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『人の運命を弄ぶな』!
『嘘を許すな』!
『自分の願いを間違えるな』!

パリンクロンの術中に堕ちたカナミ。
彼は、記憶をいじられ、パリンクロンを命の恩人と思いこみ、彼のいる冒険者ギルドに所属することに。
『エピックシーカー』。英雄を探すことを目的としたギルド。
パリンクロンの思惑もあって、なんか流れるようにギルドマスターの座に収まってますが。
実際にその能力はずば抜けていて、7日分のつもりで用意した仕事を1日で片してしまうほど。
術式をうまく活用していますし、サポートについている子も優秀ですしねー。

竜人のスノウ。かつて迷宮でであった少女。
彼女はカナミがパリンクロンに操られている、という情報をくれたものの、普段はやる気がなくて。
術中にあるカナミがスノウを信じられずに、錯乱中だからなぁ。
無事に逃げおおせたラスティアラやディアにであっても、操作は解けず。
カナミに忘れられたと思いこんでしまった、ディアが中々ヤバそうな状況でしたが。
ラスティアラがいなかったらあれ、街がひどいことになっていたんだろうなぁ……

迷宮探索はしていますし、三十層の守護者まで現れたんですが。
これまでの守護者とはまた異なるタイプのようで。
現状かなり理性的に見えますし、カナミに自らの流派を指導したりと、アルティみたいに暗躍して引っ掻き回しているような不穏さがない。
かの守護者は、未練を晴らすために、地上に出てきて舞戦大会に出場することに。
アルティは、その願いからしてひたすらに「一途」で他に道を選べなかった少女でしたが。
三十層の守護者であるローウェンは、道を究めようとする「高潔」な人柄であるように見えます。

スノウもなにやらカナミに執着を始めましたし。
カナミはすごい勢いで、地雷を抱えた女の子とばかりフラグを建てていきますねぇ。
見ていてすごいハラハラします。
今回は、これまでから劇的に変化した状況の説明がメインで、大きな騒ぎとかは起きていません。
それだけに、この後実施される舞戦大会で、積み重なってきたものが爆破るするんだろうなぁ、とちょっと怖くもあり楽しみでもあります。