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「決闘とかケンカなら、僕は別に弱くないんだ。むしろ強い方……いや。たぶん、かなり強い方だと思うね」

 

「カンピオーネ」を描いていた作者の新作。

タイトルからして薄々予想はついておりましたし、帯でそもそも「新たなる○○○のファンタジー」とか書いてる時点で裏表紙あらすじの「何の力も使えない素人」って部分は嘘だ! と思いながら読んでいましたが。

 

神話の世界とつながり、災厄を齎す異空間「サンクチュアリ」。

サンクチュアリ内で神々があれれば、それは地上にも影響を与える。

という事で、専門知識を持つ少女と、なんちゃって素人の蓮が内部に踏み込んで、空間の歪みをただすべく動いていますが。

 

こちらからサンクチュアリに踏み込んだ、って言うのもあるでしょうし。

今回の根幹がトロイア戦争だったって言うのもあるでしょうが、神々との距離がかなり近かったですねぇ。

そういう意味では蓮みたいに飄々とした性格の方が、この世界にはあってるんだろうなぁ、とか思いました。

 

こんな所に「カンピオーネ」世界の神殺し放り込んだ日には、ボーナスステージとばかりに権能増やしまくって手に負えなくなるのでは。

なんか最後、どこかで見た事あるようなエメラルドの瞳の狼のような男が出てきてましたが……え、あの人の若い頃なのアレ……?

今回はなんか機嫌よかったっぽいですけど、絶対なんかよからぬ騒ぎ引き起こしますって、あの御仁。

「カンピオーネ」のキャラ達とはまた少し違った獣の話、満喫しました。