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「わからないなら知ればいい 雪乃が欲しい」
 
黒髪に青い瞳、留学生としてやってきた海外実業家の少年、龍。
恋愛に対して免疫がなく、限界に達すると思わず手足を出しちゃう少女、雪乃。
七夕まつりでたまたま出会った二人はお互いに惹かれあい、少しずつ距離を縮めていく。

龍は海外で実業家やってるもんだから、媚びたり引いたりしない雪乃に興味を持った様で。ただの「興味」じゃなくて、ちゃんと好意につながって「雪乃だから」と言えるのは格好いいかな。
雪乃が恋愛免疫0だから、龍みたいな押していくタイプとバランスがとれているんじゃないかと。

あとは、龍と雪乃の兄貴分である「せーちゃん」との会話が結構好き。
「妹」を託せるか試したり、かと思えば悪ノリした会話をしたり、と。
雪乃のママさんが、結構愉快で。
「女を磨くいいチャンス」とホームステイを受け入れたりと、アクティブ。
そんな感じで、周囲のキャラクターも面白いのでいいですねー。

反対勢力というか、障害になりそうなのはやっぱり、龍を龍たらしめている「実業家」という面で。
「今はバカンス」という龍の部下。龍自身も、大切だからこそ、出会いが間違いだったのか、と少し悩んでいたり、と。まぁ、糖度は十分だから、結構好きです。