ico_grade6_3

「約束しようじゃないか。キミが想像もしたことのない最高の青春がココにある」

()

「ようこそ、ほま高登山部へ」

 

高校入学を機に、意中の相手に好きだと告げた少年、冬馬。

けれど、シチュエーションが悪かったというか、相手が鈍かったというか……

少女は登山が好きで、登山部に入ろうとしていて……その道中だったモノで「登山が好きだ」と言う意味にとられてしまって。

おまけにそれを登山部の部長に目撃されていて、登山部に勧誘されて、とりあえず体験入部する事に。

 

月に一回登山に行くとかなんとか。冬馬は割と少ないと思ったみたいですが、私は割と登ってるんだなーと思いました。

費用とかその辺の問題もあるだろうし、そう頻繁に行けるもんじゃないのでは、と思ってたので。作中の例としては、月に二回行く学校もあるとかありましたが。実際のところどうなんだろう。ちょっと気になるところ。

ただ、作者さんも高校で登山部だったそうですから、ある程度はリアルに即してるのかなぁ。

海のレジャーは経験ありますが、本格的な登山はしたことがないのでちょっと興味あります。体力無いので、登り切る自信とかさっぱりありませんけど。

 

ある高校の登山部の活動を追う、本当にそれだけの作品。

ただまぁ、先輩方は優しかったり、変態でフェチで変わり種だけど頼りになる人達で。

登山を楽しむ、部活内でのいい関係が築かれているなぁと、青春模様に和みました。

私自身、先日高校時代の友人と遊ぶ機会があったので、なおさら。部活の仲間と集まってバカ話で盛り上がったりするのって、やっぱり楽しいんですよねぇ。

それが今も続いている事を有難く感じているところなんですが。

冬馬が、登山の楽しさを知り、正式に部活に入る決意を決めたところで終わっていましたが、彼の青春がこの後も楽しく続いてほしいものです。