伯爵:「いい子だねぇ。……でもその『守りたい』って想いに殉じる覚悟はあるかな?」おじさん、急に真顔になるぞ。
古の災厄が現代に蘇る「神話災害」と呼ばれる事象が起こるようになった世界。
災害をもたらすものが神話に由来するならば。災害を鎮め、問題を解決するのは神々の領分。
プレイヤーは神の力を宿した人間「アマデウス」となり、そうした災害に立ち向かっていく……というのが大枠。
本の内容としては最初にリプレイが掲載されていて、その後にデータ部分が乗っている感じです。
リプレイも、ルルブ掲載の簡易なもので、どうやって遊ぶのかの解説編みたいな構成。そういう意味では少し物足りなさがありました。
戦闘絡みのデータとかは自分が冒険企画局のシステムをあまり使わないこともあって、途中いくつか飲みこむのに時間かかる部分も。
……そもそも最近セッションも出来てないんですがね。
神話ごとに対立しているとかではなく、それぞれの神話に起源を持つ親神より力をもらった神子として、協力しあうという流れになるのは面白いかな。
特にクトゥルフ神話ですら協力しているというのは、中々愉快です。通常だとクトゥルフ系は敵側に回されそうなものですが。
まぁ、そうするとありきたりになってしまいますし。そもそもクトゥルフTRPGありますしね……
このごった煮加減は嫌いじゃないです。