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「し、知らないわよ。私なんかのために……」

 

910巻に比べると薄め。

展開もちょい落ち着いた感じでしたかね。

貴久と亜紀の処遇について話し合いをして、兄姉の行いに衝撃を受けた雅人が今後について決断をして。

強い子ですね、本当に……あの兄姉の弟とは思えない。リリア―ナ姫にも同様に評価されてましたし。これからももっと強くなってくれるでしょう。

 

そして、リオがかねてからの約束通りセリアを連れて、彼女の実家を訪問する。

そこで意外な人物との再会を果たして。

10巻で第一部が終わり、ここから第二部とのことですが。

状況を整理して、次の展開につなげるための準備段階って感じでしたねぇ。

 

リオに大事な人、と言われて顔を真っ赤にしてるセリア先生が可愛かったです。

あと、美春救出の様子を目撃してリオに惹かれていると、父に宣言し、リオにも今度デートしようとか言えるシャルロット姫が強い。

リオのたらしめ……まぁ、スペック高いし普通に優良物件ではありますが。

 

レイスが相変わらずいやらしく動いています。

肩書をいくつも持って、いくつもの国に干渉しているようですが……未だにその目的が読めずに不気味極まりない所です。

今回もまた爆弾を放り込んでくれましたが、それを聞いた面々がこの後どう動くかが気になってならない。

 

とはいえ、ガルアーク王国の名誉騎士という身分を獲得し、王や姫、勇者の覚えも目出度いとなれば、あまり過去の事に突っ込むのも憚られるのでは。

そもそもがベルトラム王国追放される原因が冤罪なわけですしねぇ。

ただ紗月との関係は良好とはいえ、貴久とか弘明とかとは距離がありますし。

瑠衣個人との関係は悪くなさそうでしたが、互いの立ち位置が微妙ですし、勇者絡みの問題には巻き込まれていくんだろうなぁ。

ドラマCD付くっていう12巻も楽しみです。


精霊幻想記 11.始まりの奏鳴曲 (HJ文庫)
北山結莉
ホビージャパン
2018-08-31