気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に適当に読んだ本の感想などを上げていってます。 ラノベ中心になる予定ですが、コミックとかWEB小説とかTRPGのサプリメントとか、とりあえず自分が読んだものの感想を端から書き連ねていく感じですかね。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

カルデアスクラップ 中谷作品集

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「カルデアはいつも吹雪いてるけど」

「ごく稀に晴れてきれいな星が見えるんだ」

「いつかマシュも見れるよ」

 

アプリFate Grand Orderの短編8つを収めた作品集。

表紙にもある通りロマニとマシュの交流模様が描かれる短編が一番好きかなぁ。

マシュがどんどん成長していく姿は、見ていて微笑ましいものがありました。

それを見守りながら、かつて見てしまった光景の為に立ち止まらずに歩み続けたロマニが、悲しい。

 

士郎と凛とセイバーの三人で過ごしてるエピソードとか、夢を見て迷うぐだ子の話を聞く孔明とオカンなアーチャーとか。

互いを知らない、暗殺者と聖杯の器の話とか。

有ったかもしれない断片。シリアスな場面もあり、笑える場面もあり。

中々好みの雰囲気にまとまっておりました。


GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン11(中)

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「――未熟だった。父の後を追うだけで、抜かしてもいない。その恥をもって、武蔵勢、貴殿達に問いたい」

言う。

「失うしかないと、そう思っている私を、救ってくれるだろうか」

 

1巻で提示されてから、ここまで長い旅でした。

ヴェストファーレン会議が幕を上げる事になりましたが……

まさかその会場に全裸が3人もいるとは思いませんでしたね……

ネタ要素が盛り盛りながら、格好いいいシーンが各所に見られて、このバランスが流石。

妖精女王がノーヒントで無茶ぶりしたりとか、テンション高い部分も多々ありましたが。

 

会議に至る前の武蔵勢と羽柴勢の交流も、武蔵のノリに振り回されているところありましたが、楽しかったですし。

大久保が竹中を意識しまくってる辺りは笑った。

オランダの全裸との交渉でも、良い所見せてくれましたしね。

途中、会計補佐がいつも通りのノリで圧かけてきてるのかと思ったら、ブラフで、終わった後に安堵していたのはちょい意外。

勢いで大久保に乗っかって謀反?とかしてたのに……うどん王国でちょっと懲りたか。

 

そして会議が進んでいって。安心と信頼の武蔵生徒会副会長よ……

講和会議で戦争に発展させ、不可能を可能にして来た。

「大丈夫です。――三河からこれまで、自分たちは、多くの国に安心を与えてきました」といえる神経の太さよ。

発言直後に周囲が静まり返ったようですしね。他国の代表から、笑う所かと聞かれてる辺りもうどうしようもない。

 

かつて王と姫がやった平行線の問答を、教皇総長と武蔵副会長がやっている場面とかも良かったですねぇ。

「どちらかが退くべきだ」「いえ、平行線です。――どちらも、共に行くべきなのです」ってところが特に好きです。

交渉が終わった後に、石田三成と「ああ、気にするな。そうすれば大丈夫だ」「そりゃ気にしなけば大丈夫ですよ!!」とかやってる辺り相変わらずですけどね……

今回新たに明らかになった事実とかもあり、未来への道筋が整ってきた感じ。このまま最終決戦かと思いきや、最後にまたキャラが増えて、騒ぎになりそうです。



放課後は、異世界喫茶でコーヒーを4

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「でも、僕は部外者じゃない。ひとつだけ――もしかしたら、ひとつだけ、僕はあの人たちと繋がっている。マッチ一本分の、小さな希望だけど」

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「たった一本のマッチでも、ときには爆発を起こせるもんさ。坊主に、それを灯す意思があるならね」

 

