――こんなに他種族を引き連れて、お前は世界の王にでもなるつもり?
第六の種族、機鋼種。
ラースイーエは色々と知ってそうですが、簡単に教えてくれる手合いじゃないですし。
ウルザ連邦へ転移させられる、という異常事態に出くわしても、その中での最善を目指し行動できるカイ達は逞しいですねぇ。
悪魔族のハインマリルが、協力を申し出て来たりとどんどん状況が混沌としていきますね。
カイは色々と覚悟が決まりすぎているというか。
他種族との交流に躊躇いがない。止むに止まれぬ結果として、そうなってるとはいえ、他種族の高位の女子を侍らせてるとか、レベル高いな……
まぁ、今回最後に出てきた敵は、カイの特殊性を気に入ったレーレーンやハインマリルが助力してくれたからこそ撃破できた難敵でしたし。
そこに預言者シドのメッセージが残されていた辺り、引きが強い。各種族の英雄、当世のシドが集いつつあるこの地で、カイはどう行動するのやら。
預言神たちが何を考えて「シド」に助力しているかとか、明かされていないことが多いので、早く続きを……って気分。