気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

ロクでなし魔術講師と追想日誌2

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「真面目な事は結構。だが、物事には緩急というものが肝要じゃ」

 

短編集―。

「紙一重の天災教授」、「帝国宮廷魔導士アルバイター・リィエル」、「任務に愚直すぎる男・アルベルトの落とし穴」、「貴方の私の忘レナ草」、「二人の愚者」の五話収録。

 

第一話は……緊急職員会議が開かれて。

グレンも中々ロクデナシですが、他の教授たちもかなりの変人がそろってますよね……

そんな中でも、一級の変人。五階梯に至った天才ながら……斜め上に才覚を発揮し、周囲を大騒動に巻き込む、自然災害と同じ扱いを受ける「天災教授」。

この人にもうちょっと常識があったら、この世界をより良い方向に持って行けそうな人ではありましたが……残念度も突き抜けてるな……

 

2話はタイトル通りリィエルがアルバイトを試みる話ではありましたが……

猪武者の彼女にそんな高度なことを期待してはいけない……3話のアルベルトも、中々コメディよりでしたし。

……実は特務分室ってポンコツの集まりなのでは疑惑が。

いや、戦闘力とかそっちに極振りしてるせいで、他の分野にボロボロな部分があるだけですが。下手にスペック高い分残念部分がなお笑える。

 

4話は、白猫ことリィエルが魔法薬の効果で記憶喪失になってしまい。

解毒するために行動していますが……何者かの妨害も入って。

その真相が何とも残念なものだったというか、この学校生徒も極まった子が居るなぁ、という感じでした。

 

5話は、グレンの幼少期。彼が『愚者の世界』を編み上げるまで。

魔術特性を知った直後はやはりかなり荒れていたようです。

憧れていたような正義の魔法使いにはなれないけれど……魔術師として無様な姿でも、はじめて彼がオリジナルを使った時、それを肯定してくれる相手が居たのは、救いだったのではないでしょうか。



ディアスポラ4

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「私がお前に教えたかったのは、人を殺す技術ではない。生き延びる術だ。世界がお前に何を強要しようと、それを押しのけて自らの思うがままに生きるための手段だ」

「…………!」

「自らの運命を生きろ。ユリウス」

 

氷に閉ざされた、古の英雄。

高位の火精出ないと溶かせないソレをクワンが溶かし。

ユファ姫がその展開に怒り、魔法を暴走させて。

辺境の村の子だったクワンと、領主の娘として育ったユファでは、思考回路とか異なりますからね。

 

仲が悪い二人の子供の喧嘩、と言葉だけ見れば可愛いものですが。

……その二人が、強力な魔法を使える精霊王の魔法使いともなれば、シャレにならない状況です。

オマケに地下でやりあっている物だから、全員生き埋めになる可能性もありましたが、ここで土の精霊王が干渉してきてきて。

一先ず状況は落ち着きましたが、その後にクワンとユファ姫を拉致するなんて真似までしてきて。

 

しかしまぁ、精霊王自体がそうですが、精霊王の魔法使いもまた一癖も二癖もあるキャラばかりでユリウスもゼクロスも大変ですな……

特にユリウスは、クワンが攫われたことにかなり焦って、視野が狭くなったりもしているようです。

 

ただまぁ、ユリウスは暗殺者のように育てられ、ようやく精霊王の魔法使いという特別な存在を見つけたと思ったらその旅路にトラブルを次々持ち込まれ。

その果てに、教え子を連れて行かれた、とあっては冷静でいろって方が無茶な気も。

先を急ぐ旅路に振り回されたフレイアも大変だったとは思いますが……今回のユリウスとフレイアの喧嘩は見ていて、楽しくはなかったですねぇ。



春期限定いちごタルト事件 

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「じゃあ、始めよう。ぼくが思うに……、これは推理の連鎖で片がつく」

 

恋愛関係でも、依存関係でもなく互恵関係を維持している小鳩君と小佐内さん。

高校一年生になり、これまでの自分達を隠そうと「小市民たれ」という目標を掲げている二人。

小鳩君の方は、頭の巡りが良く、探偵役よろしく謎を解くことが出来るけれど……「知恵働きはやめた」と宣って。

けれど、三つ子の魂百までと言いますし、それっぽい状況があればつい謎を解いてしまう

 

基本的には、日常の謎系のミステリーですねー。

無くなったポーチを探したり、美術部の卒業した先輩が残した絵の謎を解いたり。

日々の平穏を求めているはずなのに……二人は、どうしても、自分を抑えることが出来ずに行動に移してしまう事が多々あって。

 

