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「人間たちや神殺しとさえも通じ合おうとする異端の英雄には――同じく、変わり種のカンピオーネが相応しいと思うのだよ。ぜひ、ふたりの対決を実現させてくれ」

                                                                                                                            

魔王同士の争い、という事で。

巻頭にカンピオーネが今持つ権能が掲載されているのはありがたい限り。

コミックス版で紹介したときの方が詳しい項目もあるけれど、そちらでは紹介してない権能もこっちには乗ってるとかなんとか。

コミック版の方は手を出してなかったので、ちょっと見てみたいところ。

 

魔王たちの内ゲバだけでも大惨事なのに、ラーマの弟まで現れて引っ掻き回しに来るんだからたまりませんな……

カンピオーネは誰も彼も「殺しても死なないだろコイツら」という御仁ですが。アイーシャ夫人の回廊に放り込まれたスミスが即座に戻ってくるのはさすがに予想外。

いや、過去に送り込まれたのち、数か月の大冒険を経て戻ってきたらそんなに時間たってなかった、って話みたいですけど。

アイーシャ夫人が居なくても戻ってくるあたり、もうどうやったら死ぬんだコイツら……内戦から排除するのだけでもかなりの難題ですよね。

 

攻撃手段が「剣」しかないドニが切り札を披露してましたが……アイツなんでもアリかよ……

古参のカンピオーネ二人が、アイーシャ夫人の回廊への対策をしっかり取っていたのも、流石としか言いようがありませんが。

仕込みをしていたスミスも、油断ならない。自分で、自分を排する作戦を立てるスミスも凄いが、それに速攻でのるアレクも変人ですよね……

 

スミスが変わり種のカンピオーネだから、と護堂を最後の一人として推薦してますが。むしろ変わり種じゃないカンピオーネなんているのかよ、とツッコミを入れてしまったんですが。

次回、最後の闘い。カンピオーネは一時退場しましたが……神様の陣営にあまり欠けが無いのはちょっと不安要素ですね。

一戦ごとのボリュームが減ってしまうのではないか、と心配してます。最終決戦なら、それらしく盛り上げてほしいですしねー。護堂が死ぬ心配は全くしてません。殺しても死なないだろうし。えぇ。