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「ラスティアラ。ディア。格好悪くて申し訳ないけど、ここからもっと格好悪くあがくことになると思う……! もう僕は取り繕いも逃げもしない。そうやって失敗するのはもうたくさんだから……!」

 

スノウがいい感じに壊れてきたなぁ。

あの気だるげな感じでやる気のなかった彼女はいったいどこに行ったやら。

前回最後、変な気付きを得たおかげで、カナミに対しての執着度がMAXになったというか限界振り切ってストーカーじみてきてるから怖くて仕方ない。

竜殺しという名誉ある行いでローウェンを吊ってカナミも一緒に連れていったり、やる気になった彼女は怖いなぁ。

 

リーパーとの会話もあって、カナミは腕輪を破壊し、自分を取り戻そうと動きますが。

これが中々うまくいかない。パリンクロンはなんとも面倒な呪いを残してくれたものです。

自分で壊そうとしても守ってしまう。ローウェンは腕輪を壊すことでカナミとの決着がつけられなくなることを恐れ、ラスティアラたちは外す気満々だけど、スノウの邪魔が入る、と。

 

スノウの妨害をかいくぐって腕輪を壊すために、ディアにも協力を頼むことに。

……この子はこの子で、不安になるなぁ。ラスティアラいなかったら本当に街の一つくらい吹き飛んでいたんじゃなかろうか。

 

舞闘大会において、カナミやラスティアラ、ローウェンたちは危なげなく勝ち進んでいきますが。

それぞれに譲れないものがあって、時に妨害を入れたりしていましたが。

英雄を探す、エピックシーカーのリーダーであるカナミが『英雄』を否定しているって言うのが中々痛快な状況ですね。

そして全てを取り戻したカナミは思わず叫んでましたが……まぁ、そりゃあ叫びたくもなるわな。全力で黒歴史作ってたようなもんだし。

ご愁傷様です。次回はローウェンとの決闘になるでしょうし、今から楽しみです。