ico_grade6_3

「あなたはわたくしに仰ったではありませんか。未来のために、わたくしが死ぬ必要はない。だから何があっても生きろと……。それはあなた自身にも言える事ではないのですか?」

 

最先端魔術を学ぶ学校に通うエリオットは、幼なじみと共に千年前に転移させられて。

学生とはいえ、通常過程を修了して、より専門的な学問に取りかかっていた研究者でもあって。

新しい魔術を創り出したエリオットと、首席のアーシェ。基本スペックが高い二人で、別の時代・場所に送りつけられても生き抜ける人材だったのはラッキーというべきか。

最終的に必然だったと明らかになったりするんですが。

 

産業スパイとして潜り込んでいた少女ラキアと行動を共にして、千年前の時代で情報収集したり戦闘に巻き込まれたりしてますが。

かなりサクッと話が進んでいったなーという印象。

サイラス先生は、うん。冒頭から名前出てたからどこかしらで関与して来るとは思ってた。

 

首謀者・実行者から現代に帰還する術を聞き出すとかじゃなくて、自分たちで戻る方法を編み出してしまう辺りとんでもないというか。

この二人セットにしておくとこの調子でどんどん新技術編み出すのでは……? とか思った。