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カミュ:こいつ、戦場に女を!?

ギデオン:はっはっは。私の代わりに死んでもらう必要がありますからね!

GM:いやあ、魔法文明滅んでよかったわー。

一同:(爆笑!!)

 

第一話『災禍の足音』、第二話『貴族の血とは』、第三話『決戦のオルレーン王国』の三話を収録したリプレイ。

少し前に発売した魔法文明時代の情報を記したサプリメント『エイジ・オブ・グリモワール』準拠で新しい種族とか、追加された「印象」判定とかも描写されていました。

ソード・ワールドのサプリも気になるんですが、全くと言っていいくらい追い切れてないんですよねぇ。

なぜかウィザーズトゥームだけは持ってますけど。その内買い揃えたい。……そんな事言ってるうちに下手するとバージョンアップしたりしてな……

 

滅びた古代の文明、今に伝承のみ残る魔法時代。

中々にロマンがありますよねぇ。あとがきで著者も語っていましたが。今とは違う時代、異なる価値観でどんな生活が営まれていたのか。

そんな夢想の果てに描かれた答えのひとつ。当然のことながら、時と場所が変わっても、目的の為に必死になる様は似通っていて。

……いや、魔神研究にいそしんでる婆ちゃんはどこかで止まってもらわないと不味そうですけど……まぁ、タビットだから寿命の方が先に来るか。

 

デュランディルという天才が魔術を生み出し、高弟に暗殺され知識が流出。

魔法王が乱立し、研究の果てに多様なアンデッドが生まれ、リプレイではそうした流れを受けた魔法文明後期~末期にかかる時期の、ある連邦に属する国が舞台。

魔物知識判定に失敗したときの「おまえの正体、見破ったぞ! 不確定名「○○のようななにか」!」(○○はネタバレ回避で伏字)って場面では腹筋痛くなるくらい笑った。

正体を見破ったと言ってるのに……いやまぁ、判定に失敗したい以上仕方ないことですけど。直前の流れからのコレはひどい(褒めてる)。

いつもと違う時代が描かれていて、かなり新鮮で面白かったです。