推理を好む小鳩と、復讐を好む小佐内。

日常を過ごす分には、この二人の結んだ互恵関係は、割れ鍋に綴じ蓋って感じで上手くかみ合ってましたが。

あくまで小市民たらんとする共通の目的を掲げた二人の、利用しあう関係であって。相手を束縛するものではない。

だから、相手が下りるなら止めない、というドライな面も。お互いに判り合っている二人の会話が、好みなんですよねぇ。

短所を直そうと口にはしていましたが……筋金入りだから、曲げるのも一苦労だと思いますがねぇ。

 



魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?3

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「貴様も〈魔王〉なのだ。殴ったくらいで死にはしないだろう?」

(略)

「キミに殴られたらどんな魔術師でも死ぬからね?」

 

執事と娘が増え賑やかになるザガンの居城。

ザガンは魔王の刻印や、聖剣などの研究を続けながらネフィやフォル達と仲を深めていってますが。

ネフィが街で襲われるという事件が起きて。その相手は肌の色が違うだけでネフィにそっくりな少女。

更には事件の直後に、ザガンの元へ他の魔王が主催する夜会への招待状が届いて。

 

確実に罠だ、と思いながらも夜会へ参加する事にしたザガン。

彼を招いた魔王はビフロンス。ザガンが魔王となる前は最年少だった相手で。

最年少とは言っても三百年くらいは魔王の座についてる手合いのようですが……それで最年少って……

 

シャスティルまで招待されていましたが、彼女はまた本当にポンコツだな……

魔王の夜会で、自分の存在と派閥を見せつけたザガン。反感を買いたくないだろうからの失態を見せなければ大丈夫だろ、という場面で

「逆に訊くが、この状況で私がポカをやらかさないとでも思うのか?」

と行ってしまえるあたり、もう……自覚があるだけマシではあるでしょうけど。

相変わらずあたりがキツいフォルは「尻尾頭はいつもポンコツで恥ずかしくない?」とか言われてますしねー。

 

魔王同士が対面して、色々と話をしていました。

基本的にはビフロンスが先達の魔王として新参者を試してみようとしたり、自分の研究成果を自慢しようとしたりする場でしたが。

ザガンがやられっぱなしという訳ではなく、ビフロンスにも痛い目を見せてくれたのは良かった。

ネフィの生まれについて。魔王の刻印について。

色々と明らかになったことは多いですけど、ここからどう進んでいくのか楽しみです。

コミカライズも決まって順調なようですし、シリーズもうしばらくは続くんじゃないですかねー。



おはよう、いばら姫6

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「…私も、哲くんの特別になりたい」

 

あちこちで話し合いの場が持たれて。

哲は家族や友人たちの間での隠し事をしなくなりましたし。

志津も母親と本邸で暮らすようになったりと変化が。

そうして時が流れ、変化が起き訪れたのは平穏な毎日。

 

ただまぁ、平穏な日々というのは続かず。

別れの季節が、近づいてきて。

始まりは、ハルさんの娘――桜が「幽霊が見える」という噂を聞いて千尋に会いに来て。

 

そこから桜と、ハルさんの痕跡を探したりする中で、一つの答えを得て。

あの人達は、本当に幽霊だったんだ、と。本当はありえない時間を、過ごしていただけだったんだと。

いつまでもこのままじゃいられない、というのは彼らも分かっていて。

いい機会だ、と。思い残すことなんてない、とハルさんが最初に去って行って。

 

志津と哲の距離が近づくにつれて、志津の心は満たされていき、他の人が入れる隙間が無くなっていった。

別れは辛くて寂し入れけど、独りでいるわけではないから。二人でなら、大丈夫だと。

これから先もまた大変そうではありますが、閉じ込められていたあの御屋敷から出て、世界が広まった志津と、それを為した哲なら、まぁ、何とかなるでしょう。

ちゃんと話を聞いてくれる友人とかもいることですしね。



週刊少年ジャンプ No.43 感想

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ディアスポラ3

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『以前も言ったと思うが……』

『女には逆らうな、か? あんな論理性のカケラもない感情論に屈しろと言うのか?』

『反論したければしても良いが、どうせ無駄だ』

 

魔法使いを拒絶し、魔法使いが見つかれば追放する、という徹底した排斥主義の街カムツィエ。

魔法使いの狂気によって壊滅寸前まで行ったものの、英雄の行動によって、何とか全滅は免れて。

その英勇の子孫が最初の領主になったとか。

過去に在った事が事なので、この街では事件以降かなりの間魔法使いを殺し続けていたとか。今では、周囲の説得もあり追放にとどめられているそうですが……

 

