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ジャンプスクエアの感想。


 
・加藤和恵 『青の祓魔師』 第54話 騎士團には戻らない
それぞれが行動を開始しましたね。
脱出し、月雲を守るために行動をしようとする出雲。
拠点に侵入した主人公たち。
フェレス卿は相変わらずいい性格してますねー。
ベッドで悠々自適に寝ころびながら通信受けて「忙しいからいつ応援送れるかなぁ」とか舐めてる。
さーて、正面突破組には、失敗作といわれていた、見るからにやばそーな奴が。
脱走した出雲の前には、志摩がそれぞれ現れて。
ここから戦いになりそうですけど、上手いこと回って欲しいなぁー。

・山本ヤマト 『終わりのセラフ』 第十八話 憑依するマヒル
グレンに呼び出され、鬼憑装備の使い方について説明を受ける優。
一方で、シノアはシノアで悩みというか、その説明を受けて思うところがあるようで。
シノアと優の軽い会話が、清涼剤に感じますね。
戦いと、実験の事実と、審問と、あまり明るい展開ではなかったですし。
柊真昼。グレンとシノアに縁がある、柊家の存在。
小説版の方だと出てきてるんじゃないのかなー。あっちは手を出してないので知りませんが。
今後小説の方も買ってこようかと迷いますね。

・アミュー 『この音とまれ!』 #19 近くて遠い距離
合宿開始。
まー素人ばっかりだから、厳しく言われりゃへこむよなー。
練習の音を聞いてみることで、客観的に、酷さを知った面々。
どうにか形になっていくと良いとは思いますが、どーだか。
と、思っていたらあら、一人なんか思いつめたのがいるようですよ?

・高橋アキラ 『SECOND BRAIN』 第3話 誰がために風は吹く
指導役の光が転校してきて、同じクラスに。
なんか、仕事しているときは凄く格好良かったのに、学校ではダメダメっぽいんですけど。
いや、凄い無理している感があって・・・可愛かったけど。
とりあえず一回うまく能力を発動することには成功したようです。
それで助けて、感謝もされて、と自信を持つきっかけになるのかなー。
一方で対策本部とかその組織も一枚岩ではないようで、あやしい動きがあるんですが。

・河下水希 『てとくち』 第十話「微笑う侍」
四年前の、家がつぶれた当時の記憶。
かつての婚約者の登場と、荒事担当な里恵の方に焦点が当たっています。
しかし、怪しい。「――お安い御用ですよ……」って笑った時の顔が、もう怪しく見えて仕方がない。
血煙の一味についても、少しずつ動いているというか、口担当の方に事情を説明しようか、と悩んでいる様子。
さーて動きがあるかなーと思ったら、なんと徳兵衛と勘右衛門の過去篇に入っていくみたいですよ、あれ?

・八木教広 『CLAYMORE』 SCENE147 刹那の剣閃
戦闘シーンばっかりでそろそろ飽きてきたな・・・
しかも、いつまでも逆転の目が見えないし、敵が圧倒的すぎると、読んでいての楽しみって物足りなくなりますよね。
負け戦か、と思っていたら最後に動きがあったので、個人的には満足です。
しかし、一撃かましたものの、状況が悪いことに変わりなし。どーするかな。

・和月伸宏 『エンバーミング』 #49 DEAD BODY and FAMILY②
ひと時あった、温かい過去。ポーラルートが楽園であったころのエピソード。
大創造主にも、人間らしい時期がちゃんとあったんだなぁ、といいますか。
今があちこち歪になってしまっているからこそ、アシュヒトとレルムとその親とが、お茶会してのんびりしているシーンとか、凄く安らかで、いいなぁ、と思いましたね。
その失ったものを惜しむ気持ちは分かりますが……なまじ力があった分、凄い方向に突っ走ったんだなぁ、大創造主。
あそこで、創造を揺らがせておいた方が、人間として生きられたんじゃないか。
悪人か狂人か。あそこが、分岐点だったんだなぁ、という感じ。
そして大創造主の口から、死体卿の楽園(パラダイス)と大創造主の楽園(エデン)について触れられたりもしていましたけど。
今回一番の驚きはやっぱり、最後の方ですよね。これ、アシュヒト的にはかなりダメージでかい展開なんじゃなかろうか。
いやー、さすがは大創造主、いい感じに狂ってますね。突きつけられた現実を前に、アシュヒト、一体どうするんでしょう。
下手すると、本気でヒューリーとピーベーリー不在のまま色々と決着尽くんじゃないかと思えてきましたが、どーするんだろう。