気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

彼女のL~嘘つきたちの攻防戦~

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「……やっぱり訂正。私、嘘も好き」

 

嘘が分かる、という特異体質を持つ男子高校生遠藤正樹。

彼の通う学校には嘘をつかない少女と、常に嘘を吐いている少女とが居て。

その二人の共通の友人が亡くなったことで、正樹は真実を知るために少女たちと距離を近づけていくことに。

 

傍から見てると、可愛い女子と急激に接近して羨ましいシチュエーションではありますが。

目的が、学友の死の真実を暴くというもので。

旅先で事件ばかりと遭遇する類の探偵とかでなければ、踏み込むのは中々躊躇われるよな……と思ってしまいますが。

 

この一件にかかわったおかげで、彼は自分の嘘が分かるという体質に少し折り合いをつけられたでしょうし、苦手に思っていた相手の違う側面を知る事だってできた。

正樹が見つけた真実を聞いて「後悔していない」と言ってくれる子だっていた。

少女は何故死んだのか。嘘に隠された真実は……かなり重いというか暗いものでしたけれど。結末は優しいものだったと思います。

少なくとも、救われた人が居るのだから。



本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ ふぁんぶっく3

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「……ハルトムートの厚意ですって、レオノーレ……」

「厚意かどうかはともかく、必要な役目であることは間違いなくてよ、ブリュンヒルデ」

 

本好きシリーズは電子で揃えているので、刊行が待ち遠しかったです。

今回はイラストメインのふぁんぶっくなので、紙で買うか割と悩んだんですけど、シリーズバラバラに購入すると、管理面倒なので耐えた。

両方購入できるほど富豪ではない自分が恨めしい―。

 

「領主の養女」編、「貴族院の自称図書委員」編の口絵&表紙ギャラリー。

貴族院の黒を基調にした服が好きですねー。リーゼレータの濃い緑でふちどりしてある衣装が落ち着いた雰囲気で特に好み。

エグランティーヌは髪色、衣装と領地の色である赤が良く生えてるなぁ、と思いましたが。

髪色に幅があるから、領地の色とか誕生季の色と相性悪い場合は当然あるんだろうなー、とは思った。

 

短編はフィリーネ視点で「主に内緒の図書館見学」を収録。

ローゼマインの目につかないところで側近たちがしっかりと備えている様子が、頼もしいですし……フィリーネが微笑ましくて良い。

「ハルトムートの厚意」を純粋に信じられるところとか。ブリュンヒルデとレオノーレが遠い目になるところも笑えましたけどね。

 

領地一覧表も新鮮でしたねー。寮監の名前とかもちゃんと設定されていて、凄いのひと言。

あとマントの色、茶色とこげ茶色とか近い色味のところもあるんですね。まぁ、二十もあれば完全に切り離せはしないでしょうけど。

あと、紋章がワニとかイルカの領地があって……つまり、領主はこれを騎獣にしてるわけで。アウブ・アーレンスバッハが真面目な顔で騎獣に乗ってる画とかあったら吹き出してしまう自信がある。

 

今回のQ&Aも色々としれて楽しかったです。

興味深かったのは、エーレンフェストの冬の主のように、ダンケルフェルガーには夏の主が出てくるとか言う話。

……嬉々として討伐に行くんだろうなぁ……

フェルディナンドが決済に使っていたカードのように、ローゼマインの視界に入ってこない部分の設定もちゃんと作られているところとか。

ローゼマインがヴァッシェン有効活用してて失念していましたが、彼女全属性で魔力量も多いから軽く使えるだけで、属性・魔力がないと魔術具の方が通常の貴族にとっては楽とか。

今回も大変充実したふぁんぶっくでした。



本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ ふぁんぶっく2

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「汚れないように使うのが一番だけど、そこまで気にすることないよ」

「そんな値段を聞いちゃったら気にするよ!」

 

単行本未収録のSSが一部収録されて、喜ばしいですねー。

WEBSS置き場にあったものの、単行本に乗らなかった物とか。特典SSで再録できたものとか。

トゥーリ視点「ある冬の日」、ギュンター視点「娘はやらんぞ」。下町時代のエピソードはやはり家族の暖かさが胸にしみます。

 

トゥーリは他にも「困った妹」、「絵本と文字の練習」などでも登場してましたが。

下町の平民からするとマインのスペックの高さは見えにくいですよね……家族故の気安さとかで、病弱で困った部分が良く見えてしまうってものあるんでしょうけど。

「焦る気持ち」ではダプラ見習いになったところまで進んだために、見え方も大分変った、というか。先が見えるようになったし、落ち着きも出てきたようで。

距離が離れてしまったが故の迷いもあるようですが……マインは変わらず君たちの事が好きだよ、と言えればどれだけいいか。

 

