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旧版、異能使いのサプリメント。

データが追加されていたり、吸血鬼や獣人といったイメージしやすい異能というか異質な存在である『夜族』っていうのが世界観として追加されています。

一応それ用のデータを取得すれば、夜族のPCを演じることもできるとか。

法王庁直属のエージェントとかそういうのもサンプルキャラとして追加されていて、西洋のエッセンスが入ってきた感じでしょうか。

そうした追加要素のデータと、異能使いのルルブで紹介されていた異能、『神楽』とか『妖精』みたいに特殊なタイプのものに限って追加のデータが乗っています。

で、夜族とか法王庁のパーソナリティとかも掲載されていますねー。

 

データが終わるとリプレイセクションですね。

『鳴神の巫女』。GMは菊池たけし。

PLは大畑顕、ヨビ、こはまー。

小さな村に封じられていた神とその巫女を巡る物語。

真名決めるやりとりとか楽しそうでしたね。

 

で、サプリメントのタイトルである、シナリオが掲載されています。

『悪夢襲来』と『悪夢奏者』。

これは続いているシナリオなので、1をやった後に2をやることが想定されていて、『悪夢襲来』では伏線となっている要素も多いです。なので、できれば続けてやるか、そうでなければ伏線部分をカットしてくれ、と書かれています。

シナリオ1と2の間のシナリオフックが2本、2の後のフックが2本掲載されています。

何でも『悪夢奏者』のボスが強めな設定なようで、成長していないと厳しいよ、と明記されていましたねー。

平野 和盛
ゲームフィールド
2006-11