先週のジャンプの感想。

・尾田栄一郎 『ONEPIECE』第865話 ねぇマザー
作戦が最終段階に入ったと判断してベッジが裏切りを表明。
ルフィを援護し、なんとかマザーの写真をビッグマムに見せて、ギリギリ踏みとどまっていた混乱状態を飽和させ、奇声を上げさせることに成功。
その隙をついて、サンジがヴィンスモーク家を拘束していたアメを破壊していましたが……「レイドスーツがあれば貴様らの好きにはさせなかった」とか切り札の存在をほのめかしてますし、このまま拘束していた方が良かったんじゃないかなぁ、って感じもしますな。
そして、混乱状態のビッグ・マムとマザーの関係がどういうものだったのか、という回想が始まりそうですが……
これまでのビッグ・マムの行いからして、どんな過去があろうとも、許されるものではないと思うんですがね。
そして次号は休載だそうですよ。

・佐伯俊 『食戟のソーマ』214 強者たる所以
ある一方の方が、より強くそばの香りを感じられる、と評価しています。
「何故こちらの方が」とか言っている時点で、幸平の皿の事だろう、とわかるのに、次に引いてましたが。
案の定、幸平の皿の方が香りを感じられたそうですよ。
極寒の地と言う環境故に、香りの立ち方が通常と異なったのではと推測されてますが。
紀ノ国はあらゆる技を実直に学ぶ女の子で。学ぶこと、学んだことを披露する事が楽しく感じられると以前書かれていましたが。
そこからさらに踏み込んで、自分なりの工夫を施すところまではいけなかった、と。
お題が慣れ親しんだそばだったこともあり、いつもどおり「紀ノ国流のそば」を打ち、そして負けた、と。
一色先輩、ふだんおちゃらけてますけど、やはり色々とちゃんと見てる人なんですよねぇ。
それが分かっていたなら、もう少し交流して彼女を極星寮の面々と同じように尊重していたら、薊政権が十傑の過半数取れずに、こんな騒ぎにならなかった可能性もあるのでは……?
ま、何かが一色先輩の琴線に触れず、そこまですることはなかった、という事なんでしょうが。
一先ず、反逆者側が一勝。これで最初から幸平が負けてたら何してるんだ、って話ですが……十傑の、得意分野で当たったにしては、いまいち盛り上がりに欠けた感じがしてしまうのが残念。

・空知英秋 『銀魂』第六百三十四訓 ウサギは月夜に高く跳ぶ
源外は、いざという時の為に、あのナノマシンに対応できる術も用意していたとかで。
いや全く優秀な発明家ですな、本当。
同族の本能か、源外を連行していった、夜兎の所在を何となく感じた神楽。
その感覚を信じ、神楽を戦闘に銀時たちが進んでいますが、解放軍もここに至って戦いを辞めず、数が多いため思うように進めない状況。
建物の多くは無事であったため、神楽がその身体能力を活かし、独りで先行。
とはいえ、独りでどうこうなる状況でもなく、ピンチに陥っていましたが……そこに駆けつけてくる相手が居るって言うんだから、もうたまりませんねぇ。

・葦原大介 『ワールドトリガー』
休載。