歌姫効果で人が増え、喧噪に包まれる街。

まぁ、深夜営業を開始して、それに合わせたサイクルで過ごしているユウを見るとあまりそんな感じもしませんが。

……歌姫効果から逃れたら、歌姫と鉢合わせるとか、ユウの引きの強さは相当だな……

1巻の頃から、コルレオーネとの縁があったりしたわけですし。

 

深夜営業になったことで、これまでとは違うお客さんが来て、この店に馴染んでいるのがいいですねぇ。

そこでできた繋がりがまた、ユウを助けてくれているわけですし。

深夜組のろくでなし同盟の様子も楽しそうで、和みました。ティセとコルレオーネさんの対面のところとか笑いましたし。

 

あとは、ノルトリが久しぶりに登場した感。まぁ、人の多さには負けるし、深夜営業時間に学生は来れないという真っ当な事情があったから仕方ない。

早起きして、気合で店まで来たけど、その後寝てしまったのがかわいい。ユウの内心がテンションMAXでちょっと引いたけど。

 

ユウが持っていた、歌姫たちとのつながり。

マッチ一本分の希望は確かに効果を発揮したわけですが……

ちょっとだけ、未来が怖くなりましたね。事情も分からずこの世界に来てしまったユウは、いつまでここに居られるんだろうか、という不安が。

後書きで作者的にシーズン2と言ってましたが。2に入ったからには、まだまだ続いてほしいものです。




衛宮さんちの今日のごはん3

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「私だけ仲間はずれなんて許さないんだから!」

「ん!? 助かります!!」

 

相変わらずの優しい世界……!                 

ご飯も美味しそうで、和みます。

衛宮宅が集会所みたいになっていて笑う。お料理マスターめ……

 

いやぁ、ここまで拘ってパパッと色々作れるのは凄い。

美味しく食べてくれる人が居るって言うのもあるでしょうし、性分に合ってるんでしょうねぇ。

自炊してますが、本当、自分しか食わないしいつもテキトーに調理してるからなぁ。

 

衛宮宅の大掃除に女性陣が協力して。

凛がことあるごとにアーチャーから色々言われていた注意事項を思い出して叫んでる場面に笑った。

凛と桜とセイバーが新都に買い物行く話とか、穏やかな日々に癒される……



はたらく魔王さま! 19

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「毎日、おにぎりを二百個食べてるよ」

千穂は、ごく自然に尋ね返していた。

「聞き間違いだよね」

「聞き間違いじゃないよ。二百個だよ」

 

こ、このヘタレ魔王……!

ちーちゃんへの返答を保留にしているばかりか、新しい爆弾を抱え込みやがって。

ついに想いを自覚した鈴乃は可愛かったです。

それはそれとして、魔王は本当にもう……最近ちーちゃんの方が活躍してるじゃないか!

ここまで引っ張っている以上、魔王が恋とかの答えを出すのは、決戦後とかもありうるのでは……

流石に答えを出さない程ヘタレではないと信じています。                     

 

後、鈴乃は……何というか、運が悪かったというか。

八方手を尽くして、仕事を遅らせていたのに昇進するとはこれいかに。

「仕事の進みが遅いのは、お前の位階が低いのも一因だろう。出世させるから励めよ」的な事を言われて昇進。

しかも、本来なら時間をかけて行う儀式なども緊急時だからと、かなり簡略化されて。

鈴乃の昇格によって、他の面々の工作も裏目に出たりとエンテイスラは大騒ぎ。

 

日本側もかなりの騒動になっていましたが……それが、アシエスが大飯ぐらいになったって言うものだから、言葉にすると、なんか気が抜けるな。

腹が満たされていないと、光を放ち周囲に被害が出るというあたり、こちらはこちらで危機的状況ではありました。

荒療治ながら、それを落ち着ける手を打ったのもちーちゃんで。この作品の主人公はちーちゃんだったんだな……みたいな気分。


はたらく魔王さま!19 (電撃文庫)
和ヶ原 聡司
KADOKAWA
2018-09-07


七つの魔剣が支配する

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「……貴殿の行く道に光あれ。その意思が斬り開く運命を、あまねく神仏よ寿ぎたもう。

