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「……その、黒騎士公から……うちの姫に……婚姻の申し込み……だ」

 
小説家になろう掲載の小説。
完結済みで、全16部なんで、さらっと読めます。

ある事情から、重病という事にして隠していた姫に、婚姻の申し込みが。
国力の差的に断ることが出来そうもないけど、しかし「あの姫を嫁に出せるのか」と王が悩み、話を聞いた大臣は気絶する。

別に性格が悪いとか、何がしかの問題を抱えているってわけでも・・・ないのかな?
王侯貴族の子女で、ドレスが嫌いで、男が嫌いで、思わず殴ってしまうこともあるっていうのは、 まぁ確かに問題ですけど。
その姫には兄が居るんですが、本文に曰く、「兄王子より健康的で、知より武に優れ、およそ女性らしいことはすべて苦手、趣味が遠乗りの、この国唯一人の王女」とのこと。

表舞台には王子の側近として出てくる、 ある意味で重要人物ではあるわけです。
あらゆる式典に出てこなかった姫の顔は、国民ですら知らないはず。
なのになぜ、わざわざ他国の騎士(王弟)から婚姻の申し込みが来るのか。
その目的はいったい・・・と言うお話。

短いんですが、結構端的にまとめてあって、キャラも魅力があるので、割と気に入っています。
結構行動力ある人が多いので、ポンポン進んでいく感じもありますしねー