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「怯えなくても大丈夫」
「なにがあっても 僕が絶対助けてあげます」
「・・・ほ」
「ホントに・・・?」


コミックオリジナルエピソード。
カノ、キド、セトたちの幼少期のエピソード。
前回最後、能力が暴走して逃げ出してしまったセト。
彼を心配しているカノがあの、ひねくれた感じがない普通の子供っぽくて新鮮。

森の主がセトを連れて行ってますが。
セトの能力で、相手の言葉をセトが理解しているだけで、主の方はセトの言葉わかってないんですよね。
そのあたりで微妙にすれ違ってますけど。
森に棲んでいる化け物の住処に連れていく、と言われて怯えているセトがまた可愛い。
いやまぁ、不安になっている状態でこんなこと言われたら驚くし怯えるか。

森の中で迷って、セトはマリーと出会って。
自分と同じように怯えている少女に対して、勇気を出して声をかける様はやっぱり男の子といいますか。
……アヤノたちも、帰宅しないで心配していた相手が、女の子連れて帰ってきたらそりゃ驚くよね……
とりあえず、無事に帰宅したところで過去編が終わり。
舞台は現代に戻ってきたわけですが。
コノハにキドはカゲロウデイズという怪現象について話し、ヒビヤは一人居ても立っても居られずにヒヨリを探しに出た。
その先で、なんかまた独自展開というか、ヒビヤがある人物に接触されてますが、どうなるのコレ。

カゲロウデイズ 6 (MFコミックス ジーンシリーズ)
佐藤 まひろ
KADOKAWA/メディアファクトリー
2014-12-27