ジャンプSQの感想ー。

・山本ヤマト 『終わりのセラフ』第四十四話 死海ドライブ
優たちを目指して接近する吸血鬼二人。
フェリドが本当自分の楽しさしか追い求めてなくて、厄介すぎる……この人本気で優たちの友達になりに来てるだろうけど、自分にとっての「面白さ」が無くなったらあっさり裏切りそう。
十三位のクローリーにすらグレンたちがあしらわれたというのに。
七位のフェリドと一緒に接近してるって言うんだから、普通に絶体絶命っぽいですけど、この後どうするのか。

・加藤和恵 『青の祓魔師』第78話 戻れなくてももういいの
催眠効果があると分かってるのに、同じ手に引っかかる燐……
もうちょっと頑張ろうぜ、と言いますか。
考えるのは雪男がいるから大丈夫、といつも以上に本能で行動してる気が。
八郎太郎が本性を現して、厄介な状況になってますが……最後やっていた兄弟の珍プレーで痛手くらいは与えられるのだろうか。

・泉光『7th GARDEN』root21 襲来!第一天使レアキム
ロキを退けることに成功したアウィン。
巻き込まれただけのフィゴルは助かってましたが、完全に作り替えられたイルミナは戻らず。
記憶操作だけはしてあるみたいですが、屋敷の住民も少しずつ違和感を抱いてる様子。
リズは、アウィンを鍛えたり様子を見たりと、自分なりに目的を持って動いてるようですが……マリアにしろアウィンにしろかなり歪ですから、上手く運ぶかどうか。
おまけに間髪入れずに次の天使が襲ってくることが発覚し。村全体が戦場となることを知ったアウィンの取った行動が悲しい。
効果的では、あるでしょう。けど、だからと言って、守るために壊すなんて言う手はあの優しい庭師の少年に取ってほしくなかった。
このまま崩れていってしまわないだろうか、と心配になります。
ヴィーデの中にいたマリアが表層に出てきたと思ったら、今度はアウィンが闇堕ちか……お嬢様が無事な限り、最後の一戦で踏みとどまってくれるとは思うんですが、逆に言うとそれが喪われたらおしまいな気も。

・アミュー 『この音とまれ!』#45 王者の覚悟
10年連続で全国出場した記録を持つ名門、姫坂女学院筝曲部。
けど、前回は珀音に負けたわけで。油断はなかったか、と自分たちの行動を振り返って。
「勝つのが当たり前」になっていた。油断があった、という冷静な意見が出てくるあたり層が厚いと言いますか。
これで、最初に出てきた「向こうの方が審査員受けする曲だっただけ」という驕りに浸っていたら敵じゃなかったんですがね。
主人公たちからすればライバル陣営の話ではありますが。彼女たちにも覚悟と、背負うものがあるんだ、という見せ方は嫌いじゃないです。
さて、姫坂の状況説明で一話使いましたが、どんな演奏を見せてくれるんでしょうかね。