しかし、その領主の館の奥に、風の精霊王の魔法使いが居る、という話で。

きな臭いというか。嫌な予感しかしない、というか。

精霊王の大安売りとばかりに精霊王の魔法使いと出会えたのは、風の精霊王と出会ったゼクロスが指示を受けていたから、という裏事情も描かれてましたねー。

ユリウスに戦闘技術をたたきこんだ師匠がやって来たり、風の精霊王の魔法使いが案の定領主の娘であるユファ姫だったりと、目まぐるしい状況ではありましたが……

治療法を無事に獲得し、風の精霊王とユファ姫は害されることのない街の外へと連れ出すことに成功。

 

そのままこの地方から離れるのかと思いきや……

かつてカムツィエで起きた事件、魔法使いの狂気を止めた英雄に会いたいと精霊たちが言い始めて。英雄の霊廟に足を運ぶことに。

嘘は言わないけれど全てを語ってくれるわけでもない。精霊たちには精霊たちの事情があるようですが、真意を測れずユリウスもゼクロスもちょっと疲労してますな……

 

そして、たどり着いた英雄の前で、クワンは炎の精霊王の魔法使いとして決断を迫られることに。ユリウスが他の人の意見を並べ、クワンはどうするのか、と判断をゆだねてくれたのは良かったなぁ。

ただまぁ、時期と状況は良くなかった。精霊たちにも環境が整ったのだから急ぎたい、という想いはあったのでしょうが……

最後、ああいう状況になったのは、驚きようがないというか。なるべくしてなった感じです。

 



LaLa 2017年11月号 感想

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インフィニット・デンドログラム4 フランクリンのゲーム

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「――俺は、アンタを、ブン殴る。首を洗えよ、〈超級〉」

「やってみろ……初心者!」

 

ロクなことをしないと評判の超級、フランクリンが王国相手に喧嘩を売りに来て。

ステータスは戦闘職ではないために低いが、自身の性格と性能、そしてエンブリオの能力がえげつない組み合わせで。

モンスターの研究に特化した『大教授』という超級職、モンスターの生産に特化したエンブリオ『パンデモニウム』。

それによって特殊な能力を持ったモンスター軍団を作り出す、というのがフランクリンが戦争時に打った手だそうですが。

 

ギデオンに現れた際も、また面倒なゲームを始めて。

モンスターテロを仕掛ける。王女を攫う。わざわざそれらの情報を流し、阻止できるよう頑張れを発破をかける。

これで王国のマスターたちが何も出来ぬままやられてしまえば、次の戦争が始まる前にまけが決まる。

「前回の戦争で王国が大敗したのはドライフと違い『超級』が参加していなかったからだ」という希望を、叩き壊しに来たというあたり性格最悪ですな、コイツ。

 

闘技場の結界を活用して王国のマスターを封鎖する。

それを突破できる低レベルの相手なら蹴散らせるように、人員を配置する。

強いけれど観戦に行かなかった者、奥義などで脱出が出来るプレイヤー用対策用のマスターも配置しておく。

……敵ながらあっぱれ、と言いたくなるぐらい手の込んだ仕掛け。

 

けれど、敵の仕込みがすごいからと言って諦めていられるはずもなく。

レイやルークはそれぞれ戦いの場に赴くことに。

マリーも奥義で脱出した後、敵の腹心と相対してましたし。

レイなんかは、フランクリンから『レイ対策』のモンスターまでぶつけられていましたが……折れずに戦い抜いた、その根性が素晴らしい。



うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。2

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「ラティナさびしかったよ」

「でも」

「デイルぶじで かえってきてくれてうれしいな」

 

デイルは腕利きの冒険者で、ある事情から公爵家の子飼いのような状況。

依頼があれば、そちらを優先する立場で。

そこそこ時間かかる依頼が持ち込まれデイルは王都へ。

そちらでも存分に親バカっぷりを披露したり、ラティナという癒しを求めておかしな気配漂わせてましたが。

 

寝ぼけ眼こすって、無理しないで寝てていいというデイルに首を振って否と示すラティナがまた可愛い。

待っていられる、とデイルを送り出したけれど。デイルという慕っている相手がいないことでどんどんテンション下がっていくのが明らかで。

 

そんなラティナの意識を別の方向に向かわせるため、ケニスは料理を教えることに。帰ってきたらデイルの為に料理を振る舞ってやろう、と。

「割引してやる 食え」「とうとうこの店は押し売りを始めたのか」

という常連たちとケニスのやり取りが楽しい。上達するには数をこなすのが一番! という事ですが。

まぁ、その無茶を受け入れてくれるくらい、常連たちにラティナが可愛がられてる証拠でしょう。

今回もラティナが可愛くて、楽しい日常でありました。……途中デイルが魔王の眷属狩ってた気がするけど、まぁ、それはそれという事で。



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