ico_grade6_3h

「各務! 勝ちなさい!」

()

「恨みで救われる世界など、誰も祝福しませんわ!」

()

「私たちが戦うのは、失った恨みではなく、失わせないため、――そうですわね、各務!」

 

堀之内とタッグを組み、ハンターを打倒し、ランクを上げた二人。

その後、ハンターとも協力し技術や情報をやり取りして、地力を上げていきますが。

ここでランク2位の魔女が、喧嘩を吹っ掛けてきて。

ハンターもあっちから来たような気がしますが、高位ランクの魔女は喧嘩売りに行かねばならないってローカルルールでもあるのか。

三巻でランク1位の魔女にも喧嘩売られたら、完璧な天丼芸ですがどうなるやら。

 

二位の魔女、メアリー・スー。

術式科のエースにして、かつて各務が訪れ、滅びを止められなかった世界の生き残り。

メアリーは、各務が最後の戦いを前に逃げた事を懸念とし、この世界で同じことが起きないように彼女を阻止しようと前に立った、とのこと。

ただ、各務には彼女なりの理由があって。言い訳になるからとメアリーに直接言う気は無さそうでしたが。

 

そんな因縁がある相手との戦い。

いつも通り馬鹿なノリではしゃいでる部分もありますが。

敵対しつつも、かつての築いた師弟関係の名残があちこちにみられるのはいいなぁ、と思いました。

各務の阻止を目的としてメアリーは敵対しましたが。それは決して黒の魔女に与するという事ではなく。

滅びを知っているからこそ。メアリーは戦っていた。でも、戦いに明け暮れるばかりではなく、この世界での友人が出来てもいた、というのは一つの救いではありますね。

 

「人を撃つ能力全振り」な堀之内はさすが川上ワールドの神道関係者。

ここまで方向性が分かりやすいと、作中で指摘されていた通り、情報隠す意味もあまりないよな……

バチバチやった後、とりあえず一先ず決着。各務は順調にこの世界のランクを上がっていってます。これまでの経験があるから、彼女ぶれませんし、安心してみてられますなぁ。

OBSTACLEシリーズ 激突のヘクセンナハト (2) (電撃文庫)
川上稔
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-02-10