あとは、「領主の養女1」のオンラインストア特典の短編が新鮮でした。

マインからは離れた、一般の貴族から見た、マインのもたらした変化。フェルディナンドの演奏会について話題にしたお茶会の風景。

中立派の家柄だから、というのもあるんでしょうが、アウブの決断によって振り回されている貴族も居るという話。

そのアウブすらローゼマインのもたらすものに振り回されているんだよなぁ……なんの安心材料にもなりませんが。

 

書き下ろしでブリュンヒルデの「側近生活の始まり」も、ローゼマインの異質さが光ってましたね……

主が不便なく生活できるようにすべてをこなしてみせます、と決意していたのが微笑ましかった。

 

短編のほかはドラマCDのアフレコレポートや、Q&Aが掲載されてます。

長距離移動するとき、目的地が神様絡みだと干渉によって道が複雑化するというあたりは、異世界だなぁ、と。

あとはヴィルフリートの教育がぬるいのに筆頭側仕えのオズヴァルトが一躍買ってる辺りとかは、うん、まぁ……やはり側近全て入れ替えた方が良かったのでは、みたいな空気が……



ロクでなし魔術講師と禁忌教典12

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「なあ、セリカ。俺はさ……『正義の魔法使い』になりたかったんだ」

 

うっかり積読に埋めてる間に次の巻がでて慌てて読んだ。

……のわりに13巻発売からすら時間が空いてるのは、まぁ……仕事が忙しかったので……

 

魔術学院にも学期休みはあるぞー、ということでグレンは旅行に行くことに。

ルミア、システィーナ、リィエルの三人娘に声をかけられていた所にセリカが帰還して彼らを凄まじい勢いで連行していったと言った方が正確だろうか。

セリカは今回の旅行でかなりテンション高めでしたが……それは不安を抱えているが故の行動で。

 

それが分かっているからグレンも何だかんだで付き合っていたんでしょうが……えーっと、うん。ホテルの件はご愁傷様です。

ロクデナシが市長の善意に心を痛めてるという貴重な絵面は、他人事なので笑えました。

セリカとルミアが渦中には居るんでしょうが。グレン一行の向かう先々で事件に巻き込まれてばかりで。これまでの縁で何とか乗り切ってきてますが……

 

『メルガリウスの魔法使い』という物語と合致する事が多すぎる事件。古代文明に対する一定の真実を描いた記録なんだ、とグレンは考察してましたが。

セリカがどう関係するのか、と言った真実にはいまだ辿り着けておらず。

天の智慧研究会のトップが表に出てきて、終わりに向けて動き出してるとなると不安しかわかない。

ルミアを重視している理由も、はっきりとはわからないですしね。さて、次はどんな騒動に巻き込まれるんでしょうか。



バズったら人生変わるかな?

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「生きてたらただでさえ面倒な事てんこ盛りハッピーセットなんですよ!?」

「だってのに落ち込んでる状態で頑張ったって余計疲れちゃいます」

「まず元気にならなきゃ 立ち向かえないでしょう!?」

 

ツイッターで作品をいくつか見ていて、笑わせてもらってたので書籍化記念に購入。

笑える作品もありますし、元気をもらえる作品もあって好みなんですが……

一番衝撃を受けたのは、帯と著者紹介ですね。

この人、同い年だ……折れそうになっても継続してきたことで、こうして書籍化まで到達したわけですから、なんか元気もらいました。

書籍化、本当におめでとうございます。

 

同い年でこうして頑張っているというのを見ると、俺なんて……って気分が湧かないと言ったら嘘になりますが。

「他人を基準にするから嫉妬しちゃう」

「昨日の自分より少しでも成長してたらそれでオッケー!」

作中の言葉で的確なのがあったので引用。

自分なりに進んでいくしかないんですよね、結局。

 

ほかにも冒頭の幸せのハードルの話。心のストレッチの話。

ここしばらく仕事でストレスを溜めているので、こういうエピソード見ると、少し救われますね。

最後は、この作品から教わったゴリラの術でも書いときます。

ウホ ウホホ ウホホ

ウホホウホホホ



はたらく魔王さま!20

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「押さえつけたって、漆原さん以外はみんなやりたいことがあるんですもん。でも、それは今だって一緒。でも、私ばっかりみんなのことを受け入れなきゃいけない理由はありません。私の気持ちだって、みんなに受け入れて欲しい。だから、今回私は色々やり返すんです」

