謙信とかアヌビス如来とか、おファラオ様とか出てきたからぁ。

オープニングでやられるモブにトラウィスカルパンテクウトリさんが居ましたが……誰!?(アステカの神らしい)

 

各地で一斉に魔界衆が動き始めて、多様な「何言ってんだコイツ」を見る事が出来て腹筋に来る。

ダブルクロスで、ファンブルって出るんだなぁ。6個もダイス振ってたのに。

戦国時代でサッカーする羽目になったり、なぜか土木工事が始まったりとバリエーションも豊富で飽きませんでしたね。

 

信長の喉元まで迫ったと思えば、トキジクの弓に秘された事情とかもあって、どんでん返しして来るんだから見せかたも上手い。

後半のエピソードでは、勇太のこととかイクフサの設定が上手く重なってましたし。

「にほんはおわり」とか、「次回のセッションまで機会を待ちましょう」とかの与太も含有してて一から十まで楽しさが詰まったリプレイでした。


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