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「あなたは本っ当に仕方のない吸血鬼ですね……ばか!」

 

第二部が始まったところで、なぜか唐突に過去編というか。

本編1巻の事件後にあった出来事を収録した番外編が登場。

何故今更刊行されたのか、正直謎ですが。

それぞれのキャラクターの普段と違う一面が見れたり……いつも通りの古城や雪菜が見れたのは良かったかなぁ。

 

吸血鬼がかかるという風邪をひいた古城。

魔族特有の病気なんかもやっぱりあるんですねー。

幼少期にり患してしまえば抗体ができて、それ以降ほぼかからない病気のようですが。

特殊な事例で吸血鬼になった古城には抗体がなかった、と。真祖でも風邪は引くんだな……と何か感心してしまった。

 

シリーズ最新刊で催眠術掛けられた時と言い、我を忘れている時の方が、能力の制御できているって言うのはなんというかご愁傷さまというか……

もう、あの黒歴史を受け入れていっそ開き直った方が強いんじゃないのかなぁ。

古城が強くなりすぎると、緊急時の吸血行為という言い訳がなくなって、それはそれで大変そうですけど。