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「――アンヌ様の代わりになると、そういうつもりであるのか!?」
「アンヌの代わりには、誰も慣れない。彼女が去った分は、マイナスだ」
「ならば――」
「だから惜しむのだ」


関東解放が終わり、夏休みに突入。
校則法によって、色々と行動に制限がかけられる時期に入ってしまいました。
まぁ、その程度で武蔵が止まるはずがなく、「嫌がらせ」のために知恵を絞るわけですが。
介入すべきは、本能寺の変。
正純は、それが夏休み明けに行われると踏んでいるようです。
そこまでにどれだけ準備することができるのか、というお話。

夏休みに入ったのと、これからの方向を確認する展開なので、交渉とかが中心になって割と派手さはないかなぁ……と途中までは思ってました。
実際、途中でやっていた交渉も、状況を二転三転させて相手を振り回す、武蔵流のいつもの交渉の展開で中々楽しんでいたんですが。
なんで、このタイミングで、武蔵建造以来の危機を迎えているんだ。
しかもそれを引き起こしているのが、総長連合・生徒会含む梅組とその担任教師+αだっていうんだからこれはひどい。

補修でテストを行う必要が出てきたために、実施されたいつかの再来。
逃げるオリオトライに一撃いれろ。
伊達成実とか新しい面々が加わった今ならばあるいは、と思ったものですが、一人で十分アマゾネスのくせして援軍呼ぶんだから大人げない。
というか、人狼女王は本当にもうちょっと自重しましょうよ!?

十本槍の福島と清正がなんか二人だけの世界作ってるんですが。
相手を思って、けれど伝えられずにすれ違って。
いやぁ、川上ワールドでは稀な純粋な恋愛模様を見ている気がする。
両方女だけど。……いや、大丈夫。たしかこの世界女同士でも子供できるからきっと問題ない。
今後武蔵と絡んで外道度上がらないかだけが心配ですけども。