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「じゃあ正しい作品ってどんなものなんですか?」

 

「引き」が強くて物語アレルギーを持つ高校生桜橋由字。

そんな彼が、バイトの面接を受けに行ったのは只の喫茶店ではなくて。

シナリオライターの共同事務所として使っている店舗で。

創作者たちと交流する中で、由字にも変化が生じていってますが。

 

彼も重要人物であるのは間違いないですけど。

登場するクリエイターたちの存在が、本当にまぶしいんですよ。

創作をしている人。あるいは、かつてしていた人。そういう人達に、手に取ってほしい。

締切破って冷や汗書いてたり、修羅場を協力プレーで乗り切ったり。

天才に届かないとしても、創作をする情熱であったり。痛くて苦しくて、それでも書く人々の姿に圧倒される。

 

「書くぞ俺はっ!!」

「てめぇが勝手に「坂口考一郎」の価値をさげるんじゃねぇっ!!」

一番苦しみながら、書いているように見える坂口が好きですねー。

彼の叫びは、本当に胸に痛い。けど、彼は自分で言った通り、書き続けてるんですよ。尊敬できる。