そして願わくば――戦友の未来が、一振りの剣のように誇り高くあらんことを」

 

「天鏡のアルデラミン」の作者が送り新シリーズ。

キンバリー魔法学園。その名の通り、魔道を極めんとする若人が集う学園で、在学期間7年を無事に終えることが出来るのは8割との事。

2割が何がしかのトラブルに巻き込まれ発狂したり、消息不明になったりするそうですが……

先輩方のぶっ壊れ具合を見るに、絶対2割で済まないだろ、って気しかしない。

 

忘れ物を取りに夜の学校に入った時とか、運悪くトップクラスの危険人物と鉢合わせたりしてましたし。

いやこれ、オリバーとシェラが的確に時間を稼いだから生き延びただけで、ピート一人だったら、或いは他の生徒だったら目も当てられない事態になってたろ。

その二人にしたって新入生にしては頑張った、ってだけで他の先輩のフォローがなければ詰んでたしな……

かなり派手にやりあっても、魔法がある故か、内臓引きずり出されるような怪我をしても死者出なかったりするって言うのもあるんでしょうが。

 

物語の主軸となるだろう、6人の新入生。

それらを取り巻く学園や先輩たちの状況などが、いい感じに描かれていましたねぇ。

今回の事件でキーパーソンとなったカティ、彼女も騒動を通して成長してました。オリバーの危惧していたように、優しすぎる彼女はどこかで折れてしまうのでは、と思いましたが。

初っ端から、価値観を揺さぶる事件に出くわして、それでも奮起できるなら大丈夫だ、と思えました。

 

こんな感じで、他のキャラの掘り下げをしていく展開かと思いきや、最後に爆弾放り込んでくるんだもんなぁ。

新入生であっても、彼は既に魔術師だった。技量の問題ではなく、精神の在り方が。

6人の関係が、いつか壊れてしまうんだろうなぁ、と予兆が感じられて震えた。



本好きの下刻上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 本がないなら作ればいい! Ⅶ

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「…だがまずは情報収集だ」

「神殿に入ってくる前に出来る限り調べておきたい」

「マイン あの子どもがいったい何者なのかを」

 

第一部完結巻。

家族と朽ちることを選んだマイン。

フリーダがもどかしそうな顔をしていましたが、彼女は彼女で良い子ですよねぇ。

……マインを取り込むために祖父の嘘を容認したりとおっかない面もありますけど。

 

洗礼式をしたマインの暴走と、そこから神殿に取り込まれるまで。

ベンノの助力もあって、貴族よりの神官たちと平民との間とは思えないマシな契約に落ち着いていましたが。

ここで神官長はともかく神殿長の怒りを買ってるのが後々に響くんだよなぁ。

 

家族愛を見せつけられた神官長の言葉が、本編を最後まで見ていると重い。

信じられない程、率直に話しかけてくれてますよね。

マインをよく理解してからは、下手に隠さず直截に対応してること多いですが、マインを良く知らない当初の対応としてみると異例なのでは。

ニコニコ静画で閑話を見た時、神官長の最後の台詞に「あなたの●」ですってコメントが多くて笑った。

 

巻末の描き下ろし、「ギルベルタ商会の跡継ぎとして」。

コリンナ様のお宅訪問の、コリンナ視点。結構新鮮でした。

マインとベンノの交渉風景を外側から見てる場面とか、交渉開始前の金額がいくらだったのか、とか色々出てきてました。

ベンノかはお金を引き出したマインに、エーファが衝撃ウケてましたが、大丈夫だよ、ベンノこれからさらに儲けるから。




本好きの下刻上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 本がないなら作ればいい! Ⅵ

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「続けるよ」

「当然だ やっと切り開いた道だから諦めたくない」

「今マインにやめろって言われてもオレは商人になる」

 

