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「せっかくの申し出だけど 断ります」
「今言える理由は二つ 一つはそれだと俺の旅ではなくなるという事……」
「そしてもう一つは あなた達では古代島へたどり着けないと思うからです」

幻の古代島を求める少年ユウと、共に行動する少女あせび。
同じ目的で動いている、暴風のグラムが彼らが手に入れた地図を求めて、接触してきて。
第三次外空域遠征船団の隊長。
国の支援を受けている彼らの方が、船・人員・資金とそろっているだろう、とハイトは言いますが。
それでもユウは自分の器量と裁量で挑みたい、と語って。
衛視としての景観が浅く、あせびには並以下の腕と言われてますが。

島を脱出するときに、竜魚の群れに襲われたりとハプニングもありましたけど。
まぁ、巡り合わせもあって、とりあえず危地を脱しています。
グラムが最強の衛士と言われるのも納得な腕を披露してくれたのはいいですねー。
現状、理想は高いものの、実力が伴わなくて、イイトコロ少ないですけど、ユウの成長はあるのだろうか。

竜魚の群れを操っている怪しい存在なんかもいて不穏な感じですね。
ユウの教官が彼について語っていましたが。
腕だけではないものがある、と。違う視点でものを見ているから、同じ物であっても違うように見えているんじゃないかと感じさせる相手だったそうで。
それが、彼がグラムに対して放った言葉につながっているんだと思いますが。
……怪しい存在が接触してくるのが予想以上に早くて笑いました。
どうにも古代文明を追うということは、一筋縄ではいかないようですけれど。
結局夢を追うしか道がないんだろうから、どう問題を乗り越えるのかが見ものですな。