ico_grade6_3
「我ら救世の剣なり!」
「「「民と平和と正義のための一撃なり!」」」 


前回の最後Sランクの白騎士エドワードによって、同類、Sランク認定を受けた諸葉。
しかし、エドワード以外のSランクはまたそれぞれの思惑があるようで。
強硬に反対するSランクの存在もあり、諸刃の扱いは宙に浮いた状態になっているようです。
仕方ないから、六人のSランクで話し合ってどうするか決めようぜ、と会議を行うことになる。

どうやらSランクの何人かは白鉄、黒魔に分類されない特殊な能力を持っているようで。
そういう要素が出てきてくれたのは素直にうれしいもんですね。
これで諸刃のチートに歯止め・・・かからずに加速しますよね、知ってる。

他の作品においても、強大な力を持った存在っていうのは、どこか常識では測れない面を持っていたりするわけですけど。
まぁ、そういった例にもれず、Sランクの方々は扱いが面倒そうな人ばっかりですね。
前回出てきて引っ掻き回していったエドワードが実は一番常識人ってどういうことなの。

一方、そんな会議がもたれている間、諸刃たちは実働部隊としての合宿を行うことに。
エドワードにしてやられた経験から、闇術のばれない使い方を考える諸刃。
スピード特化の相手にスピード勝負を挑む無謀なサツキ。
それぞれ目標を定めて、自分の力を伸ばしていきます。

まぁ、合宿イベントとかやったら、その先でハプニングに見舞われるのは常道なわけで。
Sランクの会議やるから、と日本支部の最高戦力が留守にしている。
それを恐れた政府により、高ランクの使い手は中央に集められ、滅多に動かせない。
だったら、主人公たちだけで倒せるかというと怪しく、撤退命令すら出てしまう。
ただ、そこで引いたら面白くない。

一人の救世主として、戦いの場に立つことを選ぶ諸刃たち。
トップの連中より、学生達の方が理念高く行動できてるんじゃないの、とか思ってしまう。

見事、諸刃たちの戦いにより敵を撃退するわけです。
それによって、Sランク会議においても、暫定的に諸葉にSランク認定が下される。
しかしまぁ、反対勢力にとっては面白くないわけで。
どうやら、救世主特化の戦力が暗殺者が送られてくる模様。
中々面白くなってまいりました。