「お前の賭けに乗ってやるって言ってんだ」
「行くぞアスカ!」
姿を消した母。記憶に残る少女。
その影を追い、ロンドンへの短期留学を決めた司飛鳥。
母が借りていた屋敷を訪れ……そこで、奇怪な出来事に遭遇、今まで知らなかった母について知っていくことに。
飛鳥に聞こえている声とか母の真意とか気になることが多いですねぇ。
続きが楽しみなシリーズが増えるのは喜ばしいです。心が豊かになる。
知る者が限られる幻獣の存在。
保護と共生のための組織だというZOOですが……今のところ、不信感しかわいてこないんだよなぁ。
怪しさしかない、というか。飛鳥の母と方針の違いもあったって話ですが、絶対あちこちで似たような事してるだろ感がすごい。
百の幻獣を取り戻すと聞いて桁多いなと思ったら九十は凍結状態になってると聞いてかなりハイペースで進みそうな雰囲気。
とりあえずは、嫌みなZOOの連中を見返してやってほしい所です。
本編はわりとシリアスですが、構成担当のみやこかしわさんの後書きは笑えました。正論に負けたそうです。編集さん正解、といいつつネタ方面もいっそアリだったのではとか思ったり。