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「ルッツ わたしの紙…ルッツが作る?」

 

トーゥリの7歳を祝う洗礼式。

その当日に会議が入ってしょぼくれているギュンターは本当親バカだよなぁ。

マインはそんな父親を連れて門で仕事のお手伝い。

親バカギュンターに振り回されるオットーが大変です。

そして門で順調に文字を覚えている者の、本づくりが停滞中のマイン。

 

ルッツから相談を受けて、それをオットーに伝えて。

旅商人になりたいという、この世界ではかなり無謀な夢。

それを諦めさせるため、あるいは普通の商人に変えるため会合を持つことに。

ここで大店のベンノと伝手があるオットーを頼れた、というのがマインの転機のひとつだよなぁ。

まぁ、そもそもあの家族の下で暮らし、ルッツに出会えなければ、とっくに死んでいたでしょうけど。

 

コリンナ愛を語るオットーがどこまでもオットーで、凄いな……

最初は興味津々で聞いてたマインが頭抱えるくらいですしね。

商人見習いになるために、紙づくりをすることになったマインとルッツ。

場面ごとに表情がちゃんと描かれていて、見ていて楽しい。

 

巻末には描き下ろし短編「洗礼式と髪飾り」が収録。

マインがトゥーリの為に作った髪飾りをギルド長とその孫娘が目撃して。

いったいどこで売り始めたのか、と探し始める顛末が描かれています。

コミカライズ途中から短編が乗るようになって、コレがまた面白いんですよねぇ。少しずつ世界が広がっていく感じが良いです。