 

やっと読めたー。

積読の山に埋もれてしまったのは分かってたんですが、発掘する気力が尽きてて。

しかし今回もまたちーちゃん無双だったと言いますか。

悪魔大元帥の肩書に恥じぬ活躍を見せてくれておりました。

 

事ここに至る前の段階では、ベルやエメラダ達が権力を活用して、状況を誘導しようとしていましたが……権力があるってことは同時に柵もあるってことで。

この状況は、エンテ・イスラから距離がある彼女だからこそ用意できたのは間違いないでしょう。

 

一方で、魔王への思いを自覚したベルは……今回はパッとしなかったというか、自分の感情に振り回されまくってて可愛かったですけど。

ルーマック将軍が、振り回されまくってて、「知るか本当にもう」とか言ってる場面は、つい笑ってしまった。

ある程度状況を把握している上の人間が、こういう発言を出来る程度には平和だというのが分かって、ちょっとほっとしました。

 

アシエスに続いてアラスラムスにも異変が生じて。

それの解決の為に魔王と勇者が一つ屋根の下で暮らすという、愉快な状況が怒ってましたが。……虐殺した側とされた側。

普段は飲み込んで交流していても、どうしても譲れない一線はある。エメラダの暴走にしたって、そこに起因してるわけですしね……

 

魔王と勇者が諸事情により自由に動けない。ならば、こちらからあいさつに行こうと、エンテ・イスラの面々が勤務先に訪れてきてたのには笑った。

それはそれとして、魔王にはそろそろ答えを出してほしい所ですが……え、ここで根本的な問いに行くの。というかサリエルにそれを聞くのか。

 

はたらく魔王さま!20 (電撃文庫)
和ヶ原 聡司
KADOKAWA
2018-12-07


本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部 貴族院の自称図書委員Ⅲ

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「へぇ、そうなんですか。それで、ルッツは何と言ったんですか?」

「姫様のことを、どこが違うのか、どのように違うのか、どおうするのが正解なのか、一つ一つ指摘しなければならない商売相手だと評していました」

 

プロローグの、ローゼマインが見ることない神殿の側近たちの様子が新鮮でした。

貴族に対する価値観の違い。ローゼマインが、異質であることを、ローゼマインの側仕えしか経験したことがないギルと二コラが分かりかねている事。

他の主を持ったことがあるフリッツやザームの判断基準の事。

フリッツが側仕えに加わってくれていて良かったなぁ、という場面でしたね。放置していたら、ギルの不満は良くない形で発散されて、第二のデリアになってしまっていたかもしれない。

「悪いことではなく、立場や考え方の基本が違うというだけのことです」という発言は中々に大きい。

 

印刷業を進める為に、最初の契約魔術を解消する事になって。ローゼマインはやはり不安定になってしまってましたね。

まだまだローゼマインが「帰りたい」と思う場所が城ではなく神殿っていうあたり、貴族社会は難しい。いや、本当フェルディナンドいなかったらローゼマイン生きていけないよな……

まぁ、何かあったら本気でつねられたりして、フェルディナンドも甘えられる対象としては若干の距離感がありますが。

 

貴族院に戻って社交をする事になったものの……価値観の違いから、王族、エグランティーヌとの対面でユストクスが胃の痛い思いをしたり。

全領地を招けば、最期には気を失って大騒ぎになったりと……領主候補生のローゼマインの不在はかなり学生たちにとて大変だったようですが、居たら居たで大騒ぎになると思いだせたことでしょう。

 

巻末の短編は、ルッツ視点で「時の流れと新しい約束」、エグランティーヌ視点の「卒業式と祝福の光」。

エグランティーヌ視点が新鮮でしたね。第一位の領地の関係者が出てくるわけですし。

……ローゼマインが、祝福でシュヴァルツ達の主になった、と言ってたから王子に疑いもたれてたのか……

ローゼマインに婚約打診するか? という話が出て、魔力が釣り合えばと第十三位の事を下に見てましたが、逆に成長によって彼女の方が多くなると思うんだよなぁ……

貴族の自尊心刺激してしまうし、常識外の存在だろうから、誰も想像しないでしょうけど。



本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部 貴族院の自称図書委員II

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「本日、ローゼマインが全ての講義に合格してしまった」

「ヴィルフリート兄様、……合格してしまった、というのは一体どういう意味ですか?」

「もう少しゆっくりでも良かったという意味だ」

 

