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「ラティナが……っ、とうとう……っ、反抗期に……っ!」

 

ある意味安定の、酷いコメントであった。

 

デイルの故郷までの旅を終え、クロイツへ帰ってきた二人。

お土産を配り歩く中で、帰路の様子が描かれます。

行きの滞在で仲良くなったマーヤは、やはりかなり大変だったようで。

獣人族の彼女は、ティスロウでラティナが村の犬やら幻獣すら手懐けたことを、雰囲気で察して。

要するに慕う相手に自分以外の匂いが付いてるのが気に食わない、とラティナにくっついていて。この辺は動物の縄張り争いみたいなものかなぁ。

 

魔力が強いとその性質が強く表に出るので、髪や眸に特徴が出る、って話がでて。

それが表に出ているキャラクターとして、『薔薇姫』なんかも出てきましたね。

元々デイルの友人の知人でもあって、情報は知っていたようですが。

その後、交流する展開になってくるからなぁ。彼女が巻き込まれた災難は、まだ解決したとも言えないですし、なんか嫌な予感するなぁ。

 

ケニスとリタの子どもも無事に生まれて。

ラティナも順調に成長しています。デイルの仕事仲間であるヘルミナにからかわれたり、彼女を苦手に思っている姿もかわいらしいものでしたが。

ラティナ、ちゃんと成長してるんですよねぇ。親バカなデイルに彼女の言葉が届くのはいつになるやら。