ico_grade6_3
AK 「はぁ? 煩悩にとらわれとるじゃと? そんなヤツはワシらの中には……」
ウルフ (AKをさえぎって)「そこを退いてもらおうか!」(一同爆笑)
AK 「いたよ……すぐそばに!」(笑)


プレイヤーに、『B.A.D』・『アリストクライシ』の綾里けいし。『覇剣の皇姫のアルティーナ』のむらさきゆきや。
『マージナルオペレーション』の芝村裕吏。『オーバーロード』の丸山くがね。
この4人を迎え、原作者、橙乃ままれがGMを務める豪華なリプレイ。
・・・・・・ルールブックより先行してリプレイだけ出るのはどうかと思いますが。
いや、ある程度は作者HPで先行公開されてたりするので、そっちで参照できる部分もありますけど。
でもやっぱりルールブックが欲しいよなぁ、と思うところです。 

内容は、普通に面白かったですよ。
原作の雰囲気を壊さずにうまくデータ化されていると思いました。
そもそも原作の『ログ・ホライズン』からしてゲーム世界風の異世界に来てしまったプレイヤーの物語ですからね。
本文や注でも触れられてますがメタ×メタ×メタ。
「ゲームキャラクター」の「プレイヤー」の「プレイヤー」というややこしい構造になってます。
でも、こういう構造だから原作でいうとアカツキみたいに女だけど男で登録していたーとかそういうネタができるわけですね。
ネカマとネナベしかいないパーティーをいじるシナリオとかを一瞬思いついたけど、実行する当てがなかった。
アキバが落ち着くまで外観再決定ポーション使えませんけど。

かなり重要なキャラクターがNPCで出てきたことにはちょっとびっくりしましたが。
さすがにオール作家。
創作に携わる人々のロールプレイは堂に入ったものですしたね。
戦闘時の作戦も本気なのがうかがえて、そこそこ楽しめました。 

第一話「絶海の孤島! 冒険者大地にたつ」
第二話「密林逃避行、冒険者よ大地を駆けろ!」

の二話収録。
パーティーは〈盗剣士〉で、ぼっちなセイネ。
〈武士〉でセイネのストーカー。セイネが絡まなければ至極まともな狼マスクの、ウルフ。
〈召喚術士〉で、なんと御年78歳。グッズを取り扱う会社社長である、ヘッジホッグ・AK。
〈神祇官〉で、服装のセンスは悪いが、結構パーティーの良心でもあるマスダさん。

戦闘の時とか、それぞれの職業で全く別モノだっていうのがよくわかりますね。
データがなくても、原作を知っていればなんとなくわかる部分もあります。
いや、どうせならルルブ手元に欲しかったですけどね。
楽しかったので、ぜひ続刊が出てほしいものですが、どーなりますかね。

ログ・ホライズンTRPG リプレイ 宵闇の姫と冒険者
橙乃ままれ
KADOKAWA/エンターブレイン
2014-03-31