涙は悲しくて辛い時に流れるものではなかったか
こんな時に流れてくるなどどうかしている
「ごめん 約束破ってしまったね」
「馬鹿者が…」
今回は最初っから最後まで、シニガミレコード。
つまりは、アザミの過去編でした。
最初こそ、アヤノがヒビヤの前に現れて、不思議な発言繰り広げていってましたが。
……彼女の言動が、小説版とかで描かれていたのとからすると、大分変ってしまっているような感じでなんとも不穏です。
記憶と思いを直接伝える。
そんなアヤノの能力で、ヒビヤがアザミの過去を見るという展開。
彼女はなぜ、メカクシ団の面子を仲間じゃないといって、ヒビヤにだけこの映像を見せることにしたのか。
こうやって接触ができるのなら、それはメカクシ団だとか、シンタローとかでも構わなかったんじゃないだろうか。
そのあたりの真意はいつか明かされるのかなぁ。
寄る辺を持たず生まれたたった一人の異形。
異質な存在であるアザミ。
そんな彼女のそばに現れ、隣に居座るようになったツキヒコ。
化け物と呼ばれようと、幸せを得られた彼女の人生は、あそこで終わっていれば、ハッピーエンドだったんですがね。
「蛇」が登場してしまって、長く続く因縁となってしまうんだから、面倒なことをしてくれたと思わないではない。