「無理だと思われていた孤児院の救出をローゼマイン様は達成しました。たとえ無理だと思われたことでも、それを可能にする努力をローゼマイン様の側仕えは求められます」
初出の情報も紛れ込んでるふぁんぶっく。
Q&Aとかを見るに、本当に世界を細かく作り込んでるんだなぁ、って感じがします。
口絵・扉絵ギャラリーやキャラクター設定資料集なども収録されていてかなり豪華な感じ。
シリーズファンなら必見です。
ローゼマインが神殿長になるにあたって、フランが二コラ達に貴族区域を案内する短編「神殿案内」も
鈴華さん描き下ろしのコミック番外編「娘は犯罪者予備軍!?」も掲載。
約束を守れなかったマインはもう森に行かせない! というギュンターがトゥーリやルッツから話を聞いて考え直す話。
「ちゃんと理解した」からの「全力で泣かす」というマインの迫力に負けてました。
「もったいなくない?」のところとか絵、可愛いんですけどね。言ってる事物騒ですが。
扱いになれてるルッツが流石。家族の寛大さもあるけど、ルッツの存在はかなり大きいよなぁ。
Q&Aで出てきたのは、ベンノの亡くなった恋人リーゼの死因とか。
マインの前世、麗乃の名前の由来とか。貴族たちの正式名の設定についてだとか。
回答もわりとフランクに書かれてて、スラスラ読めました。