ico_grade6_4
支え合うのは味方だけじゃない
敵から多くを学び多くを得る
再び相まみえるその日まで――
その存在だけで孤独に耐えられる
競技者は―― 敵同士ですら支え合う


かをりが、必死にリハビリをしてます。
危険だとわかっていても、手術を受けたい、という事で。
見舞いにいった公生は、かをりの両親にお礼を言われて。
公生はかをりの演奏がカラフルだと思っていて。
けど、かをりの両親は、「かをりの灰色だった心を色づけてくれたんだ」と言って。

柏木さんがコンクールの知識が豊富だ。
椿に突っ込まれてますが、本当に何者だ。いや、彼女らのクラスメイトなんですが。
そして、コンクールの予選。
公生と、絵見と、武士。
微妙に噛み合っていないような感じがしますけど、中々いい感じのトリオに見えます。

調子を落としていた武士が、公生の演奏を聴いて、持ち直した演奏。
「第38話 さよならヒーロー」。自分の憧れを振り切って、成長したその姿が、格好いい。
2年ぶりに会った時。理想と違う姿で現れた構成に失望した。
けれど、それは自分と公生とで見たかった景色が違うだけのことだったんだ、と。
予選はとりあえず危なげなく公生も通過。

「以前の自分に戻ろうとは思いません 演奏を変える気もありません」
「自分の信じる音楽を自分らしく弾こうと思います」

紘子さんの下で宣言する公生。
いい顔をして語るようになったなぁ、という感じです。
やっぱり、どうしようもなく表現者であるんだな、とこういう顔を見てると思いますが。

椿は椿で揺れてるなぁ。
自分の気持ちを伝えて、踏み込んでました。
公生と渡の友情もだいぶ不思議な形に思えますが。
見舞いに行った先で不安になる場面を見て、さらにはその帰りにまた喪失を得て。
せっかく前を向いた公生が、また転げ落ちていってしまいそうな不穏な終わり。
さて、この後どうなるやら。