冒頭のこの場面がまず笑える。

その後、ローデリヒに問いかけられ、アーレンスバッハとの間に生じた問題について語って。

甘い対応だとヴィルフリートには注意されていますが……ローゼマインの優しさに救われている自分についてちゃんと勘定できてない辺りはやっぱりまだ未熟さが目立つ。

ローゼマインが異質なんですけどね。

 

他には宝盗りディッターと騎士たち周辺のエピソードも好き。

ローゼマインが経験と知識をちゃんと活用しているところとか。

その発想についてこれない騎士たちの動揺と……トラウゴットの抱えた不満。

後々問題になるだろうなぁ、と思ったら祖母のリヒャルダに見捨てられるほどのもので、思った以上にばっさりいってました。

トラウゴット自身に危機感がないのが一番危ないですけど、この後どうなるやら。

 

下町との距離がまた遠くなっていって。

ベンノが出来る範囲でフォローしてくれているのがありがたいなぁ。商人としての判断も当然ありますけど、情があっていい感じ。

巻末の短編はアナスタージウス視点の「直接の求愛」。ローゼマインに影響されて直談判してる辺り、行動力の化身かよ……愛は盲目。

 

レオノーレ視点の「主が不在の間に」は色々と新事実が出てきて目から鱗。

ローゼマインの側近たち、ライゼガング系からヴィルフリートの評判予想以上にボロボロだったって言う所とか。

レオノーレから、ローゼマインの甘さが「襲撃を受けた後も正当に評価している」とみられて「主に相応しい」と判断されている部分とか。

ルーフェン先生からのディッターの再戦申し込みに、騎士たちの指導に入ったレオノーレが一枚噛んでいたのが衝撃的でした。既に中々の策士なのでは……



アイリス・ゼロ8

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「良かったね 大事にされてて」

「でもわたしも負けないよ」

 

長期休載を挟んでいたため、久しぶりの新刊。

体調崩されていたとかだったと思うので、正直ほっとしています。

好きなシリーズの続きが読めないのは悲しかったですけど、お身体の方が大事ですからねー。無理のない範囲で続けて欲しいと願います。

 

透に救われて、彼に行為を抱いた星宮先輩の猛攻。

彼女自身も悶えながらでしたけどね。それで刺激を受けたようでついに透が小雪を名前で呼ぶように。

……学園でも注目の的の美少女二人との距離が近づいて、視聴率上がって大変そうだったのは……まぁ、ご愛敬というか。

 

視聴率上がってうわぁぁぁとかやってるくせに、聖や時田と男しかいない時でも名前で呼んでる辺り律儀ですな。

時田の協力をこぎつけて、二人から逃げ回ってましたが、相手が上手で捕捉されて。

色々と進んでいくなかで聖が小雪に辛い言葉をぶつけていました。

「俺は“透の親友”であって 佐々森ちゃんの親友じゃないからだ」。という割り切った台詞を笑顔で言える辺りは流石というか。

 

なにやら不穏な発言してるし、この後仲良しグループはどう変化していくんでしょうか。

あと透の妹が「フレンドリストが見える」アイリスらしくて、そんな彼女が「兄には友達が居ない」って断言したとか怖い……



D-Gray-man 26

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「そんな壊れやすいもの… 自分のそばに置いておきたくないんですよ!!!」

 

季刊誌に移行してしまったので、久しぶりとなるディーグレイマンの新刊。

いやぁ、懐かしいですねぇ。そして、久しぶりすぎて混乱してきますね……

イノセンスを武器に戦う教団と、AKUMAを使い混沌を呼ぶ伯爵一派、という単純な図式が壊れてしまって。

 

アポクリフォスが、14番目が何を考えているのか、が分からなくて怖い。

ノア一族も、微妙に一枚岩ではなさそうと言いますか。ラビとブックマンが拉致られた後、情報を出してはいないっぽい、とは判りましたが。生死不明だしなー。

ブックマン一族という裏側の存在ですし、最悪の場合でも、どちらかは生きてると思いますけど……さて次登場するのいつだろ。

 

追跡にエクソシストまで使ってくる辺り、今回は本気の追跡だったんだなー。

ティエドール元帥が、一度だけの条件付きで手を貸してくれなかったら逃げきれなかったと思います。

相変わらずチャオジーが危うい感じですねぇ。その内咎落ちしてしまうのでは。




プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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