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我々は砂糖でできているワケではない!!

まぁ、タイトル通りというか。
外国人から見た日本についてのコミックエッセイ。
裏表紙の「あるスイス人からみた電車内の風景」の1コマを見れば大体内容が分かる、そんな感じ。
日独ハーフのサンドラと、漫画家の流水りんこが送る日本の日常が、外国人からどう見えているのかが語られてます。

サンドラの友人が来日した時、絶対みたいと言っていたのが、なんと朝の通勤満員電車だとか。
一度乗ってみたいから連れていって、と言われて乗ってみたとかなんとか。
ちゃんと「物見遊山はメーワクだし」と一応たしなめてますが、実践。
観光するようなもんでもないと思いますがねー。こういう普通になっている感覚が、外国人からすれば珍しいのか。

他人と電車で話すっていうのが普通な国もあったりするとか。
郷にいては郷に従えなんて諺ができるのもむべなるかな。
場所によって風習文化っていうのはどうしたって違ってくるものだっていうのがよくわかります。
なんでも外国人からすれば毎日あの満員電車に乗っていて暴動が起きないのは奇跡的だとかなんとか。

冒頭引用したのは、ドイツでの言い回しだとか。
多少の雨でも傘を差さない習慣があるとか。この程度の雨なら別に、とか。溶けるわけじゃあるまいしっていう考えがあるんだとか。
酸性雨っていう言葉もあるぐらいだし、砂糖じゃなくても溶けたりはするんじゃないのかなぁ。

まぁ、なんとなく笑えていい感じ。

満員電車は観光地!?~世界が驚く日本の「日常」~
サンドラ・へフェリン/流水 りんこ
ベストセラーズ
2014-08-21