超絶遅ればせながら、秋アニメの感想。
思いのほか長くなったので、とりあえず、何回かに分けて書いてきます。
とりあえず今回は、【PSYCHO-PASS サイコパス2 】と【四月は君の嘘】の2本。 
【PSYCHO-PASS サイコパス2 】 ♯1正義の天秤〈299/300〉 ~ ♯6石を擲つ人々
朱が監視官として頑張っているようですが、周囲がなぁ……
宜野座さん、相変わらずか。1話で、朱のやり方を認めて協力したように見えたけど、シビュラに見えない「カムイ」に執着しているところはやたらと懐疑的でしたし。
新人執行官の東金しか朱の味方はいないのか。
後輩として入った監視官も、朱のやり方に反発するばっかりで、今のところいいところなしだからなぁ。
局長に言われていたけど、飲まれて執行官コースかな。それまで生きてられるか正直わからないけど。

あとは新しい執行官の、もう一人。
雛河が今のところ、ホロ解析しかしてない。
いや、特技を生かしているというのはわかりますけど、物語の進行上都合がよすぎるよなぁ、って感じが何とも言えないテイスト。
というか、今回全体的にエリミネーターとデコンポーザー使いすぎじゃないですか?
1期にあった、ヘルメット騒動の時。犯人追いかけてテンション上がっていただろう狡噛ですら、パラライザーで対応できる範囲だったのに。
今回、ドミネーター起動したと思ったら人体炸裂か、完全排除かでなーんか面白味が足りない。

カムイの存在にしたって、視聴者的には存在はっきりと明示されているから、公安局の中で意思統一ができずにグダグダやっているの見ると何とも言えない気分になりましたし。
5 ~6話で軍事ドローンの施設でいろいろ騒動に巻き込まれてましたけど。
1期で通常のドローン作ってるところですら、電波的に孤立してドミネーター使えず苦戦してませんでしたか。
なんでそれより危険度高そうな兵器作ってるところで、普通に敷地全域で使えたり、そもそも新作ゲームのダウンロードできたりしてるんですが。電波遮断してスタンドアロンで稼働しろよ……
他にもカムイが裏技使ってドミネーター手にしてましたが……ドミネーターってシビュラと即時通信できるから、犯罪係数計れて、執行できるんですよね。だったら、その通信ログたどれば簡単に確保できるっていうんじゃないのかなぁ。

今回のアニメで一番驚いたのは、デコンポーザーってちゃんと弾丸あったんですね。
東金さんが残り弾数気にしてました。てっきり、あれシビュラが超科学で分解ビームでも出してるのかと。
……弾数制限あるんだったら、変形なんて余計なギミック増やしてないで、もっと柔軟に対応できるようにすればいいのに……強襲型作る前に、デコンポーザー機能オンリーで弾数多く積載した、障害排除用とか作ってろよ……
いや、一応公安って軍隊じゃなくて、警察だから、そんな破壊力求めなくてもいいのか。

【四月は君の嘘】 ♯1 モノトーン/カラフル ~ ♯6 帰り道
演奏シーンが素晴らしい。もうこれに尽きるんじゃないかと。 
思わず、CD買っちゃいました。作中に登場するクラシック楽曲が収録されている奴。


 
なんでも、登場する曲を、漫画で描かれている感情のまま描くために、演奏家の方に協力していただいて、原作を読み込んで「宮園かをり」と「有馬公生」として演奏してもらったとか。
それだけに、二人の演奏シーンは本当に見事の一言。
第2話で、かをりが出演したコンサート。「クロイツェル」の演奏が切り替わっていくところとか、思わず鳥肌立った。なるほど、「彼女は 美しい」。
そして、引っ張り出されて、公生が伴奏をやったエピソード。
「母さんが僕に残したものを引っ張り出せ!」と、表現者として覚醒するところとか。
 
原作もぼちぼち完結しようとしてますが。5月に完結巻が発売予定ですね。
アニメの方は、なんと3月までの2クールで全てをアニメで描くという何とも贅沢なプロジェクトのようで。
原作の方もどういう終わりを迎えるのか、すごく気になってます。
が、アニメはアニメで結構良質なアニメ化になってるので、このまま最後まで行ってほしいものです。 

演奏以外のシーンでのBGMも中々いいですねー。
1月に出るサントラも買おうかなぁ。
オープニング曲も気に入ったので、思わず購入してちょっと財布寒くなってるんですが。

本当に中学生か、コイツらって思うような部分もありますが。
青臭い部分があるからこそ、いい青春を過ごしていると思うんですよね……。