先週のジャンプの感想。

・尾田栄一郎 『ONEPIECE』第870話 訣別
ルフィたちはサンジ奪還や、ポーネグリフの文面など目的を達成したけれど。
暗殺を失敗したベッジ達は確かに何も得られてないんですよねぇ。
オマケに、時間稼ぎに城を出したものの、動けなくなりビッグ・マムのサンドバッグ状態なわけで。
ルフィ達と道連れになるもいいと零してますが。
……部下や妻子を死なせるわけにはいかない、と吠える姿は組織のトップとしての覚悟が見えていいですね。
ビッグ・マムの勝手さに比べれば好感が持てます。
サンジが家族を助けた理由。ゼフに助けられたことを誇りに思っていてあの人に顔向けできない生き方は出来ないとか。
それにほだされたわけではないでしょうが、ジェルマが退却の時間稼ぎをすることに。……だって言うのにサンジとルフィがビッグ・マムに喧嘩売りに行ってますけど、どーするんだコレ。

・佐伯俊 『食戟のソーマ』221 辛味大合戦
竜胆と女木島の対決を先に描いていくみたいですねぇ。
美作達の対決がどんな感じになるのかも結構木になっているんですが。
テーマが「唐辛子」で、かたやワニを引っ張り出し、かたや創作「アフリカンラーメン」を作るとかなんとか……
え、一体どんな対決になるのか予想が出来ない……
どちらもお題の唐辛子を山ほど投入したパワープレイで勝負するつもりのようですし、どんな皿に纏めてくるんでしょうかね。
そして女木島先輩がこの連隊食戟に参加してくれた理由なんかに触れられそうですが。
勝負に興味ないと言い続けていたのに、「あの野郎の熱に当てられちまった」と幸平の味方になってくれた先輩。
コレは中々味わい深いエピソードになりそうですし、勝ってほしい所ですが。……逆にそういう美味しい場面が描かれてしまったら、あとは転がり落ちるだけ、という説も……
というか女木島先輩、勝負事には興味ないと言いつつ十傑三席にはなっていたのか。ある程度食戟はこなしたってことですよね。読めない人だな……

・空知英秋 『銀魂』第六百四十一訓 英雄は人に作られるもの
兵器へのエネルギー充填が終わるまでの15分を稼ぐため、敵の総攻撃が始まって。
味方側の船が次々に撃沈されていく状況。
鬼兵隊の参謀武市は、小型艇で敵の母艦に突撃し、エネルギー供給を一時的にでも遮断するという荒業に出ようとしていて。
……自らの命を顧みない、特攻で。命を賭けるには充分足りる15分です、とためらわず進む。
万斉も、ボロボロの身体で戦い高杉を先に送り。絶望的な状況でも闘い続け、死に抗い続けている。
あぁ、この決意は揺るぎないものだろうな、と。ただそれを見守るばかりです。
残り僅かな時間、それをどう戦い抜くのか、心して待ちましょう。

・葦原大介 『ワールドトリガー』
休載。