「……無謀な賭けだと思うがな」
「ふふん、言ったでしょ? 人生は賭け事の連続なんだって」
「だが、勝ち続ける人間などいない」
諦めたように諭すカミラに、エルネスタはにやりと笑って答えた。
「そりゃあそうだろうねー。でも、だからこそ面白いんじゃん?」
《鳳凰星武祭》に決着。
綺凛と紗夜は健闘して、アルディとリムシィを圧倒とまではいかないものの、善戦します。
ただ、敵もさるもの。とっておきの切り札を出してきて、状況をひっくり返す。
まーあれだけ思惑とかいろいろ背負って出てきた手前、主人公チームとは戦わないはずもないですよね。
一方で、ユリスの関係者、フローラがさらわれていましたが。
そっちのほうでも、主人公たちに圧力が。
主人公の武器の封印を要請してきて、黒幕は推測できるものの証拠は無し。
なんとか仲間の協力を得て、調査の時間を作ったりしています。
自分も、フェニックスの合間を縫って調査をしているわけですが……
しかし調査の中で出会った女子を、流れるように口説いたぞ。
口説いたというか、自然に連絡先を訪ねて、実際にゲットしていますからね。
他校の生徒会長のプライベートなアドレス入手するとか、何しているんですか。
今回登場したクインヴェールの生徒会長さんが、結構いいキャラで気に入りましたねー。
元の想定では、もうちょっと登場後になる予定だったとか。
編集さんグッジョブ。
最初に設定した5人のヒロインのうちの一人だとかなんとか。
ユリスと紗夜と綺凛とクローディアとシルヴィアの5人かな?
あちこちの学園で思惑が渦巻いているようで。
一つの大会を、複数巻かけて丁寧に描いてましたが、同時に各学校の様子も少しずつ描かれていました。
それぞれになんか思惑があるようですけど・・・・・
いったいどうなることやら。
姉の所在について触れられましたが、いったいどういうことなんでしょうね、あれ。
あの姉はいったい何をしたのか。
怪しげな計画の全貌が気になりますねー。