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ベルダー:要するに、俺たちは無知だけど、無知だからこそ前に進めるんだなってことだな。
GM:そういうこと
ルーチェ:…………でも
GM:でも?
ルーチェ:……たとえ絶望が待っていたとしても、あたしたちは進まなくちゃ!

だから浅見さんが素人っていうのは何かの間違いだろ……
どこまでデータ読み込むと、こんなことになるんだろうか。
本来知恵袋役だろうOはたさんがひたすらにキャラ成長の時に笑い続けてるじゃないですか。

第三話「おそるべき二一のクエスト」
第四話「天使の微笑」

の二話収録。
第三話は、早々にルーチェたちの教会内での評価を上げるためにディクシィが持ってきた話。
二十一からなる「地獄のクエストロード作戦」。
この教会では、伝統のある決闘法らしいですよ?
ルーチェたちと、NPCチームが対決して、勝利すればルーチェたちの株も上がる、と。
難易度とかに応じて得られるポイントに変動があって、関連性のあるクエストから新しいクエストが派生することもある。より正確には、ポイントに変動というか、得られるポイントを決定するダイスロールで振れるダイスの数に差がある、になるんですが……
で、最終的にポイントの多い方が勝ち。

主人公たちがすごく、欲望に忠実なルートに行く一方で、NPC達がまるで主人公のようなイベントばかり発生させていてすごく笑った。
そしてまた出てきたな、英知の妖精。おまえはさすがに神出鬼没すぎないか。あと、問題がワンパターンだから、次に出てくる機会があるんだったら、そろそろ新作披露したほうがいいと思う。

まぁ、ここで欲望に行った反動ってわけではないでしょうが。
四話の締めはかっこうよかったからいい感じにまとまっていた気がします。四話のボス?……それは言わないお約束。あれはひどかった(褒めてる)。
ルーチェが腹ペコキャラとしての地位を確固たるものとする中、ベルダー……いやさ浅見さん……
せかいいちかわいい姫、というか天使のためにテンション上がったり。
あえて特技を食らっていくあたりとか……うん、幸せそうな、絵ですね……
あとはキャラでいえば、盾役のサジがまた悲惨な目に。いや、本分を全うしているから素晴らしいといえるんですがね。せっかく固く成長したのに。
アモーレが相変わらず自由気ままだったのも、アレはあれで個性ですし。途中でちょっとぶれてた気もするけど。

さて、次回で完結ということですし、今回は教会内部での地位を築いて、真実の端に手を伸ばした、という感じです。完結巻のエピソードで、これまでの伏線がどう回収されるのかが楽しみですねー。