「……もしかして これ ちょっと」
「お おかし… い?」
「ちょっとじゃないし!!!」
シロが抽選で特賞の沖縄旅行を当てて。
住子さんに献上してました。「シロに南の島なんて生意気」「たまらないよね」といういつも通りなやりとりの果てでしたが。
で、旅行をプレゼントした分手当をもらったシロは、代わりにレンタカーの割引券をもらい。河合荘の面子で海に行くことに。
えーっと、いろんな意味でチャレンジャーだな……宇佐は、律と交流できてて心の栄養補ってましたが。
車の運転手が麻弓で。
過去に「車二台廃車にして、親に車はやめてくれ」と言われた経歴を持つ驚異の経歴を明らかにしてましたが。……無事に辿り着けて良かった、ホント。
そして、海についたらついたで大人女子二人組が、コンビ組んでナンパされに行ってるし。
宇佐評の「利害一致するとホントロクでもないなぁ」が端的に彩花たちの状況を表現してる。
彩花の友人、ツネコが登場。
実家に連れ戻されることになりましたが……親が扱い心得ていてさすがというか。
故郷で行われるイベントに、麻弓が参加することになって、本当にカオス……
ツネコの先輩が良い人でしたねぇ。上手くとりなしてた。
そして相変わらず律が可愛かった。
8巻かけてじわじわと距離を詰めてきて、ようやくここまで来たか、という感じ。
けれど宇佐も失言多いし、律は意地張っちゃうしで……またしばらく硬直状態に陥りそうな不安もあるんですが。どうなるやら。