「安心しましたとも。だってこれから、――貴女のやろうとする歴史再現の足を引っ張ってぼろぼろにしてなかった事にして一緒に咎めを食らういやがらせを全力で開始するのに、貴女は庇護してくれると言うのだから、最高です」
(略)
「貴様らあ――!!」
読み損ねていたガールズトークを消化。
メアリが合流してからIZUMOに入るまで……つまり、2巻と3巻の間あたりのエピソード。
何やら、IZUMOに入る前にも色々と横やりが入っていたようで。
唐突にやって来た前教皇相手の正純の交渉が、凄かった。
いやぁ、相変わらず酷いな武蔵勢。
チャット内で『……うちを庇護下に入れるって、うちを知ってたら絶対言わないよね』と自分達で言ってしまってる辺り、流石すぎる。いいぞ、もっとやれ。
臆病者故即座に判断できません、だったら指示あるまで動くな! と返されて、武蔵を停止させるとか。どういう思考回路してるんだ。
二重襲名者。元教皇ウルバヌス八世並びに以心崇伝。
武家諸法度を制定した、という経歴を持つ襲名者。ここで、正純に接触しに来た目的があって、それは最終的に果たされていたようですけど。
道中が散々だなぁ……武家諸法度を制定するときの、神罰の話の部分とかもまたひどかったですけど。
この世界、わりと悪ノリと勢いだけでできているんじゃないのか……?