身食いの熱に飲まれたマイン。

ギルド長の家に運び込まれて、魔術具で熱を吸い取ってもらいなんとか復活。

……とはいえ、小金貨3枚近い値段を払っても一時しのぎにしかならない、という辛い情報も伝えられてました。

水がいっぱいになった器から水をすくっただけで、これからも水は増えるから一年くらいしか持たないだろう、と。

 

ベンノとマインのやり取りが楽しいなぁ。

「それ以上は有料です ふふん」「そのしたたかさは向こうに使え」って言ってるコマとか小さいけどマインの表情がかわいい。

あと、手数料についてやりとりしてにやにやしてルッツを囲んでる場面も笑えた。

 

ルッツも覚悟が決まってきてますね。

マインに手伝ってもらうばかりではなく、自分でも出来る事はするとはっきり言えるのは美点だと思います。

そうして楽しそうな場面を見ているから、家族会議は切ないんだよなぁ。

どうしようもない状況に追い込まれていて、苦しい。



本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第三部 領主の養女Ⅳ

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「……お前、性急さを直せ、と神官長に言われたんじゃなかったのか?」

「そうでした。自重、自重……自重、捨ててもいいですか?」

「いいわけがあるか、この阿呆!」

 

プロローグはギルベルタ商会のダプラ見習いになることが決まったトゥーリとルッツの話。

これまでとは環境が変わるため準備が必要だ、と。

ルッツがマインのギルドカードを預かり、そこから金を出したりしてましたが。

トゥーリの髪飾りが他の職人と比べて見劣りするようになれば、他人の作った髪飾りをマインに納品しなくてはならなくなる。

それは嫌だ、と専属であり続ける努力をしたトゥーリが眩しい。

 

ブリギッテに新しい衣装を送ろうとして、それが母にバレて当初の予定より大事になったりしてました。

根回し大事。ベンノも胃が痛いだろうなぁ。

あとはダームエルに、魔力圧縮の方法をこっそり教えたりもしてました。

アンゲリカが護衛に復帰して、かわった魔剣を入手する事になったり、神官長が還俗したりと色々と状況が変わっていましたが。

 

一番大きいのはやはり、領主会議。

そしてそこでジルヴェスターの姉ゲオルギーネとのやり取りがあり、エーレンフェストにやって来たことでしょう。

大領地アーレンスバッはの第三夫人として嫁いだはずが……いつの間にか第一夫人になっていた。ジルヴェスターが生まれるまでは、エーレンフェストの領主になるはずだった、領主候補生。

エーレンフェストに騒乱を招く、混沌の女神。彼女がやって来た事でエピローグがかなり不穏なものでしたしね。あぁ、怖い怖い。



血界戦線 Back 2 Back 3

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「やれやれ これでようやくまともにチームが機能できます」

「明確に言葉にするのやめてあげて下さい」

 

世界崩壊器具のひとつ。ナクトヴァの微笑み。

名前の通り、世界を請わせるという能力を秘めたヤバい代物のひとつ。

それを外に移送しようとしたら、怪盗がちょっかいを出してきて。

ヴェネーノ、好きですよ。以前登場したときの、あのコントみたいな状況がすごい笑えたので。

 

それだけに、あの展開には驚きました。

いやまぁ、ヘルサレムズ・ロットでは力あろうが、うっかりで死んだりもするって言うのは分かってたつもりですけど。残念。

厄介事のコンボを起こさないと気が済まないのかこの街は。

 

ヴェネーノ以外にも器具を欲しがる奴がやって来て。

そいつがまた特殊な存在だったものだから堕落王まで登場する、と。

世界を崩壊させる方法なんて81種開発して飽きてるとか言うあたり、相変わらずぶっ飛んでるなぁ。



プロフィール

ちゃか

 友人に「活字中毒っていうか読書中毒」と評される程度には本が好き。適当に感想を書いていく予定。リンクはフリーでコメントはご自由に。悪質と判断したものについては削除する場合があります。

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