ico_grade6_3h
「だが、結局は"非日常"の産物、否定されるべき"非日常"だ!」
「違うね、それはそいつだけの"日常"だ。(略)あんたにだって否定できない。いや、このオレが否定させやしない!」

「蒼穹のエンゲージ」のキャラクターを用いたリプレイ。
今回は、サクラの過去が描かれる話と、砕の箒を巡る話の二話収録されています。

第一話「星空のラストリゾート」
 サクラが過去教わった教官がいた。彼女は、訓練中に現れた勢力からサクラたちを逃がすべく囮となり……そして帰ってこなかった。今再び、かつてと同じ猛威がこの世界に迫っていた。サクラは、教官との約束を胸に戦いに臨む。
……嘘じゃないです。えぇ。なんか知らない設定ポップアップしたり、ちょっとあちこちで暴走しているいつもの風味ですけど、大筋ではいい話。演出とモチベーションのために、自分で自分をここまで追い込むか、っていう場面があちこちに。
全く別のリプレイの話ですが、オープニングで勝手にヒロインを出しそのオープニングの間に殺した暗殺者のPCとかいたなぁ、と思いだしました。今回似たようなことを砕がやっていましたけどね。
世界のためにどこまでの犠牲を許容できるのか。切り捨てられないことは甘さかもしれないけれど、それを強さにできる人もいるんだと、そういう感じのリプレイ。

第二話「救世のヒーロー」
 テストの試験部隊であるファイアフライに解散の危機が。ヴァルキューレシリーズを巡る陰謀と、シリーズ通しての敵レオガルスの暗躍が今、再び牙をむこうとしていた。前の話の盛り上がりに比べると今回はパッとしなかったかなぁ。
 前の巻と同じで、立場的にピンチになって…というか今思いましたけど、ファイアフライあちこちで追われたり、捕まったりしすぎじゃないだろうか。功績によって帳消しになってはいるんだろうけど、よく今もなおこの部隊存続しているなぁ。
 まぁ、追われる立場になるように誘導したりしているっていうのもあるんでしょうけど。レオガルス、もうちょっと手札増やそうよ。
 日常と非日常について。砕は、飛ぶことが好きなだけのキャラクターだけど、だからこそ、それを脅かす者に対しては、一歩も譲らない。そういうところは格好いいと思いましたよ。