「いきものは死ぬんだよ!!」
「どんな奴でも! どんな獣でもだ!!」
「だからしがみついて精一杯あがいて 生きられるんだろうが…!」
「終わりが見えない道なんて つらいだけじゃないか…」
主教が悪魔に誑かされて。未熟ながら悪魔と化した少女レア。
異端審問官が、「――きみは」「もう 休まなければいけない」と斬りかかるシーンが悲しいなぁ。
病んだ妻は拾われた子を自らの子と思いこんだ。
けれど、心を病んだままだった彼女はバランスを崩し……子を殺した。
マリオンが言っている通り、彼女は可哀想ではある。けど、やっちゃいけないこと。やらせてはいけないことはある。
ファウストが、長く生きているからこそ、それを否定できるのがいいなぁ。
異端審問官の長が出てきましたがメフィストの身体を「絶対に元に戻してはいけないもの」と口にしていたり、気になるキャラですな。
しかもかなり過激というか苛烈というか。立ちはだかるとしたらかなりの難敵になりそう。
教会側にもかなり深い闇がありそうですし。
ニコが誕生するまでの過去が明らかになったりして、異端審問官と異端の魔術師・錬金術師の追っかけっこはいつの時代でも繰り広げられてたんですなぁとしみじみ。
そして、ファウストに接触してくる新たな悪魔。嫌な予感しかしませんが、どうなるやら。